鏡を割ってしまって、ガラスだから「びん」の日かな、と手が止まっていませんか。
和歌山市に引っ越してきた人がいちばん戸惑うのが、この「ガラスっぽいもの」の扱いです。市の分別には「びん」という区分がちゃんとあるので、つい同じ袋に入れたくなります。でも鏡は、びんの袋に入れてはいけないものとして公式に名指しされています。
先に結論だけ3行書きます。
- 鏡は「びん」には入れません。少量なら一般ごみです。
- 1辺の長さが30cmを超える鏡(姿見・鏡台など)は粗大ごみ。粗大ごみ受付センターへの申し込みが必要です。
- 割れた鏡は新聞紙等に包んで袋の中ほどに入れます。待てないときは青岸ストックヤードへ自己搬入できます。
この記事では、鏡のサイズ別の区分、一般ごみで出すときの手順、粗大ごみの申込方法、自己搬入先、そしてやりがちなNG例までを、和歌山市の公式ページで確認できた内容だけで整理します。
この記事は2026年10月10日時点の和歌山市公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。

和歌山市で鏡を捨てる前に決める2つのこと
和歌山市の家庭ごみの区分は、一般ごみ・かん・びん・ペットボトル・紙・布・小型家電・蛍光管・粗大ごみ・白色トレイ回収です。鏡という品目名の専用ページや分別辞典は用意されていないため、判断は次の2つだけで決まります。
1つめはサイズです。和歌山市では「1辺の長さが30cmを超えるもの」は粗大ごみと決められています。鏡も同じで、手鏡や小さな卓上ミラーなら一般ごみ、姿見や鏡台のように30cmを超えるものは粗大ごみです。
2つめは量です。公式の「びん」の説明には「ガラス製品や鏡は入れないでください。少量の場合は一般ごみに入れてください。」と書かれています。つまり鏡の行き先は、びんではなく一般ごみ。ただし「少量の場合」という条件付きなので、枚数が多いときや大きな板状のものは、一般ごみの袋に詰め込まず持ち込みを選ぶほうが安全です。なお「少量」が何枚までなのかという具体的な基準は公式に記載がありません。
| 鏡の状態 | 区分 | 出し方 |
|---|---|---|
| 手鏡・卓上ミラーなど1辺30cm以下 | 一般ごみ | 指定袋またはレジ袋に入れて収集日に出す(週2回) |
| 割れた鏡(1辺30cm以下) | 一般ごみ | 新聞紙等に包み、袋の中ほどに入れる |
| 姿見・鏡台・鏡付き家具など1辺30cm超 | 粗大ごみ | 粗大ごみ受付センターへ申込、または自己搬入 |
| 枚数が多い・大きい板状のもの | 要確認 | 青岸ストックヤードへの自己搬入か、廃棄物対策課に相談 |
| 自動車のミラー類 | 市で処理できないもの | 「自動車及びその部品」として市では収集・処理しない |
1辺30cm以下の鏡は「一般ごみ」で出す
一般ごみの対象は「台所ごみ、再生することができない紙くず、プラスチック類、木製品・革製品・ゴム製品類、汚れている衣類、その他」。鏡はこの「その他」に入る扱いで、びんの説明にあるとおり少量なら一般ごみに入れます。収集は週2回です。
使える袋は2種類あります。和歌山市指定家庭用ごみ袋(大、小)か、透明または半透明のスーパーマーケット等のレジ袋で、10から15リットルまでの容量表示があるものです。容量表示のないレジ袋は使えないので、鏡だけを捨てるつもりでコンビニの袋を使うとそこで引っかかります。
出すときの手順はこうです。
- 鏡の1辺が30cmを超えていないか測る。超えていれば粗大ごみに切り替える。
- 割れている・欠けている場合は、新聞紙等に包む。公式の案内は「割れた瀬戸物やガラス類は、何かに包むなどして袋の中ほどに入れてください」「一般ごみとして新聞紙等に包んで袋の中ほどに危険のないように入れて出してください」です。
- 指定袋または容量表示のあるレジ袋に入れ、鏡は袋の底や口元ではなく中ほどに置く。
- 地区の一般ごみの収集日に、決められた集積場所へ出す。
包む材料は「新聞紙等」「何かに包む」としか書かれていないので、新聞紙がなければ厚紙やチラシでもかまいません。ガムテープで巻いて動かないようにしておくと、袋の中で角が出にくくなります。袋に「キケン」と表示するようにという指定は、和歌山市の公式ページには書かれていません。

1辺30cmを超える鏡・姿見・鏡台は「粗大ごみ」
和歌山市の粗大ごみは「家具類、寝具類、楽器類、家電製品等で1辺の長さが30cmを越えるもの」と定義されています。姿見、ドレッサー、鏡付きの洗面台収納、壁掛けの大きな鏡は、このサイズに当てはまれば粗大ごみとして申し込みます。集積所に黙って置いても収集されません。
申込方法は電話とインターネットの2つです。
- 電話:粗大ごみ受付センター 0570-666-202。受付は月曜日から金曜日(祝日を除く)の午前8時半から午後4時まで。
- インターネット:令和7年8月1日午前9時から受付が始まり、24時間申し込みできます。ただし申込条件があり、対象は令和3年4月1日以降に電話で粗大ごみを申し込んだことのある人です。初めての人、または令和3年4月1日以降に申し込んだあと市内間で転居した人は、まず電話で申し込みます。
- 申込時に、出す品目と場所を打ち合わせます。収集品目数は1回につき2〜15点です。
- 収集日は原則、受付日の翌週以降。お住まいの地区によって収集日が異なります。
- 収集日当日の午前8時までに、受付時に打ち合わせた場所へ「お名前・粗大ごみ」と書いた紙を貼って出します。
ここで押さえておきたいのが2点。ひとつは1回2点以上という条件で、鏡1枚だけでは申し込みの形になりません。他に捨てるものをまとめるか、後述の自己搬入を選びます。もうひとつは手数料です。粗大ごみの収集手数料について、和歌山市の公式ページには金額の記載が見つかりませんでした。無料だと断定できる記述もないため、申込時に受付センターで確認してください。
大きな鏡をそのまま運ぶのが不安なときは、割れないよう新聞紙や毛布で養生し、ガムテープで固定しておくと安全です。ただし「割って小さくして一般ごみに出す」のは、袋が破れる危険があるのでおすすめしません。
すぐ処分したいときは青岸ストックヤードへ自己搬入
粗大ごみの収集は翌週以降になるので、引っ越しや模様替えで今日どうにかしたいときは自己搬入が現実的です。和歌山市で鏡を持ち込めるのは、一般ごみと粗大ごみの両方を受け入れている青岸ストックヤードです。北事務所・西事務所は小型家電等と蛍光管等だけなので、鏡は持ち込めません。
| 施設 | 住所・電話 | 受付日時 | 受け入れる区分 |
|---|---|---|---|
| 青岸ストックヤード | 和歌山市湊1342-8/073-435-5560 | 月曜日〜土曜日(祝日含む)9時〜15時30分 | 一般ごみ・粗大ごみ・蛍光管等・がれき類・小型家電等・かん・びん・ペットボトル・紙・布 |
| 収集センター北事務所 | 和歌山市出島79-1/073-471-1503 | 月曜日〜金曜日(祝日含む)9時〜15時 | 小型家電等・蛍光管等のみ(電話連絡をしてから搬入) |
| 収集センター西事務所 | 和歌山市土入325/073-453-0253 | 月曜日〜金曜日(祝日含む)9時〜15時 | 小型家電等・蛍光管等のみ(電話連絡をしてから搬入) |
自己搬入の料金、必要な持ち物、本人確認の方法については、公式ページに記載がありません。無料とも有料とも書かれていないため、初めて行くときは事前に青岸ストックヤード(073-435-5560)へ電話で聞くのが確実です。車に積む段ボールや軍手も自分で用意します。
なお、コンクリート製のブロックや物干し台、七輪などは「青岸清掃センターに自己搬入することで処分することができます。但し1回100kgまで」とされています。鏡をこの扱いにするという記載はないので、鏡は一般ごみ・粗大ごみとして青岸ストックヤードへ持ち込む流れで考えてください。

和歌山市でやりがちな鏡のNGな捨て方
鏡は「ガラスの仲間」という見た目のせいで、間違いが起きやすい品目です。公式の記述から確実に避けられるものを挙げます。
- びんの袋・びんの日に出す:びんの対象は飲料用びん、調味料びん、化粧びん等です。「ガラス製品や鏡は入れないでください」と明記されています。
- かんの区分に入れる:かんの区分には30cm以下のなべ、やかん、フライパン、魚焼きの網、包丁・はさみ等も含まれますが、鏡は含まれていません。金属フレーム付きの鏡も、びんでもかんでもなく一般ごみ(30cm超は粗大ごみ)で判断します。
- 割れたまま袋に放り込む:包まずに入れると袋を突き破ります。包んで袋の中ほどへ、が公式の指示です。
- 30cmを超える鏡を集積所に置く:粗大ごみは申込制です。申し込まずに出したものは回収されません。
- 自動車のサイドミラー・バックミラーを家庭ごみに出す:「自動車及びその部品」は市で収集・処理できないものの一覧に載っています。この場合は「購入した販売店や商品の取扱店等に相談するか、専門の処理業者に依頼してください」という案内です。
- 無許可の回収業者に渡す:業者に頼むなら、市が公開している一般廃棄物(ごみ)収集運搬業許可業者から選びます。
ちなみに、ショーケース、システムキッチン、マネキンのようにガラスを含む大物は、市で収集・処理できないものの一覧に入っています。鏡そのものは一覧に入っていないので、サイズで一般ごみか粗大ごみを選ぶ、という整理で大丈夫です。
鏡を捨てるときの基本情報
| 担当課 | 和歌山市 市民環境局 環境部 廃棄物対策課 |
|---|---|
| 電話 | 073-435-1352(直通) |
| 粗大ごみ受付センター | 0570-666-202(月〜金/祝日を除く/8時30分〜16時) |
| 粗大ごみインターネット受付 | https://www.sodai-wakayama-city.jp/(24時間/初めての方は電話で申し込み) |
| 持ち込み先 | 青岸ストックヤード(和歌山市湊1342-8/073-435-5560/月〜土・祝日含む9時〜15時30分) |
| 公式URL | 和歌山市 ごみの分け方・出し方(リリクルネット)/粗大ごみの個別収集申し込み方法/ごみの自己搬入について/よくある質問/市で収集・処理できないもの |
| 確認日 | 2026年10月10日 |
区分の全体像は和歌山市のゴミ分別と出し方、袋の条件は和歌山市の指定ゴミ袋、申込の詳しい流れは和歌山市の粗大ごみの出し方、持ち込みは和歌山市のゴミ持ち込みでまとめています。
よくある質問
和歌山市で鏡は何ごみになりますか
少量なら一般ごみです。公式の「びん」の説明に「ガラス製品や鏡は入れないでください。少量の場合は一般ごみに入れてください。」と書かれています。ただし1辺の長さが30cmを超えるものは粗大ごみです。
割れた鏡はどう出せばいいですか
新聞紙等に包んで、袋の中ほどに危険のないように入れて出します。袋は和歌山市指定家庭用ごみ袋(大、小)か、10から15リットルの容量表示がある透明・半透明のレジ袋です。
鏡を「びん」の日に出してもいいですか
出せません。びんの対象は飲料用びん、調味料びん、化粧びん等で、ガラス製品や鏡は入れないよう明記されています。一般ごみ(30cm超は粗大ごみ)で出してください。
姿見や鏡台はどう申し込みますか
粗大ごみ受付センター(0570-666-202、月〜金/祝日を除く/8時30分〜16時)か、インターネット受付(24時間)で申し込みます。インターネットは令和3年4月1日以降に電話で申し込んだことのある人が対象で、初めての人は電話で申し込みます。1回につき2〜15点、収集は原則受付日の翌週以降で、当日は午前8時までに打ち合わせた場所へ「お名前・粗大ごみ」と書いた紙を貼って出します。手数料の金額は公式ページに記載がないため、申込時にご確認ください。
今日のうちに処分したいときはどうすればいいですか
青岸ストックヤード(和歌山市湊1342-8/073-435-5560)へ自己搬入できます。受付は月曜日から土曜日(祝日含む)の9時から15時30分までで、一般ごみ・粗大ごみの両方を受け入れています。料金・持ち物・本人確認については記載がないため、事前に電話で確認してください。
電池で光るLEDミラーも一般ごみですか
小型家電の対象は「ご家庭で使用されている家電製品(電池及びコンセントで動くもの)及びその付属品」とされているため、電池やコンセントで光るタイプは小型家電に当たる可能性があります。鏡としての個別の記載はないので、廃棄物対策課(073-435-1352)に確認してください。
まとめ
- 和歌山市の鏡は、びんではなく一般ごみ。1辺30cmを超えるものは粗大ごみです。
- 割れた鏡は新聞紙等に包み、袋の中ほどへ。袋は指定袋か容量表示のあるレジ袋を使います。
- 姿見や鏡台は0570-666-202かインターネットで申込(1回2〜15点)。急ぐなら青岸ストックヤードへ自己搬入します。
この記事は2026年10月10日時点の和歌山市公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。




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