「包丁は金属だから缶の日? それとも刃物だから別扱い?」と手が止まっていませんか。引っ越しの片付けや買い替えで古い包丁が出てきたとき、いちばん困るのは「どの袋で、どの日に、どう包むか」です。刃物は収集する人がケガをしやすいので、迷ったまま適当に出すのがいちばんよくありません。
結論は次の3点です。
金属製の包丁は「かん」の日に出します(和歌山市のごみ分別検索で分別区分1が「かん」)。
セラミック製の包丁は「一般ごみ」です。
どちらも新聞紙やぼろ布などで刃を包み、指定袋(または10〜15リットルの透明・半透明レジ袋)に入れて、収集日当日の朝8時までに集積場所へ出します。
この記事では、和歌山市での包丁の区分、かんの日の出し方と包み方、セラミック包丁・研ぎ器・まな板など一緒に捨てたい品目の区分、粗大ごみや青岸ストックヤードへの持ち込みが関係するケース、やりがちなNG例を整理します。
この記事は2026年10月8日時点の和歌山市公式サイト(市のごみ情報サイト「リリクルネット」を含む)の情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。

地元で多い失敗は「刃物だから一般ごみに紛れ込ませる」か「金属だから裸のまま缶の袋に入れる」のどちらかです。和歌山市のルールはシンプルで、金属の包丁は「かん」、セラミックは「一般ごみ」、そして必ず何かに包むこと。包み方さえ覚えれば、やかんやフライパンと同じ日に一緒に出せます。
まず包丁の材質を確認する(金属かセラミックか)
和歌山市のごみ分別検索(リリクルネット)で「包丁」を引くと、分別区分1が「かん」、分別区分2が「一般ごみ」と表示され、注意事項に「セラミック製のものは『一般ごみ』へ 危なくないようにして出してください」とあります。分かれ目は刃の材質で、大きさや柄の素材ではありません。
市の「ごみの分け方(ごみと資源の種類別)」でも、「かん」の中の金属類として「30cm以下のなべ、やかん、フライパン、魚焼きの網、包丁・はさみ等(セラミック・ホーローを除く)」が挙げられています。一般的なステンレスや鋼の包丁はここに当てはまります。
| 品目(分別検索の表記) | 分別区分1 | 分別区分2 | 注意事項(公式原文) |
|---|---|---|---|
| 包丁 | かん | 一般ごみ | セラミック製のものは「一般ごみ」へ 危なくないようにして出してください |
| ナイフ(包丁) | かん | — | 紙に包むなど安全に工夫して出してください |
| 刃物 | かん | — | 危なくないようにして出してください |
| セラミック包丁 | 一般ごみ | — | 危なくないようにして出してください |
柄が木やプラスチックでも、分別検索の「包丁」に柄を外す指示はありません。「かん」の注意点には「金属以外の部品がついている場合は、可能な範囲ではずしてください」とありますが、刃物を無理に分解するとかえって危険です。外せる範囲で外し、無理なら包丁のまま包んで出します。
金属製の包丁を「かん」の日に出す手順
- 刃を新聞紙やぼろ布などで包む。分別検索では「紙に包むなど安全に工夫して」、市の家庭ごみ総合情報誌では「包丁などの危険なものは、ぼろ布や新聞紙等でくるんで出してください」と案内されています。
- 和歌山市指定家庭用ごみ袋(無色、透明または半透明)に入れる。透明または半透明で10〜15リットルの容量表示があるスーパー等のレジ袋も、指定袋と同様に使えます。事業所用の黄色い袋は使えません。
- 「かん」の収集日を確認する。資源の収集は毎週水曜日で、かん・びん・布はAコースが第1・3水曜、Bコースが第2・4水曜(月2回)です。自分の町丁がどちらのコースかは、リリクルネットの地域別ごみ収集日程で確認します。
- 収集日当日の朝8時までに、決められた集積場所へ出す。一般ごみと資源の集積場所が異なる場合があります。
同じ「かん」の袋には、飲料用かんやスプレーかん、30cm以下の鍋ややかん、フライパンも入れられます。缶類は中を水洗いして水切りしてから入れます。包丁だけ別の袋にする決まりはありませんが、包んだ刃が袋を突き破らないよう、袋の中ほどに入れると安心です。市は竹串など先の尖ったものについて「袋から外に突き出ない様に、束ねる等して袋の中ほどに入れてください」と案内しており、包丁でも同じ配慮が役立ちます。

セラミック包丁・研ぎ器・まな板など、一緒に捨てたいものの区分
包丁を捨てるタイミングは、たいてい調理道具をまとめて処分するときです。分別検索で確認できた関連品目を表にしました。
| 品目 | 分別区分1 | 分別区分2 | 注意事項(公式原文) |
|---|---|---|---|
| セラミック包丁 | 一般ごみ | — | 危なくないようにして出してください |
| 包丁研ぎ器 | 一般ごみ | 小型家電 | 電動式は小型家電へ |
| まな板 | 粗大ごみ | 一般ごみ | 30cm未満のものは「一般ごみ」へ |
| はさみ | かん | 粗大ごみ | 30cmを超えるものは「粗大ごみ」へ |
| カッターナイフ(金属製) | かん | — | 危なくないようにして出してください |
| カッターナイフ本体(プラスチック製) | 一般ごみ | — | — |
| ピーラー(皮むき器) | 一般ごみ | かん | 金属製のものは「かん」へ |
| フォーク | 一般ごみ | かん | 金属製のものは「かん」へ |
| スプーン | 一般ごみ | かん | 金属製のものは「かん」へ その他少量の場合は「一般ごみ」へ |
| フライパン | かん | 粗大ごみ | 30cmを超えるものは「粗大ごみ」へ |
| のこぎり | かん | 粗大ごみ | 危なくないようにして出してください 30cmを超えるものは「粗大ごみ」へ |
| かみそりの刃 | 一般ごみ | — | 危なくないようにして出してください |
セラミック包丁は「一般ごみ」で、収集は週2回(月・木コースまたは火・金コース)です。こちらも「危なくないようにして出してください」とあるので、金属の包丁と同じように包んでから一般ごみの袋に入れます。
電動の包丁研ぎ器は「小型家電」です。年2回の地区回収に出すか、収集センター(北事務所・西事務所、当日に電話連絡が必要)または青岸ストックヤードへ自己搬入します。
粗大ごみになるケースと料金
和歌山市の粗大ごみは「1辺の長さが30cmを越える家具類、寝具類、楽器類、家電製品等」です。分別検索の「包丁」には粗大ごみの表示がなく、かんの金属類の説明にも「30cm以下の…包丁・はさみ等」とあるため、家庭用の包丁は原則「かん」と考えて問題ありません。一方、同じ刃物でも「はさみ」「のこぎり」は30cmを超えると粗大ごみ、「斧」は30cm未満ならかんと、大きさで区分が変わる品目があります。刃渡りの長い出刃包丁や柳刃包丁など全長が30cmを超える包丁の扱いは分別検索に明記がないため、粗大ごみ受付センターまたは廃棄物対策課に確認してください。
粗大ごみとして出す場合の経路は2通りです。
- 戸別収集: 粗大ごみ受付センター(0570-666-202、月〜金曜日・祝日除く・8:30〜16:00)へ電話するか、24時間のインターネット受付を使います(インターネットは令和3年4月1日以降に電話で申し込んだことのある人が対象。初めての人は電話)。1回の申込は2〜15点で、収集は原則として受付日の翌週以降。収集日当日の朝8時までに「お名前・粗大ごみ」と書いた紙を貼って、指定された場所へ出します。
- 自己搬入: 青岸ストックヤードへ持ち込みます(次の章)。
料金は、市の清掃事業概要(令和7年4月)のごみ処理手数料の表に、家庭系は「一般家庭から出るごみを指定場所へ排出する場合」「自己搬入」ともに「無料」と記載されています。包丁をかんの日に出す場合も、粗大ごみの戸別収集を頼む場合も、持ち込む場合も、家庭から出たものなら手数料はかかりません。
青岸ストックヤードへ持ち込む場合
かんの日まで待てない、引っ越しで一度に片付けたい、というときは青岸ストックヤード(和歌山市湊1342-8、電話073-435-5560)へ自己搬入できます。受付は月〜土曜日(祝日含む)9:00〜15:30、日曜日は休みです。ゴールデンウィークやお盆も同じ曜日・時間で受け入れており、年末年始の受入期間は別途広報されます。
受入基準で押さえておく条件は次のとおりです。
- 和歌山市内で発生した一般廃棄物に限る。排出者本人の持ち込みで、顔写真付きの本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)が必要
- 可燃ごみ、小型家電、金属類、缶、紙類、布類、ペットボトル、陶磁器、ガラス、びん等に分別して持ち込む(分別されていないと持ち帰りになることがある)
- 袋に入れる場合は、和歌山市の指定ごみ袋など透明または半透明の袋。他都市のごみ袋は不可
- 原則として、搬入者と同乗者による手下ろし
包丁は「金属類」に分けて、集積所に出すときと同じように包んでおきます。荷下ろしは係員の指示に従ってください。

やってはいけないNG例
- 刃をむき出しのまま袋に入れる。分別検索と家庭ごみ総合情報誌の両方で、包んで出すよう案内されています。
- 金属の包丁を一般ごみに入れる。区分は「かん」です。
- セラミック包丁を「かん」に入れる。セラミックは「一般ごみ」です。
- 朝8時を過ぎてから出す、かんの日以外に出す。資源は品目別に収集に来るため、午前8時以降に他の品目が集積場所に残っていても出さないよう案内されています。
- 事業所用の黄色い袋や他市の袋で出す。家庭ごみに使えるのは市指定家庭用ごみ袋か、10〜15リットルの容量表示がある透明・半透明のレジ袋です。
- 無許可の回収業者に渡す。市は「違法な不用品回収業者に注意」と呼びかけています。引っ越しなどで一時的に多量に出る場合は、青岸ストックヤードへの自己搬入が市の案内です。
| 担当課 | 和歌山市 市民環境局 環境部 廃棄物対策課(〒640-8511 和歌山市七番丁23番地) |
|---|---|
| 分別・その他ごみの問い合わせ | 073-435-1352/月〜金曜日(祝日除く)8:30〜17:15 |
| 収集・集積場所の問い合わせ | 収集センター北事務所 073-471-1503/月〜金曜日(祝日含む)7:30〜16:15 |
| 粗大ごみの申込 | 粗大ごみ受付センター 0570-666-202/月〜金曜日(祝日除く)8:30〜16:00 |
| 自己搬入 | 青岸ストックヤード/和歌山市湊1342-8/073-435-5560/月〜土曜日(祝日含む)9:00〜15:30 |
| 公式URL | リリクルネット ごみ分別検索 ごみの分け方(ごみと資源の種類別) 地域別ごみ収集日程 リリクルの家庭ごみ総合情報誌(2025.12・PDF) 家庭から排出されるごみについて(和歌山市) 青岸清掃センターの受入基準 粗大ごみ収集の申込み(よくある質問) |
| 確認日 | 2026年10月8日 |
和歌山市の分別全体は和歌山市のゴミ分別と出し方、粗大ごみの手続きは和歌山市の粗大ごみの出し方、持ち込みの詳細は和歌山市のゴミ持ち込み、袋の選び方は和歌山市の指定ゴミ袋にまとめています。
和歌山市の包丁処分でよくある質問
包丁は何で包めばいいですか?
分別検索では「紙に包むなど安全に工夫して」、家庭ごみ総合情報誌では「ぼろ布や新聞紙等でくるんで」と案内されています。新聞紙か使わなくなった布で刃を覆えば、公式の案内どおりです。
包んだ包丁に「キケン」「包丁」と書く必要はありますか?
今回確認した市の分別検索と情報誌には、表示についての指示はありません。公式の条件は「包んで出す」ことです。表示の要否が気になる場合は廃棄物対策課へ確認してください。
セラミック包丁も「かん」に出せますか?
出せません。分別検索では「セラミック製のものは『一般ごみ』へ」とあり、セラミック包丁は一般ごみです。こちらも「危なくないようにして」出すよう案内されているので、包んでから一般ごみの袋に入れます。
包丁1本だけでも出せますか?
かんは集積所での収集なので、粗大ごみのような申込みや点数の条件はありません。包んで指定袋に入れ、かんの日に出します。本数の上限は公式に記載がありません。
包丁を捨てるのにお金はかかりますか?
市の清掃事業概要では、家庭から出るごみを指定場所へ出す場合も自己搬入も「無料」です。かんの日に出す、粗大ごみとして申し込む、青岸ストックヤードへ持ち込む、いずれも家庭から出た包丁なら手数料はかかりません。
まとめ
金属の包丁は「かん」、セラミックの包丁は「一般ごみ」。どちらも新聞紙やぼろ布で刃を包み、指定袋か10〜15リットルの透明・半透明レジ袋に入れて、収集日当日の朝8時までに集積場所へ出します。
かん・びん・布の収集は毎週水曜日のうちAコースが第1・3水曜、Bコースが第2・4水曜。自分のコースは地域別ごみ収集日程で確認します。
急ぐときは青岸ストックヤードへ自己搬入(月〜土曜・祝日含む 9:00〜15:30、本人確認書類が必要)。家庭から出た包丁の処理手数料は無料です。
この記事は2026年10月8日時点の和歌山市公式サイト(市のごみ情報サイト「リリクルネット」を含む)の情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。




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