家具や家電の箱を開けたあと、白い大きな塊だけが残って手が止まる。あの発泡スチロール、和歌山市では何ごみに出せばいいのでしょうか。
引っ越しや買い替えのあとに一番困るのが、たぶんこれです。紙やかんは迷わないのに、発泡スチロールは「プラスチックだから資源?」「燃やしていいの?」と判断がつきません。しかも和歌山市は10種分別なので、どの袋に入れるかで出し直しになることもあります。
結論から書きます。
- 梱包材の発泡スチロールは一般ごみ。指定ごみ袋か規格に合ったレジ袋に入れ、収集日当日の午前8時までに出します。
- 食品の白色トレイは一般ごみではなく、回収協力店の回収ボックスへ(洗ってから)。
- 一辺が30cmを超えるものは一般ごみでは出せず粗大ごみ。粗大ごみ受付センター(0570-666-202)に申し込みます。
この記事では、この3つの分かれ道を公式サイトの記載どおりに整理し、出す時間・袋・申込先・自分で持ち込む場合の施設までまとめます。
この記事は2026年10月10日時点の和歌山市公式サイト(和歌山市ごみ情報サイト「リリクルネット」)の情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。

地元で一番やりがちなのが、テレビや家具の箱に入っていた白い発泡スチロールを、ダンボールと一緒にひもで縛って「紙の日」に出してしまうこと。公式には、ダンボールは資源の日(紙の日)、梱包材の発泡スチロールとナイロン製緩衝材は一般ごみの日と、はっきり分けて書かれています。縛って出すと発泡スチロールだけ残されるので、箱を開けた時点で2つに分けておくほうが早いです。
和歌山市の発泡スチロールは3つに分かれる
和歌山市の場合、同じ「発泡スチロール」でも、何に使われていたものか、そしてサイズによって行き先が変わります。まず自分の手元にあるものがどれに当たるかを決めてください。
| 種類 | 行き先 | 出し方 |
|---|---|---|
| 梱包用の発泡スチロール(家電・家具の緩衝材、箱の中の白い型) | 一般ごみ | 一辺30cm以下なら指定ごみ袋または規格に合ったレジ袋で、一般ごみの日に出す |
| ナイロン製緩衝材(プチプチなどの緩衝材) | 一般ごみ | 梱包材の発泡スチロールと同じく一般ごみの日 |
| 白色トレイ(発泡スチロール製の食品用トレイ) | 回収協力店の回収ボックス | 分別し、よく洗ってから回収ボックスへ入れる |
| 一辺が30cmを超える発泡スチロール | 粗大ごみ | 粗大ごみ受付センターに申し込む(または青岸ストックヤードへ自己搬入) |
| 発泡スチロール製の箱・容器に入っていた食品の汚れが残るもの | 洗って区分どおりに | 汚れが落ちないものは一般ごみとして出す(白色トレイの回収ボックスには入れない) |
公式のQ&Aには「プラスチック製品やプラスチック製容器包装は、一般ごみとして出してください。但し、一辺が30cmを超えるものは粗大ごみとして出してください。」と書かれています。発泡スチロールもこの考え方の中に入っていて、判断の軸は「素材」ではなく「サイズ」と「白色トレイかどうか」です。ここだけ押さえれば、ほぼ迷いません。
一般ごみで出すとき(梱包材・緩衝材)
一辺30cm以下の梱包用発泡スチロールは、一般ごみの日に出します。和歌山市の一般ごみは週2回の収集で、プラスチック製容器包装(白色トレイを除く)、台所ごみ、ティッシュなどの資源にならない紙、木・革・ゴム製品などが同じ区分に入ります。発泡スチロールだけのために特別な日を待つ必要はありません。
出すときのルールは次のとおりです。
| 項目 | 公式の記載 |
|---|---|
| 袋 | 和歌山市指定ごみ袋(家庭用、半透明)、または規格に合ったスーパー等のレジ袋(透明又は半透明で「10」リットル〜「15」リットルの容量表示のあるもの) |
| 出す時間 | 収集日当日の午前8時までに、決められた場所へ出す |
| 1回に出せる量 | 一度に出せるごみの量(ごみ袋の数)は、5個程度まで |
| 収集日 | 地域別に異なるため、公式の「地域別ごみ収集日程」で確認する |
発泡スチロールはかさばるので、袋の数が増えがちです。1回に5個程度までという目安があるため、引っ越し直後などで量が多いときは、2回の収集日に分けるか、後述の自己搬入を使うほうが確実です。また、袋の口が閉まらないほど詰め込むと収集されないことがあるので、手で割って袋に収まる大きさにしてから入れます(割る作業は屋外のほうが散らばりません)。
なお、一辺が30cmを超える塊を自分で割って30cm以下にすれば一般ごみに出せるのか、という点は公式サイトに明記がありません。大きな塊を抱えている場合は、判断を自己流にせず、廃棄物対策課または粗大ごみ受付センターに確認してください。

白色トレイ(食品トレイ)は回収ボックスへ
スーパーで肉や魚が乗っている白いトレイは、同じ発泡スチロールでも扱いが違います。和歌山市は白色トレイ(発泡スチロール製食品用トレイ)を、通常のごみとして出すのではなく、分別し、よく洗った後に回収協力店にある回収ボックスを利用するよう案内しています。一般ごみの区分説明でも「プラスチック製容器包装(白色トレイを除く)」とわざわざ除外されているので、トレイだけは別ルートと覚えてください。
回収ボックスは、市内のイオンモール、イズミヤ、エバグリーン、オークワ、ラ・ムーなどのスーパーに設置されており、公式サイトには市内35店舗が一覧で掲載されています。多くの店はトレイと併せてペットボトルや牛乳パックも受け付けています。
ただし店によって条件が違います。公式サイトに明記されているのは次の点です。
- イズミヤでは「透明トレー」は対象外
- サンキョー、コープは「白色トレイのみ」の回収
- 松源は現在、店頭回収を中断している
つまり、黒いトレイ・透明のふた・色柄のついたトレイは回収ボックスに入れられないことが多く、その場合は一般ごみとして出すことになります。洗っても汚れや匂いが落ちないトレイも同じです。回収ボックスは店舗側の協力で置かれているものなので、汚れたまま入れると店の回収そのものが止まってしまいます。最新の設置状況と対象品目は、必ず公式の一覧で確認してから持って行ってください。
一辺30cmを超える発泡スチロールは粗大ごみ
テレビや冷蔵庫の梱包に使われていた大きな型、大型の発泡スチロール箱(魚箱・保冷箱)などで、一辺の長さが30cmを超えるものは一般ごみでは出せません。和歌山市は粗大ごみを「家具類、寝具類、楽器類、家電製品等で1辺の長さが30cmを越えるもの」と定義し、個別収集の申し込みを受け付けています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申込先 | 粗大ごみ受付センター 0570-666-202 |
| 受付時間 | 月曜日から金曜日(祝日を除く)の午前8時半〜午後4時 |
| 出す時間・場所 | 収集日当日の午前8時までに、受付時に打ち合わせた場所に出す |
| 手数料 | 公式サイトの当該ページに記載がないため要確認(申込時に確認してください) |
注意したいのは、粗大ごみを出すときの付属品の分け方です。公式サイトには「ダンボール及び付属していた梱包材(発泡スチロール等)は分別して排出してください。ダンボールについては資源の日(紙の日)に、梱包材の発泡スチロール及びナイロン製緩衝材については、一般ごみの日に排出してください。」と書かれています。家具を粗大ごみで出すからといって、その梱包材を一緒に置いておくことはできません。本体は粗大ごみ、箱は紙の日、白い緩衝材は一般ごみの日、と3回に分かれるつもりで準備します。
手数料の金額については、申し込みの電話で確認するのが確実です。粗大ごみ全体の流れは和歌山市の粗大ごみの出し方でも整理しています。
自分で持ち込む場合(青岸ストックヤード)
収集日を待てないとき、量が多いときは、自己搬入という選択肢があります。和歌山市で一般ごみ・粗大ごみの両方を受け付けているのは青岸ストックヤードです。
| 施設 | 住所・電話 | 受付日時 | 受け付ける主なもの |
|---|---|---|---|
| 青岸ストックヤード | 和歌山市湊1342-8/073-435-5560 | 月曜日〜土曜日(祝日含む)の9時〜15時30分まで | 一般ごみ・粗大ごみ・蛍光管等・がれき類・小型家電等・かん・びん・ペットボトル・紙・布 |
| 北事務所 | 和歌山市出島79-1/073-471-1503 | 月曜日〜金曜日(祝日含む)の9時〜15時まで | 小型家電等・蛍光管等(電話連絡をしてから搬入) |
| 西事務所 | 和歌山市土入325/073-453-0253 | 月曜日〜金曜日(祝日含む)の9時〜15時まで | 小型家電等・蛍光管等(電話連絡をしてから搬入) |
発泡スチロールの持ち込み先は、サイズが30cm以下でも超えていても青岸ストックヤードになります(北事務所・西事務所は小型家電等と蛍光管等のみの受付です)。手数料や当日必要なものについては、自己搬入のページに金額の記載がないため、事前に電話で確認してください。持ち込みの流れは和歌山市のゴミ持ち込みも参考になります。

やりがちなNG例
| NG | 正しい出し方 |
|---|---|
| ダンボールと発泡スチロールをまとめてひもで縛り、紙の日に出す | ダンボールは資源の日(紙の日)、発泡スチロールとナイロン製緩衝材は一般ごみの日 |
| 洗っていない白色トレイを店の回収ボックスに入れる | よく洗ってから入れる。汚れが落ちないものは一般ごみ |
| 黒いトレイや透明のふたを白色トレイの回収ボックスに入れる | 対象外の店が明記されている。対象外なら一般ごみ |
| 大きな保冷箱をそのまま集積所に置く | 一辺30cmを超えるものは粗大ごみとして申し込む |
| 袋に入りきらない発泡スチロールを袋の口を開けたまま出す | 指定ごみ袋または規格に合ったレジ袋に収まる量にする。量が多いときは収集日を分けるか自己搬入 |
| 収集日の朝、出勤前の8時過ぎに出す | 収集日当日の午前8時までに決められた場所へ |
| 担当課 | 和歌山市 廃棄物対策課(〒640-8511 和歌山市七番丁23番地) |
|---|---|
| 電話 | 073-435-1352(直通) |
| 粗大ごみの申込 | 粗大ごみ受付センター 0570-666-202 |
| 受付時間 | 粗大ごみ受付センター:月曜日から金曜日(祝日を除く)の午前8時半〜午後4時 |
| 自己搬入 | 青岸ストックヤード 073-435-5560/月曜日〜土曜日(祝日含む)9時〜15時30分 |
| 公式サイト | リリクルネット(和歌山市ごみ分別サーチ) |
| 確認日 | 2026年10月10日 |
よくある質問
発泡スチロールは資源ごみではないのですか?
和歌山市では、梱包用の発泡スチロールは一般ごみです。公式のQ&Aに「プラスチック製品やプラスチック製容器包装は、一般ごみとして出してください。但し、一辺が30cmを超えるものは粗大ごみとして出してください。」とあります。資源として別に集めているのは、発泡スチロール製食品用トレイ=白色トレイで、こちらは回収協力店の回収ボックスへ入れます。
大きい発泡スチロールを割って30cm以下にすれば一般ごみで出せますか?
割ってよいかどうかは公式サイトに記載がありません。一辺30cmを超えるものは粗大ごみという基準だけが示されているため、大きな塊は廃棄物対策課(073-435-1352)または粗大ごみ受付センター(0570-666-202)に確認してください。
スーパーの白いトレイは一般ごみに入れてもいいですか?
一般ごみの区分説明では「プラスチック製容器包装(白色トレイを除く)」とされており、白色トレイは分別してよく洗った後、回収協力店の回収ボックスを利用するよう案内されています。洗っても汚れが落ちないものは一般ごみとして出すことになります。
回収ボックスはどこにありますか?
市内のイオンモール、イズミヤ、エバグリーン、オークワ、ラ・ムーなど35店舗の一覧が公式サイトに掲載されています。イズミヤは透明トレーが対象外、サンキョーとコープは白色トレイのみ、松源は店頭回収を中断しているなど条件が異なるため、出かける前に白色トレイのページで確認してください。
粗大ごみとして出すといくらかかりますか?
粗大ごみの個別収集のページには手数料の記載がないため、この記事では金額を書いていません。申し込みの電話(0570-666-202、月曜日から金曜日の午前8時半〜午後4時)で確認してください。
家具を粗大ごみで出すとき、梱包材も一緒に置いていいですか?
できません。公式サイトは、ダンボールは資源の日(紙の日)、梱包材の発泡スチロール及びナイロン製緩衝材は一般ごみの日に排出するよう案内しています。本体・箱・緩衝材は3つに分けて出します。
まとめ
- 梱包材の発泡スチロールとナイロン製緩衝材は、一辺30cm以下なら一般ごみ。指定ごみ袋か規格に合ったレジ袋で、収集日当日の午前8時までに出します。
- 発泡スチロール製食品用トレイ(白色トレイ)は洗って回収協力店の回収ボックスへ。対象外の店・品があるので一覧の確認を。
- 一辺30cmを超えるものは粗大ごみ。0570-666-202に申し込むか、青岸ストックヤードへ自己搬入します。
関連記事:和歌山市のゴミ分別と出し方/和歌山市の指定ゴミ袋
公式ページ:ごみの分け方(ごみと資源の種類別)/粗大ごみの個別収集の申し込み方法/ごみの自己搬入について/ごみのQ&A
この記事は2026年10月10日時点の和歌山市公式サイト(リリクルネット)の情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。




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