ブロックって、どの袋に入れたらいいんやろう——庭の隅に積んだままのコンクリートブロックを前に、そう固まったことはありませんか。
引っ越しや庭の模様替えで出たブロックは、袋に入る大きさでも「一般ごみで出していいのか」が判断しづらい品目です。しかも和歌山市では、子どものおもちゃのブロックと建材のコンクリートブロックで扱いがまったく違います。同じ「ブロック」で検索しても答えが1つに決まらないので、迷って当然の品目です。
先に結論を3行で書きます。
- おもちゃのブロックは「一般ごみ」。1辺が30cmを超えるものは「粗大ごみ」です。
- コンクリートブロックは「がれき」。小さいものや割れた破片は包んで「一般ごみ」へ、たくさんある場合は青岸ストックヤードへ自己搬入(1日1回100kgまで)です。
- 鉄筋等が混入されているもの、ALC(軽量気泡コンクリート)、建築工事やリフォーム工事など事業活動に伴うものは「不可」。市では扱えません。
この記事では、和歌山市のごみ情報サイト「リリクルネット」の分別辞典と自己搬入・粗大ごみのページで確認できた内容だけを使って、ブロックの種類別の出し方・自己搬入先・一緒に出しがちな土や石の扱い・やってはいけない出し方までを順番に整理します。
この記事は2026年10月11日時点の和歌山市公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。

和歌山市の「ブロック」は2種類に分かれる
和歌山市のごみ情報サイト「リリクルネット」には、品目名から区分を調べられる分別検索があります。ここで「ブロック」を引くと、出てくるのは2つの品目です。おもちゃの「ブロック」と、建材の「コンクリートブロック」。まずどちらの話なのかを決めてから出し方を選びます。
| 品目(分別辞典の表記) | 区分 | 備考(公式の記載) |
|---|---|---|
| ブロック(おもちゃ) | 一般ごみ、粗大ごみ | 30cmを超えるものは「粗大ごみ」へ |
| コンクリートブロック | がれき | 建築工事やリフォーム工事など、事業活動に伴うものは「不可」/小さいものや割れた破片などは危なくないように何かに包んで「一般ごみ」へ/たくさんある場合は青岸ストックヤードへ自己搬入してください/搬入は1日1回100kgまで/鉄筋等が混入されているものは「不可」/ALC(軽量気泡コンクリート)は「不可」 |
注目してほしいのは、コンクリートブロックの区分が「一般ごみ」ではなく「がれき」と書かれている点です。リリクルネットの「ごみの分け方(ごみと資源の種類別)」のページで案内されている収集区分は、一般ごみ・かん・びん・ペットボトル・紙・布・小型家電・蛍光管・粗大ごみ・白色トレイ。この一覧に「がれき」はありません。一方で自己搬入のページには、青岸ストックヤードに搬入できるものとして「がれき類」が明記されています。つまりがれきは、量があるなら自分で持ち込む前提の区分だと読めます。
コンクリートブロックの出し方(少量と多量で変わる)
分別辞典の備考をそのまま手順に落とすと、判断は次の順番になります。
- 工事由来かどうかを確認する。建築工事やリフォーム工事など、事業活動に伴うものは「不可」です。家庭ごみとしては出せません。
- 鉄筋やALCかどうかを確認する。鉄筋等が混入されているものは「不可」、ALC(軽量気泡コンクリート)も「不可」です。見た目が同じブロックでも、中に鉄筋が通っていればこの時点で対象外になります。
- 量を見る。小さいものや割れた破片などは、危なくないように何かに包んで「一般ごみ」へ。たくさんある場合は青岸ストックヤードへ自己搬入します。
「小さいもの」「たくさん」が何個からなのか、具体的な個数や重さの線引きは分別辞典には書かれていません。目安として確実なのは、自己搬入側に書かれた1日1回100kgまでという上限だけです。コンクリートブロックは標準的なものでも1個あたりそれなりの重さがあるので、何十個とまとめて運ぶつもりなら、1回で終わらない前提で日を分けて計画します。
一般ごみとして出す場合の袋は、リリクルネットの「ごみの分け方」によると和歌山市指定家庭用ごみ袋(大、小)です。透明または半透明のスーパーマーケット等のレジ袋で、10から15リットルまでの容量表示のあるものも、指定ごみ袋と同様に使えます。割れた破片を袋にそのまま入れると、袋が破れて収集作業でけがにつながります。公式の表現どおり「危なくないように何かに包んで」から袋へ入れてください。厚紙や古布で包み、袋の口をしっかり結びます。和歌山市の袋のルールそのものは和歌山市の指定ゴミ袋の記事で詳しく書いています。

青岸ストックヤードへ自己搬入する
量が多いブロックの行き先は、青岸ストックヤードです。リリクルネットの「ごみの自己搬入について」に書かれている施設情報は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | 青岸ストックヤード |
| 住所 | 和歌山市湊1342-8 |
| 電話 | 073-435-5560 |
| 搬入時間 | 月曜日~土曜日(祝日含む)の9時~15時30分まで |
| 搬入できるもの | 一般ごみ・粗大ごみ・蛍光管等・がれき類・小型家電等・かん・びん・ペットボトル・紙・布 |
| ブロックの上限 | 搬入は1日1回100kgまで(分別辞典「コンクリートブロック」の記載) |
同じページには、小型家電等・蛍光管等だけを受け付ける窓口として北事務所(和歌山市出島79-1/073-471-1503/月曜日〜金曜日(祝日含む)の9時〜15時)と西事務所(和歌山市土入325/073-453-0253/同じ時間)も載っています。がれき類を受け付けるのは青岸ストックヤードだけなので、ブロックを積んで北事務所や西事務所へ行かないよう注意してください。
なお、自己搬入の手数料については、リリクルネットの自己搬入のページに金額の記載がありません。無料か有料かもこのページからは確認できないため、料金は事前に青岸ストックヤード(073-435-5560)へ確認してください。持ち物(身分証明書の要否)も同ページに記載がないため、電話で一緒に聞いておくと確実です。自己搬入全体の流れは和歌山市のゴミ持ち込みの記事にまとめています。
おもちゃのブロックは30cmで分かれる
子どものおもちゃのブロックは、分別辞典では「ブロック(おもちゃ)」として一般ごみ・粗大ごみの区分です。備考は「30cmを超えるものは「粗大ごみ」へ」。プラスチック製のブロックは1個ずつなら当然30cm以下なので、基本は一般ごみです。ケースごと処分する場合は、ケースの一辺が30cmを超えるかどうかで判断が変わります。
30cmを超えるものは粗大ごみの申し込みが必要です。リリクルネットの粗大ごみのページによると、粗大ごみは「1辺の長さが30cmを越えるもの」が対象で、申し込みは粗大ごみ受付センター(0570-666-202)へ。受付時間は月曜日から金曜日(祝日を除く)の午前8時半〜午後4時です。インターネット受付も案内されていて、令和7年8月1日、午前9時よりインターネットでの粗大ごみ受付を開始しており、24時間申し込みできます。申込先URLは https://www.sodai-wakayama-city.jp/ です。
出し方は、収集日当日の午前8時までに、受付時に打ち合わせた場所へ「お名前・粗大ごみ」と書いた紙を貼って出します。1回に出せる点数は「1回につき、2〜15点」。粗大ごみの手数料については同ページに記載がないため、金額は申し込み時に確認してください。申し込みの詳しい流れは和歌山市の粗大ごみの記事も参考になります。
ブロックと一緒に出しがちだけど出せないもの
庭やベランダの片付けでは、ブロックと同時に土や石、割れた瓦が出てきます。ここが落とし穴で、ブロックは条件付きで出せても、土・砂・石は和歌山市のごみに出せません。分別辞典で確認できた記載をそのまま並べます。
| 品目 | 区分 | 備考(公式の記載) |
|---|---|---|
| 土 | 不可 | 自然に帰すようにしてください |
| 砂 | 不可 | ごみには区分されません 専門の業者に相談してください |
| 石 | 不可 | 専門の処理業者等へ相談してください |
| 瓦 | がれき、一般ごみ | 建築工事やリフォーム工事など、事業活動に伴うものは「不可」/小さいものや割れた破片などは危なくないように何かに包んで「一般ごみ」へ/たくさんある場合は青岸ストックヤードへ自己搬入してください/搬入は1日1回100kgまで |
| タイル | がれき | 少量の場合は「一般ごみ」へ/多量の場合は青岸清掃センターへ自己搬入してください/搬入は1日1回100kgまで |
| 植木鉢(プラスチック製・木製) | 一般ごみ、粗大ごみ | 土は取り除いてください/30cmを超えるものは「粗大ごみ」へ |
「土」は、リリクルネットの「市で収集・処理できないもの」のページにも品目として載っています。このページには、購入した販売店や商品の取扱店等に相談するか、専門の処理業者に依頼してくださいと案内されたものが並び、アスファルト・石膏ボード・木の根・門扉などもここに入ります。ブロック塀を解体したときに一緒に出る建材は、この一覧に該当するものが多いと考えてください。
植木鉢を捨てるときに土が入ったままなのもよくある失敗です。公式の備考どおり、土は取り除いてから出します。取り除いた土の行き先は「自然に帰すようにしてください」なので、庭や花壇に戻すのが前提です。
やってはいけない出し方
最後に、ブロックでやりがちなNGを整理します。いずれも公式の記載から導ける内容です。
- 割れた破片を包まずに袋へ入れる。公式は「危なくないように何かに包んで」と明記しています。袋を破って中身が散れば、集積場所でけがにつながります。
- 一度に大量を一般ごみで出す。一般ごみに出せるのは「小さいものや割れた破片など」。量があるものは自己搬入が案内されています。
- 鉄筋入りのブロックを持ち込む。鉄筋等が混入されているものは「不可」。ALC(軽量気泡コンクリート)も「不可」です。
- 工事で出たものを家庭ごみとして出す。建築工事やリフォーム工事など、事業活動に伴うものは「不可」。業者に依頼した工事の残りは、工事を請け負った業者が処理するのが原則です。
- 100kgを超えて1日で運ぶ。搬入は1日1回100kgまでです。
- 無許可の回収業者に渡す。行き先が分からない処分は不法投棄のリスクがあります。市の制度で処理できない建材は、専門の処理業者に相談してください。

| 担当課 | 和歌山市 廃棄物対策課(和歌山市七番丁23番地) |
|---|---|
| 電話(ごみ全般) | 073-435-1352 |
| 自己搬入先 | 青岸ストックヤード(和歌山市湊1342-8/073-435-5560) |
| 搬入受付時間 | 月曜日~土曜日(祝日含む)の9時~15時30分まで |
| 粗大ごみ受付 | 粗大ごみ受付センター 0570-666-202/月曜日から金曜日(祝日を除く)の午前8時半〜午後4時/インターネットは24時間 |
| 公式URL | リリクルネット ごみ分別検索/ごみの自己搬入について/市で収集・処理できないもの/粗大ごみの個別収集の申し込み方法/和歌山市 家庭から排出されるごみについて |
| 確認日 | 2026年10月11日 |
よくある質問
和歌山市でコンクリートブロックは一般ごみに出せますか?
小さいものや割れた破片であれば「一般ごみ」へ出せます。分別辞典には「小さいものや割れた破片などは危なくないように何かに包んで「一般ごみ」へ」と書かれています。たくさんある場合は青岸ストックヤードへ自己搬入してください。
ブロックは1日に何kgまで持ち込めますか?
搬入は1日1回100kgまでです。コンクリートブロックの備考に明記されています。1回で終わらない量なら、日を分けて運ぶ計画にしてください。
ブロック塀を解体した分はどうなりますか?
分別辞典に「ブロック塀」という品目はありませんが、コンクリートブロックの備考には「建築工事やリフォーム工事など、事業活動に伴うものは「不可」」「鉄筋等が混入されているものは「不可」」と書かれています。塀は鉄筋が入っていることが多く、工事で出たものも対象外です。専門の処理業者に相談してください。
おもちゃのブロックはどう捨てますか?
「ブロック(おもちゃ)」は一般ごみです。30cmを超えるものは「粗大ごみ」へ回ります。ケースごと処分するときは、ケースの一辺が30cmを超えるかで判断してください。
自己搬入や粗大ごみに料金はかかりますか?
リリクルネットの自己搬入のページ・粗大ごみのページには手数料の金額が記載されていません。無料か有料かもこれらのページからは確認できないため、青岸ストックヤード(073-435-5560)または粗大ごみ受付センター(0570-666-202)へ事前にご確認ください。
がれきは集積場所に出せますか?
リリクルネットの収集区分の案内(一般ごみ・かん・びん・ペットボトル・紙・布・小型家電・蛍光管・粗大ごみ・白色トレイ)に「がれき」はありません。分別辞典では量が多い場合に青岸ストックヤードへの自己搬入が案内されています。集積場所に出せるのは、包んで一般ごみにできる小さな破片だけと考えてください。
まとめ
和歌山市でブロックを捨てるときは、まず種類を見ます。おもちゃのブロックは一般ごみ、30cm超なら粗大ごみ。コンクリートブロックは「がれき」で、小さな破片は包んで一般ごみ、量があるなら青岸ストックヤードへ1日1回100kgまで自己搬入します。鉄筋入り・ALC・工事由来は市では扱えないので、専門の処理業者に相談してください。土・砂・石はそもそもごみに出せない点も、庭の片付け前に覚えておくと二度手間になりません。分別に迷ったら、リリクルネットの分別検索で品目名を引くのが一番早い方法です。あわせて和歌山市のゴミ分別と出し方もご覧ください。
この記事は2026年10月11日時点の和歌山市公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。




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