引っ越しや通販の箱がたまって、玄関に段ボールの山ができていませんか。和歌山市では、段ボールは一般ごみの袋に詰めるものではなく、資源の「紙」の日に出します。ここを知らずに袋に押し込んでしまい、収集されずに夕方まで残っている——和歌山市に引っ越してきた人がいちばん最初につまずくのが、この一点です。
結論から書きます。①和歌山市の段ボールは「紙」区分で、古紙類(新聞・チラシ、雑誌・本・雑がみ、ダンボール、紙パック)のひとつとして扱われます。②出し方は「種類ごとに十字に紐がけ」。袋に入れる必要はなく、新聞や雑誌とは別の束にします。③「紙」の収集は月2〜3回。市の案内では「毎週水曜日は資源の収集日です」とされ、地区がAコースかBコースかで出せる水曜日が変わるため、市の地域別収集日ページで自分の地区を確認します。
この記事では、和歌山市で段ボールを出すときの区分・紐がけまでの手順・収集日の調べ方・量が多いときの持ち込み先・判断に迷うケースを、市の公式サイトで確認できた内容だけでまとめます。
※この記事は2026年10月10日時点の和歌山市公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。

和歌山市の段ボールは資源の「紙」。まず結論の表
和歌山市のごみと資源は、一般ごみ・かん・びん・ペットボトル・紙・布・小型家電・蛍光管・粗大ごみ・白色トレイに分かれています。段ボールはこのうち「紙」に入ります。市の公式ページでは「紙」の品目が「古紙類 新聞・チラシ、雑誌・本・雑がみ、ダンボール、紙パック」と示されており、段ボールが古紙として名指しされています。つまり、段ボールを一般ごみの指定袋やレジ袋に入れて出すのは、和歌山市のルールでは正しい出し方ではありません。
| 項目 | 和歌山市の公式ルール |
|---|---|
| 区分 | 紙(資源) |
| 含まれる品目 | 古紙類 新聞・チラシ、雑誌・本・雑がみ、ダンボール、紙パック |
| 出し方 | 「紙は種類ごとに十字に紐がけしてください。」 |
| 収集頻度 | 月2〜3回(資源の収集日は毎週水曜日。地区によりAコース・Bコース) |
| 出す時間 | 前日から出さずに、収集日当日の午前8時までに決められた場所へ |
| 1回に出せる量 | ごみ袋の数で5個程度まで(袋に入れて出す品目の目安。紙の束の数の上限は記載なし) |
| 一般ごみに入れるもの | 「紙以外の製品がついているもの、カーボン紙がついている紙、コーティング加工されている紙類」 |
| 雨の日 | 「紙は濡れると再生しにくいので、収集日が雨の時は出来るだけ次回に出してください。」 |
一般ごみは週2回の収集で、和歌山市指定家庭用ごみ袋(大、小)か、透明または半透明のスーパーマーケット等のレジ袋で10から15リットルまでの容量表示のあるものを使います。紙はこの袋のルールとは別で、袋ではなく紐がけが基本です。指定袋そのものについては和歌山市の指定ゴミ袋の記事で詳しくまとめています。
出す前の3ステップ(たたむ・外す・十字に紐がけ)
段ボールで手が止まるのは、だいたい「どこまで外せばいいのか」の部分です。市のルールに沿うと、やることは次の3つだけです。
- 中身を空にする。緩衝材や納品書、ビニールの小袋などを箱から出します。
- 紙以外のものを外す。公式ページは「紙以外の製品がついているもの」は一般ごみに入れるとしています。ガムテープ・布テープ・金具・ビニールの持ち手などが付いたままだと紙として出せないため、剥がしてから束にします。剥がした粘着テープ類は一般ごみへ。
- たたんで、種類ごとに十字に紐がけする。紐がけできる大きさにたたみ、新聞・チラシ、雑誌・本、紙パックとは混ぜず、段ボールだけの束にします。十字にかけるのは、持ち上げたときに崩れないようにするためです。
雑がみ(お菓子の小箱やメモ用紙など)は、市のルールでは「雑誌にはさむか紙袋に入れて出してください」とされています。段ボールの束のあいだに挟み込むのではなく、雑がみは雑がみとして扱うのが公式の形です。
紐がない場合の代替手段(テープで留める、袋に入れるなど)については、市の公式ページに記載がありません。紐がけ以外の方法でよいかは、廃棄物対策課に確認してください。

「紙」の収集日と出す場所の調べ方
和歌山市の紙の収集は月2〜3回です。市の地域別収集日のページには「毎週水曜日は資源の収集日です」「地区によりAコース・Bコースに分かれているので注意してください」と書かれているので、自分の地区がどちらのコースかを確認するのが確実です。一般ごみの収集は週2日で、地域により月・木コースと火・金コースに分かれます。資源とは別の日なので、「可燃の日に段ボールも一緒に」は通用しません。
出す時間は、前日から出さずに収集日当日の午前8時まで。朝のうちに出し切るのが前提のスケジュールです。さらに注意したいのが集積場所で、市の案内には「一般ごみと資源の集積場所が異なる場合がありますので注意してください」と書かれています。引っ越したばかりで資源の置き場が分からないときは、近所の人か自治会に場所を聞いておくと一度で済みます。
市が示す「一度に出せるごみの量(ごみ袋の数)は、5個程度までです」は、一般ごみ・かん・びん・ペットボトル・布のように袋に入れて出す品目についての目安です。紙の束を何束まで出せるかは公式ページに記載がないため、量が多いときは次項の持ち込みを使うか、何回かに分けるのが無難です。
- 地域別の収集日:和歌山市 地域別の収集日
- 区分ごとの出し方:ごみの分け方(ごみと資源の種類別)
年末年始の収集日程については、今回確認した公式ページに記載がありませんでした。12月前後は市の最新の案内で確認してください。
量が多いときは持ち込み(青岸ストックヤード)
引っ越しや大型家具の開梱で段ボールが大量に出たときは、市の施設に自分で持ち込む方法があります。市の自己搬入のページで、紙を持ち込めるのは青岸ストックヤードです。
| 施設 | 住所 | 電話 | 搬入時間 | 持ち込めるもの |
|---|---|---|---|---|
| 青岸ストックヤード | 和歌山市湊1342-8 | 073-435-5560 | 月曜日〜土曜日(祝日含む)の9時〜15時30分まで | 一般ごみ・粗大ごみ・蛍光管等・がれき類・小型家電等・かん・びん・ペットボトル・紙・布 |
| 北事務所 | 和歌山市出島79-1 | 073-471-1503 | 月曜日〜金曜日(祝日含む)の9時〜15時まで | 小型家電等・蛍光管等(紙は対象外) |
| 西事務所 | 和歌山市土入325 | 073-453-0253 | 月曜日〜金曜日(祝日含む)の9時〜15時まで | 小型家電等・蛍光管等(紙は対象外) |
北事務所と西事務所は小型家電等・蛍光管等だけで、段ボールは持ち込めません。段ボールを持ち込むなら青岸ストックヤードです。市の案内では「品目ごとに分別して搬入してください」とされているので、段ボールは段ボールだけでまとめ、新聞や雑誌と混ぜないで積みます。
なお、市の事業者向けページでは、同じ青岸清掃センター(青岸ストックヤード)の受付時間に「ただし、年末年始を除く」と付記されています。年末年始に持ち込む予定なら事前に電話で確認してください。
家庭から持ち込む場合の手数料や必要な持ち物(身分証の要否など)は、今回確認した自己搬入のページには記載がありませんでした。料金が気になる場合は事前に施設へ電話で確認してください。持ち込みの流れ全体は和歌山市のゴミ持ち込みの記事にまとめています。
大きい段ボールは粗大ごみになる?
和歌山市の粗大ごみは「家具類、寝具類、楽器類、家電製品等で1辺の長さが30cmを越えるもの」と定義されています。別のページには「1辺の長さが30cmを越えるものは粗大ごみになります」という書き方もあります。一方で段ボールは「紙」の品目として明記されているため、たたんで紐がけできる段ボールは紙の日に出すのが基本です。
ただし、公式ページには「段ボール箱が何cmまでなら紙で出せるか」という上限の記載はありません。たためないほど大きい箱や、木枠・金具が入った輸送用の箱など判断に迷うものは、廃棄物対策課か粗大ごみ受付センターに現物の状態を伝えて確認するのが確実です。
粗大ごみとして出す場合の申込先は、粗大ごみ受付センター(0570-666-202、月〜金・祝日除く、午前8時半〜午後4時)と、インターネット申込(24時間受付)です。収集日当日は午前8時までに、受付時に打ち合わせた場所へ「お名前・粗大ごみ」と書いた紙を貼って出します。詳しい手順は和歌山市の粗大ごみの記事と、市の粗大ごみの個別収集のページで確認してください。
段ボールで迷いやすいケース一覧
| ケース | 和歌山市での扱い |
|---|---|
| ガムテープ・布テープが貼ったまま | 「紙以外の製品がついているもの」は一般ごみ。テープ類は剥がして段ボールだけを紐がけする |
| ツヤのある加工がされた箱 | コーティング加工されている紙類は一般ごみ |
| カーボン紙(複写伝票など) | 一般ごみ |
| 雨の日・濡れた段ボール | 濡れると再生しにくいため、収集日が雨の時はできるだけ次回に出す |
| お菓子の小箱などの雑がみ | 雑誌にはさむか紙袋に入れて出す(段ボールの束とは分ける) |
| 引っ越しで何十箱も出た | 5個程度までの目安は袋で出す品目のもの。紙の束の数の上限は記載がないため、回を分けるか青岸ストックヤードへ持ち込む |
| 箱に入っていた発泡スチロールの緩衝材 | 段ボールとは分けて一般ごみの日へ。市は「梱包材の発泡スチロール及びナイロン製緩衝材については、一般ごみの日に排出してください」としている |
| 油や食品で汚れた箱 | 一般ごみ。市は「汚れが付着している紙等」を「再生することができない紙くず」として一般ごみに分類している |
| 店舗・事務所から出た段ボール | 事業所から出るごみは市の家庭用収集に出せない(下記参照) |
事業所・店舗の段ボールは市の収集に出せない
見落とされやすいのがここです。市の事業者向けページでは、事業所から出るごみは市の家庭用収集に出せず、事業者が自ら責任を持って処理するものとされています。自宅の一部で店や事務所をしている場合も、事業活動から出た段ボールは家庭ごみの集積所に出せません。
さらに、リサイクルできる古紙は青岸清掃センターに搬入できない扱いになっています(2016年10月1日以降)。事業所の段ボールは、民間の古紙回収業者や和歌山市の許可業者に委託する形になります。事業系ごみの区分(産業廃棄物と事業系一般廃棄物)や自己搬入の手数料など金額に関わる部分は、市の事業者向けごみ分別のページで最新の単価を直接ご確認ください。
なお、無許可の回収業者に渡すと不法投棄につながる例が各地で報告されています。業者に頼むなら、市の許可業者かどうかを必ず確認してください。

| 担当課 | 和歌山市 廃棄物対策課 |
|---|---|
| 所在地 | 〒640-8511 和歌山市七番丁23番地 |
| 電話 | 073-435-1352(ごみ収集について)/073-435-1221(事業者向けページ記載) |
| 粗大ごみ受付センター | 0570-666-202 月〜金(祝日除く)午前8時半〜午後4時/インターネット申込は24時間受付 |
| 持ち込み(紙) | 青岸ストックヤード 和歌山市湊1342-8 073-435-5560 月曜日〜土曜日(祝日含む)9時〜15時30分 |
| 窓口の受付時間 | 公式ページに記載なし(要確認) |
| 公式サイト | 和歌山市ごみ情報サイト リリクルネット/ごみの自己搬入について |
| 確認日 | 2026年10月10日 |
よくある質問
段ボールを一般ごみの袋に入れて出してもいいですか
和歌山市では段ボールは資源の「紙」区分で、古紙類の品目として挙げられています。一般ごみの袋ではなく、種類ごとに十字に紐がけして紙の収集日に出してください。
ガムテープは剥がさないといけませんか
市のルールでは「紙以外の製品がついているもの」は一般ごみに入れるとされています。ガムテープや金具は外し、段ボールだけを束にして出すのが公式の形です。剥がしたテープは一般ごみへ入れます。
雨の日に紙の収集日が当たったらどうしますか
公式ページは「紙は濡れると再生しにくいので、収集日が雨の時は出来るだけ次回に出してください」としています。無理に出さず、次の収集日まで家の中で保管してください。
引っ越しで段ボールが大量に出ました。一度に出せますか
市の「一度に出せるごみの量(ごみ袋の数)は、5個程度までです」は袋に入れて出す品目の目安で、紙の束を何束まで出せるかは公式ページに記載がありません。量が多いときは回を分けるか、青岸ストックヤード(和歌山市湊1342-8、月曜日〜土曜日の9時〜15時30分)に品目ごとに分別して持ち込んでください。家庭ごみの持ち込み手数料は公式ページに記載がないため、事前に施設へ電話で確認してください。
大きくてたためない段ボールは粗大ごみですか
粗大ごみは「家具類、寝具類、楽器類、家電製品等で1辺の長さが30cmを越えるもの」と定義されており、段ボール箱のサイズ上限は公式ページに書かれていません。判断に迷う大きさや木枠付きの箱は、廃棄物対策課または粗大ごみ受付センター(0570-666-202)に確認してください。
お店で出た段ボールを自宅の集積所に出せますか
出せません。事業所から出るごみは市の家庭用収集に出せず、事業者が自ら処理します。リサイクルできる古紙は青岸清掃センターにも搬入できないため、民間の古紙回収業者か市の許可業者に委託してください。
まとめ
和歌山市の段ボールは「紙」区分。テープを外してたたみ、種類ごとに十字に紐がけして、収集日当日の午前8時までに資源の集積場所へ出します。資源の収集日は毎週水曜日(地区によりA・Bコース)で、紙の収集は月2〜3回です。
大量に出たときは青岸ストックヤードへ品目ごとに分けて持ち込み、店舗や事務所の段ボールは市の収集ではなく許可業者や古紙回収業者へ。雨の日は無理に出さず次回に回すのが、紙を資源として生かすコツです。
※この記事は2026年10月10日時点の和歌山市公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。




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