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季節・イベント

和歌山市のイベント|月別の祭り・マルシェと日程の調べ方

和歌山市のイベント|月別の祭り・マルシェと日程の調べ方

「今週末、和歌山市で何かイベントないかな」と調べはじめたものの、出てくるのは和歌山県全体の情報ばかり。白浜や高野山の話に埋もれて、和歌山市内で何がいつあるのかが結局わからない——そんな経験はないでしょうか。

和歌山市は、県庁所在地でありながら神社の古い祭礼と、港・海のイベントが同じ市内に共存しているめずらしい街です。実は和歌山市の公式サイトには「年間行事」というページがあり、1月の御田祭から12月のカウントダウンまで、市内の行事がほぼ網羅されています。地元でも意外と知られていません。

この記事では、その一次情報をもとに和歌山市内のイベントだけを月別カレンダーに並べ直し、あわせて駐車場・アクセス・子連れで行くときのコツまでまとめます。最初に「日程の調べ方」から入るので、この記事をブックマークしておけば毎年・毎月使えます。

地元では「祭りは和歌浦、花火は和歌山港」がだいたいの相場観です。和歌浦エリアは道が細くて駐車場が少ないので、車で行って現地で探すのがいちばん失敗します。祭りの日は電車+徒歩、が地元民の正解です。

まずはここから|和歌山市のイベント日程の調べ方

和歌山市のイベントは、開催日が「毎年同じ日付」のものと「毎年◯月の第◯日曜」で動くものが混在します。まとめサイトの古い日程をそのまま信じると空振りするので、次の3つの公式情報を順に見るのが確実です。

  1. 和歌山市 公式サイトの「年間行事」ページ…市内の神社の祭礼から花火大会、イルミネーションまで、1年分が月順に並んでいます。まずここで「その月に何があるか」を把握します(和歌山市 年間行事)。
  2. 和歌山県公式観光サイト「わかやま観光情報」…イベント単位の詳細ページがあり、会場住所・アクセス・問い合わせ先まで載っています(和歌山県公式観光サイト)。
  3. イベントごとの公式サイト…花火大会や祭りは専用サイトがあり、当日の順延判断・観覧エリア・協賛席の案内はここが最速です。

屋外イベントは「雨天決行/荒天順延」の扱いが行事ごとに違います。前日と当日朝に公式サイトかSNSを見る、というひと手間だけは省かないでください。

和歌山市のイベント情報を確認するイメージ
写真: Tokyo-Good / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

【月別カレンダー】和歌山市のイベント一覧

和歌山市公式サイトの年間行事をもとに、市内の代表的なイベントを月別に整理しました。日付は年度によって動くものがあるため「例年の時期」として見ていただき、当年の確定日程は必ず公式サイトでご確認ください。

月 主なイベント 例年の時期 エリア
1月 初詣、御田祭、新春かるた大会、卯杖祭、初観音、初天神 1月上旬〜下旬 市内各社寺
2月 節分(紀三井寺・和歌浦天満宮ほか)、針供養 2月上旬 紀三井寺・和歌浦
3月 雛流し、涅槃会、紀三井寺 初午、和歌浦天満宮大祭、桜祭り 3月上旬〜4月中旬 和歌浦・紀三井寺・和歌山城公園ほか
4月 木祭り、日前宮薪能、四季の郷クラフトフェア 4月上旬〜中旬 伊太祈曽・日前宮・四季の郷公園
5月 和歌祭、和歌浦漁港朝市 5月中旬 和歌浦(紀州東照宮)
6月 たなばた祭(〜7月上旬)、加太海水浴場の海開き 6月中旬〜下旬 市内・加太
7月 七夕・祇園祭、和歌浦天満宮 夏祭、港まつり花火大会、茅輪祭、夏越し祭、各海水浴場オープン 7月上旬〜下旬 和歌山港・和歌浦・磯の浦ほか
8月 紀州おどり「ぶんだら節」、千日詣、灯篭供養 8月上旬〜中旬 市中心部・紀三井寺ほか
9月 スターライトイリュージョン、日前神宮・國懸神宮例大祭 9月中旬〜下旬 マリーナシティ・秋月
10月 甘酒祭、和歌山市民茶会、伊太祁曽神社例祭、木ノ本の獅子舞、神幸祭、和歌山城公園菊花展、おどるんや紀州よさこい祭り 10月上旬〜下旬 和歌山城公園・伊太祈曽ほか
11月 和歌浦 花火大会、しらすまつり、開山忌、フェスタ・ルーチェ開幕、KEYAKI LIGHT PARADE開幕 11月上旬〜下旬 和歌浦・マリーナシティ・けやき大通り
12月 しまい観音、和歌山ジャズマラソン、和歌山市民茶会、ニューイヤーズカウントダウン 12月中旬〜大晦日 市内各所

このほか通年で開催されている催しもあります。雑賀崎の「おっとっと広場」は毎週土日祝、加太の「加太昼市」は毎月第1土曜(1月・7月・8月を除く)に開かれており、小さな市(マルシェ)感覚で立ち寄れます。予定が空いた週末の受け皿として覚えておくと便利です。

春(3〜5月)の和歌山市のイベント|桜まつりと和歌祭

春の和歌山市は、桜と祭りが立て続けに来る一番にぎやかな季節です。

桜祭り(3月下旬〜4月中旬)

和歌山市の年間行事では、桜祭りは3月20日ごろから4月20日ごろまでの期間行事として案内されています。和歌山城公園は市内随一の花見スポットで、開園時間は9時〜17時30分(天守閣の入場は17時まで)、天守閣の入場料は大人410円・小人(小中学生)200円です(和歌山県公式観光サイト/和歌山城)。公園内の散策自体は入場料なしで楽しめます。

和歌祭(5月中旬)

和歌山市を代表する祭りが、和歌浦の紀州東照宮で行われる和歌祭です。紀州徳川家ゆかりの大祭で、108段の急な石段を神輿が一気に駆け下りる「神輿おろし」が最大の見どころ。そのあと太鼓や雑賀踊、薙刀振りといった渡御行列が和歌浦一帯を練り歩きます。2026年は5月17日(日)に開催され、11時ごろから神輿おろし、正午〜16時に渡御行列という進行でした。翌年以降の日程は和歌山市公式サイトと和歌祭公式サイトでご確認ください。

神輿おろしは石段前に人が集中します。小さなお子さん連れなら、石段周辺で粘るより和歌浦の街なかで渡御行列を待つほうが安全に見られます。

和歌浦を練り歩く和歌祭の渡御行列のイメージ
写真: 野口保興 / Wikimedia Commons (Public domain)

夏(6〜8月)の和歌山市のイベント|港まつり花火大会と海

和歌山市の夏は、海開きと花火大会が主役です。

港まつり花火大会(7月下旬)

和歌山市最大級の花火大会が、和歌山港で開かれる港まつり花火大会です。港の安全を祈願して1953年に始まった歴史ある大会で、会場は和歌山港 中ふ頭 万トンバース(和歌山市西浜)。2026年は7月25日(土)20時〜20時50分の予定で、約3,000発の花火に加えて15分間のドローンショーが組み込まれました(港まつり花火大会 公式サイト)。

行くうえで最重要なのが駐車場です。会場には駐車場がありません。和歌山県公式観光サイトでも公共交通機関か自転車での来場が案内されています。最寄りは南海和歌山港線の和歌山港駅で、会場まで徒歩約10分です(和歌山県公式観光サイト/港まつり花火大会)。

また、個人協賛(1口3,000円)に申し込むと指定観覧エリアに入れるリストバンドが受け取れる仕組みがあります。申込先や締切は年によって変わるため、公式サイトか港まつり実行委員会事務局(073-435-1041)でご確認ください。

海水浴場と夏の祭礼

和歌山市には海水浴場が複数あり、加太海水浴場は6月下旬から、磯の浦・片男波・浪早ビーチ・浜の宮ビーチは7月1日から8月31日ごろまで開設されるのが例年の形です。遊泳期間や監視員の配置は年ごとに変わるので、行く前に必ず市の案内を確認してください。7月には七夕・祇園祭、和歌浦天満宮の夏祭、茅輪祭・夏越し祭と神社の行事が続きます。

紀州おどり「ぶんだら節」(8月上旬)

8月1日ごろに開かれる市民参加型の踊りイベントです。会場・コースは毎年公式に発表されるため、見物する場所を決める前に和歌山市公式サイトの案内をご確認ください。

和歌山港の港まつり花火大会のイメージ
写真: 663highland / Wikimedia Commons (CC BY 2.5)

秋(9〜11月)の和歌山市のイベント|よさこいと菊花展

秋は屋外がいちばん快適で、市内のイベント密度も高くなります。

  • おどるんや紀州よさこい祭り(10月下旬〜11月上旬)…市中心部が会場になる大型のよさこいイベント。
  • 和歌山城公園 菊花展(10月下旬〜11月下旬)…約1か月間の期間展示なので、日程を合わせやすいのが利点です。公園散策とセットにできます。
  • 和歌浦 花火大会(11月上旬)…夏ではなく秋に上がる花火です。和歌浦エリアは駐車場が限られるため、公共交通機関を優先してください。
  • しらすまつり(11月上旬)…和歌山市らしい海の食のイベント。
  • スターライトイリュージョン(9月中旬〜10月)…和歌山マリーナシティで開かれる、夜の演出イベントです。
  • 伊太祁曽神社例祭・木ノ本の獅子舞・神幸祭(10月中旬〜下旬)…地域に根づいた古い祭礼が続きます。

秋のイベントは「期間展示型」と「1日限りの祭り型」がはっきり分かれます。旅行の日程が動かせないなら、菊花展のような期間展示型を軸に組み立てると外しません。

冬(12〜2月)の和歌山市のイベント|イルミネーションと初詣

冬の和歌山市は、光のイベントと社寺の行事が中心になります。

和歌山マリーナシティのフェスタ・ルーチェは11月ごろから翌年2月下旬ごろまで開催される長期のイルミネーションイベントで、冬の和歌山市の定番です。市街地ではKEYAKI LIGHT PARADEがけやき大通りを彩り、こちらも11月下旬から2月下旬ごろまでと会期が長めです。長期開催のイベントは平日の早い時間帯を狙うと、駐車場も点灯直後の混雑も避けやすくなります。

12月は和歌山ジャズマラソン、しまい観音、大晦日のニューイヤーズカウントダウン。年が明ければ、紀三井寺や日前宮などへの初詣、御田祭、卯杖祭、初天神と社寺の行事が続きます。2月は紀三井寺・和歌浦天満宮の節分が有名です。

和歌山マリーナシティの冬のイルミネーションのイメージ
写真: 663highland / Wikimedia Commons (CC BY 2.5)

会場別|アクセスと駐車場のポイント

和歌山市のイベントは会場ごとに「車で行っていいか」がはっきり分かれます。主要会場の基本情報をまとめました。

会場 主なイベント アクセス 駐車場
和歌山城公園 桜祭り・菊花展 JR和歌山駅からバス約10分「和歌山城前」下車 徒歩約10分/南海和歌山市駅から徒歩約10分 和歌山城公園駐車場あり(料金・営業時間は公式で要確認)
和歌山港 中ふ頭 万トンバース 港まつり花火大会 南海和歌山港駅から徒歩約10分 なし(公共交通機関・自転車での来場が案内されています)
紀州東照宮・和歌浦一帯 和歌祭・和歌浦天満宮の行事 JR和歌山駅からバス利用(所要時間は要確認) 周辺の駐車台数が限られるため要確認
和歌山マリーナシティ フェスタ・ルーチェ/スターライトイリュージョン JR海南駅からバス利用ほか(要確認) あり(料金は公式で要確認)
加太・雑賀崎エリア 加太昼市・おっとっと広場 南海加太線 加太駅ほか 各会場で要確認

問い合わせ先の例:和歌山城天守閣 073-422-8979/港まつり実行委員会事務局 073-435-1041/東照宮会館 073-444-0808/和歌山マリーナシティ 0570-064-358。料金や営業時間は改定されることがあるため、必ず各公式サイトで最新をご確認ください。

子連れで和歌山市のイベントに行くときのコツ

ここは県全体のイベント記事ではあまり触れられない部分ですが、実際にいちばん差が出るところです。

  • 花火は「行き」より「帰り」を先に決める…港まつり花火大会は終了が21時前後。和歌山港駅は終演後に一気に混みます。小さなお子さん連れなら、フィナーレを待たず5〜10分早めに動き出すほうが結果的に早く帰れます。
  • 神輿・行列は「動く場所」で見る…和歌祭の神輿おろしは石段前が密集します。渡御行列は和歌浦の街なかを移動するので、広い場所で待つほうが子どもの視界も確保しやすいです。
  • 夏の日中イベントは日陰の有無を確認…和歌山市の夏は日差しが強く、港・海沿いの会場は日陰がほとんどありません。開始時刻より前に着いて長時間待つのは避け、日傘・帽子・多めの水分を用意してください。
  • 期間開催型を選ぶ…菊花展やフェスタ・ルーチェのような長期イベントなら、体調や天気に合わせて日をずらせます。子連れの初回はこちらが安心です。
  • 雨天時の逃げ場を持っておく…屋外イベントが中止になっても、屋内で遊べる場所を1つ決めておくと1日が崩れません。

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よくある質問

和歌山市で今月開催中のイベントはどこで調べられますか?

和歌山市公式サイトの「年間行事」ページが最も網羅的です。月ごとに市内の祭礼・花火・イルミネーションが並んでいます。イベント単位の詳細(会場住所・問い合わせ先)は和歌山県公式観光サイトで確認でき、当日の開催可否は各イベントの公式サイトが最速です。

和歌山市で一番大きな祭りは何ですか?

知名度・規模で挙げられるのは、5月中旬に和歌浦の紀州東照宮で行われる和歌祭と、7月下旬に和歌山港で開かれる港まつり花火大会です。前者は神輿おろしと渡御行列、後者は約3,000発の花火とドローンショーが見どころです。

港まつり花火大会に車で行けますか?

会場に駐車場はありません。和歌山県公式観光サイトでも公共交通機関または自転車での来場が案内されています。南海和歌山港駅から徒歩約10分です。

週末に和歌山市で気軽に行ける催しはありますか?

大きな祭りがない週末でも、雑賀崎の「おっとっと広場」が毎週土日祝に、加太の「加太昼市」が毎月第1土曜(1月・7月・8月を除く)に開かれています。市(マルシェ)感覚で立ち寄れるので、予定が空いた日の候補になります。開催状況は事前にご確認ください。

和歌山市のイベントは雨だと中止になりますか?

行事によって「雨天決行」「荒天順延」「中止」と扱いが異なります。屋外イベントは前日と当日朝に公式サイトの案内を確認してください。長期開催のイルミネーションや菊花展は日程を動かしやすいので、天候が読めないときはそちらを選ぶのがおすすめです。

まとめ

  • 和歌山市のイベントは和歌山市公式「年間行事」→和歌山県公式観光サイト→各イベント公式の順で確認すると確実。
  • 春は桜祭り(3月下旬〜4月中旬)と和歌祭(5月中旬・紀州東照宮)、夏は港まつり花火大会(7月下旬・和歌山港)が二大イベント。
  • 秋はよさこい・菊花展・和歌浦花火大会、冬はフェスタ・ルーチェとKEYAKI LIGHT PARADEの長期イルミネーション。
  • 港まつり花火大会の会場に駐車場はなし。和歌浦エリアも駐車台数が限られるため、祭りの日は電車+徒歩が基本。
  • 子連れなら「期間開催型」を軸にし、花火は帰りの動線を先に決めておくと失敗しない。

次に読むなら、県全体を見渡せる和歌山のイベント年間カレンダーと、花火に絞った和歌山の花火大会まとめがおすすめです。

この記事を書いた人

河原 将太

執筆・編集
河原 将太
東京生まれ東京育ち、和歌山へ移住。和歌山をこよなく愛する東京人の目線で書いています。
株式会社Tip 代表取締役。東京生まれ東京育ちで、IT企業を2社創業していずれもグロースさせたのち、現在の会社を立ち上げました。大手企業・上場企業を含む20社以上にAIとSNSを軸とした支援を行い、1投稿で1億回以上再生されたコンテンツの企画にも携わっています。いまは白浜・宮古島・伊豆という日本を代表する観光地に軸足を移し、生活ごと和歌山・白浜へ移す準備を進めているところです。このメディアでは「はじめて和歌山に来る人が何を知りたいか」を、移住してきた東京人としてまだ覚えているうちに書き残しています。地元の人には当たり前すぎて説明されないこと、県外の人には想像がつかないこと。その差を埋めるのが役割だと思っています。
得意分野:経営・AIコンサルティング・SNSプロデュース・新規事業開発 株式会社Tip 代表プロフィール
中島 大輔

共同執筆・監修
中島 大輔
和歌山市生まれ和歌山市育ち。月に一度は南紀まで足を運ぶ、生粋の和歌山人です。
株式会社ドリームフーズ 代表。和歌山市で生まれ育ち、大新小学校・城東中学校を経て、和歌山市役所 環境課で6年間勤務したのち独立しました。市役所時代に県内を回った経験もあり、観光地から住宅街まで和歌山のことは一通り分かります。いまは和歌山の企業や観光協会のSNS運用・ライブコマースを手がけていて、県内の店や施設の「中の人」と話す機会が多いのも強みです。月に一度は南紀までお墓参りと神社参拝に行くので、紀北だけでなく白浜・田辺から新宮まで、季節ごとの景色や道の混み具合も体で覚えています。このメディアでは、ガイドブックに載らない地元の感覚と、実際に行ってみないと分からない部分を担当しています。
得意分野:和歌山の地域事情・SNS運用・ライブコマース・観光・飲食の現場 株式会社ドリームフーズ

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