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和歌山県田辺市の灯油の捨て方|ストーブ・ポリタンクの出し方と相談先

和歌山県田辺市の灯油の捨て方|ストーブ・ポリタンクの出し方と相談先

使い切れなかった灯油、どの袋に入れるか迷っていませんか?

シーズンの終わりに、ポリタンクの底に数リットル残って、ストーブの中にもまだ入っている。和歌山県田辺市に引っ越してきた最初の春、私もこの状態で固まりました。分別表を何度めくっても「灯油」の行が見つからないからです。

結論は3つです。

  • 田辺市の分別一覧に「灯油」単独の行は無く、液体の灯油を入れる指定袋はありません。
  • 公式に書かれているのは「石油ストーブ等に入っている灯油は抜き取って出す」「ポリ容器(ポリタンク)は中身を取り除いてプラスチックごみへ」の2点です。
  • 残った灯油の行き先は、廃棄物処理課(0739-24-6218)に確認するのが公式に沿った手順です。

この記事では、分別一覧で確認できた灯油まわりの品目の区分、容器や器具の出し方、袋に入らないときの持ち込み料金と時間、やってはいけない出し方を整理します。

この記事は2026年10月22日時点の田辺市公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。

和歌山県田辺市・天神崎の青空と穏やかな海
写真: 663highland / Wikimedia Commons (CC BY 2.5)

地元民のひとこと:田辺でよく聞く失敗は「ポリタンクをそのまま緑の袋に入れたら持っていってもらえなかった」と「ストーブに灯油が残ったまま資源ごみに出した」の2つです。どちらも公式の一覧に「中身を取り除く」「抜き取る」と書いてあるのに、液体の灯油をどうするかが書いていないので、容器ごと出してしまうんですよね。私はシーズン最後の1缶を買う量を減らして、残さない作戦に切り替えました。

田辺市では灯油そのものを出す区分がない

田辺市の「ごみ分別辞書」ページから開ける分別一覧PDF(五十音順)を「灯油」で探すと、出てくるのは石油ストーブ、灯油用の容器、灯油ポンプの行だけです。液体の灯油を「燃えるごみ」「埋立てごみ」などに振り分けた行はありません。

市の「資源ごみ(青色の指定ごみ袋)」ページと「小型家電の正しい分別にご協力をお願いします」ページには、どちらも同じ1文があります。原文は「石油ストーブ等に入っている「灯油」は抜き取って出してください。」です。抜き取った後の灯油をどうするかは、両ページとも書いていません。

一方で「取り扱いできないごみ」のページ(ガスボンベ、単車、家電4品目、注射針、農薬・劇薬・劇物など)にも灯油の語は無く、「ごみに関するQ&A」の7問にも出てきません。つまり田辺市公式は、灯油について「出せる」とも「出せない」とも明記していない状態です。

知りたいこと 公式サイトの記載 この記事での扱い
液体の灯油を出す区分 記載なし(分別一覧に「灯油」単独の行は無い) 廃棄物処理課に確認
石油ストーブに残った灯油 「抜き取って出してください」(資源ごみページ・小型家電ページ) 必ず抜いてから資源ごみへ
灯油のポリタンク 灯油用ポリタンク=プラスチック製/プラ「灯油は抜き取ってください。」、ポリ容器(ポリタンク)=プラスチック製/プラ「中身を取り除いてください。」 空にしてプラスチックごみへ
灯油を処理場へ持ち込めるか 自己搬入ページに液体・灯油の記載なし 運ぶ前に電話で確認

分別一覧で確認できる灯油まわりの品目

分別一覧PDFの列は「品目/材質/種別/出し方のアドバイス」です。灯油に関係する行を、原文の表記で並べます。種別の「資源」は資源ごみ専用袋、「プラ」はプラスチックごみ専用袋、「可燃」は燃えるごみ専用袋を指します。

品目(原文) 材質 種別 出し方のアドバイス(原文)
石油ストーブ・石油ファンヒーター - 資源 灯油は抜き取ってください。金属以外の素材が付いていても可(※注1、※注3)
灯油用ポリタンク プラスチック製 プラ 灯油は抜き取ってください。
ポリ容器(ポリタンク) プラスチック製 プラ 中身を取り除いてください。
石油ポンプ(手動式) プラスチック製 プラ -
石油ポンプ(電池式) 複合品(※注2) 資源(※注3) -
オイルヒーター - 資源 金属以外の素材が付いていても可(※注1)
廃油(自動車、バイク用等) - ※ 販売店・ガソリンスタンド等にご相談ください。
油(食用油) 中身 可燃 紙や布にしみ込ませるか固めて出してください。

注意したいのは最後の2行です。「紙や布にしみ込ませる」は食用油の行にだけ付いているアドバイスで、灯油に流用する根拠はありません。「販売店・ガソリンスタンド等にご相談ください」も自動車・バイク用の廃油の行で、灯油の行ではありません。灯油は、どちらの方法も公式には書かれていない品目として扱います。

一覧の末尾にある注記の原文は次のとおりです。※注2「金属とプラスチックを合わせた製品など、異なる材質が合わさってできた製品」、※注3「電池・バッテリー・体温計・加熱式たばこは、埋立てごみ収集日に、透明なビニール袋に入れて「埋立てごみ専用袋」に入れず別に出してください。」。電池式の灯油ポンプは、電池を抜いて本体を資源ごみへ、電池は埋立てごみの日に透明袋で別に、という2段構えになります。

和歌山県田辺市・扇ヶ浜の明るい海岸と青空
写真: 663highland / Wikimedia Commons (CC BY 2.5)

残った灯油はどうする?公式に沿った3ステップ

  1. まず使い切る。公式が器具と容器について求めているのは「抜き取る」「中身を取り除く」です。残量が少なければ、ストーブで燃やし切るのが一番確実に「中身なし」の状態になります。
  2. 器具と容器から抜き取る。ストーブのタンク、受け皿、ポリタンクの底まで空にします。空になった器具は資源ごみ、ポリタンクはプラスチックごみの区分で出せます(袋に入らない場合は次の章へ)。
  3. 抜いた灯油の行き先は電話で確認する。「ごみに関するQ&A」の原文は「掲載されていない品目については廃棄物処理課(0739-24-6218)までお問い合わせください。」です。灯油は掲載されていない品目なので、この案内に従います。

自動車用の廃油が「販売店・ガソリンスタンド等にご相談ください」と案内されていることから、灯油も購入先に引き取りを相談できる可能性はあります。ただしこれは灯油の行ではないため、本記事では「市の公式案内」とは書きません。購入先に相談するか、市に相談するか、どちらも問い合わせからになります。

ポリタンクやストーブが指定袋に入らないとき

分別一覧の※注1は「指定袋に入らない場合は、有料で田辺市ごみ処理場・各行政局へ自己搬入されるか「特別収集」を利用できます。」です。18リットルのポリタンクや石油ファンヒーターは袋に入らないことが多いので、この2ルートになります。

自己搬入のページ「指定袋に入らないごみの処理方法について(自己搬入の場合)」の原文では、搬入できるのは「田辺市内で発生した家庭生活に伴うごみ(家庭ごみ)」で、「産業廃棄物の持込みはできません」とあります。受付と手数料は次のとおりです。

施設 平日 第4日曜日
田辺市廃棄物処理場(ごみ処理場) 8時30分〜16時 9時30分〜15時30分
各行政局(中辺路・大塔・本宮・龍神) 8時30分〜16時 9時〜12時

龍神管内は注意点があります。原文は「第4日曜日(9時~12時)にごみを搬入する場合は、直接、龍神リサイクルセンター(安井地区)に搬入してください。」で、第4日曜日だけ搬入先がリサイクルセンターに変わります。平日は龍神行政局です。

車種(原文) 可燃物(燃えるごみだけを搬入する場合) 不燃物(可燃物、不燃物混載の場合を含みます)
軽四車(徒歩、自転車、単車を含む) 950円 1,130円
軽四車を超え2トン車以下 1,900円 2,260円

表題は「ごみ処理手数料(1車につき)」で、但し書きに「処理困難物は別に処理手数料が加算されます」「2トン車を超える車両については搬入できません」とあります。ポリタンクやストーブは資源・プラの品目なので、「燃えるごみだけ」の950円には当たりません。受付では「マイナンバーカード、自動車運転免許証等の本人確認書類の提示」が求められ、本人確認ができない場合は受入れを断られます。

液体の灯油を一緒に運んでよいかは、このページに記載がありません。器具と容器だけを運び、灯油は事前に電話で確認してからにします。自己搬入が難しい場合の特別収集(予約制・有料)は、田辺市の粗大ごみの出し方の記事で手順と料金を解説しています。処理場の場所や当日の流れは田辺市のゴミ処理場に持ち込みの記事をご覧ください。

やってはいけない出し方(公式の記載から)

  • ストーブに灯油を残したまま資源ごみに出す。資源ごみページと小型家電ページの両方が「抜き取って出してください」と求めています。
  • ポリタンクに灯油を残したままプラスチックごみに出す。分別一覧の行は「中身を取り除いてください。」です。
  • 液体の灯油を指定袋に入れる。どの指定袋にも灯油を入れてよいという記載はありません。受け皿が無い以上、袋に入れないのが原則です。
  • 食用油の方法を流用する。「紙や布にしみ込ませる」は食用油の行だけのアドバイスです。灯油で同じことをしてよいとは書かれていません。
  • 電池式ポンプの電池を付けたまま出す。※注3のとおり、電池は埋立てごみの日に透明袋で別に出します。

小型家電ページには「正しく分別されていない不適正なごみが混入していると、作業員がケガをしたり、火災の原因となったりするおそれがあり、非常に危険です。」とあります。灯油が残った器具や容器は、まさにこの「不適正なごみ」になりやすい品目です。

田辺市ごみ処理場の外観と晴れた空
写真: Vanquish0 / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)
担当課 田辺市 廃棄物処理課(市ごみ処理場内)
住所 〒646-0053 和歌山県田辺市元町2291番地の6
電話 0739-24-6218(FAX 0739-24-4068)
開庁時間 午前8時30分から午後5時15分(自己搬入の受付は平日8時30分〜16時)
公式URL 資源ごみ(青色の指定ごみ袋)/ごみ分別辞書(分別一覧PDF)/小型家電の正しい分別にご協力をお願いします/指定袋に入らないごみの処理方法について(自己搬入の場合)/ごみに関するQ&A
確認日 2026年10月22日

よくある質問

灯油は燃えるごみに出せますか?

出せるという記載は田辺市公式にありません。分別一覧に「灯油」単独の行は無く、資源ごみページ・小型家電ページも「ストーブから抜き取って出す」までしか書いていません。抜いた灯油は廃棄物処理課(0739-24-6218)に確認します。

灯油が入ったままのポリタンクはどうなりますか?

分別一覧の「灯油用ポリタンク」の行はプラスチック製・プラで「灯油は抜き取ってください。」、「ポリ容器(ポリタンク)」の行はプラスチック製・プラで「中身を取り除いてください。」です。中身を使い切って空にしてから、プラスチックごみ専用袋で出します。袋に入らないサイズなら自己搬入か特別収集です。

石油ファンヒーターは何ごみですか?

分別一覧では「石油ストーブ・石油ファンヒーター」の1行で、種別は資源、アドバイスは「灯油は抜き取ってください。金属以外の素材が付いていても可」です。資源ごみ専用袋に入らない場合は、有料の自己搬入か特別収集になります。

灯油をごみ処理場に持ち込めますか?

自己搬入のページに液体や灯油の記載はありません。手数料表は可燃物・不燃物の2区分で、液体の扱いは書かれていないので、運ぶ前に廃棄物処理課へ電話で確認してください。器具と空の容器は家庭ごみとして搬入の対象です。

新聞紙にしみ込ませて燃えるごみに出してもいいですか?

「紙や布にしみ込ませるか固めて出してください。」は食用油の行にだけ付いたアドバイスで、灯油の行ではありません。公式に根拠が無いため、この記事では勧めません。少量でも廃棄物処理課に確認するのが安全です。

まとめ

  • 田辺市公式に「灯油そのもの」を出す区分は無く、器具は「抜き取る」、容器は「中身を取り除く」までが公式の案内です。
  • 石油ストーブ・石油ファンヒーターは資源ごみ、ポリ容器(ポリタンク)はプラスチックごみ。袋に入らなければ自己搬入(軽四車で不燃物1,130円から)か特別収集です。
  • 残った灯油の行き先は廃棄物処理課(0739-24-6218)へ。掲載されていない品目は電話で聞く、というのが市のQ&Aの原文です。

区分の全体像は田辺市のゴミ分別・出し方の記事にまとめています。この記事は2026年10月22日時点の田辺市公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。


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和歌山タイムズ編集部(株式会社Tip)
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