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和歌山県田辺市の粗大ごみの出し方|自己搬入と特別収集の料金・予約

和歌山県田辺市の粗大ごみの出し方|自己搬入と特別収集の料金・予約

引っ越しで出た古いソファやマットレス、田辺市ではどうやって処分すればいいのか迷っていませんか。

田辺市には処理券を買って集積所に出す仕組みがなく、自宅まで来てもらう特別収集は1軒1車・半年に1回まで、土日祝は使えません。自己搬入も土日祝は搬入できず、荷下ろしは原則自分で行います。

指定袋に入らない大きなごみは、①田辺市ごみ処理場や各行政局へ自分で運ぶ(自己搬入)、②予約制の「特別収集」で自宅まで取りに来てもらう、③市が許可した一般廃棄物収集運搬許可業者に依頼するの3択で、いずれも有料です。自己搬入は軽四車1台で可燃物950円・不燃物1,130円、特別収集は軽四車1,370円から。タイヤやマットレスなどの「処理困難物」は別に品目ごとの手数料が加算されます。安くて早いのは自己搬入で、運ぶ手段があるなら平日8時30分〜16時か第4日曜日9時30分〜15時30分に田辺市ごみ処理場へ持ち込むのが基本です。

この記事では、3つの方法の使い分け、特別収集の申込手順、持ち込み先と受付日時、料金一覧、市で取り扱いできないごみまで整理しました。

この記事は2026年9月8日時点の田辺市公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。

田辺市に引っ越してきた人がまず戸惑うのが、「粗大ごみのシールはどこで買えますか」と聞いても話が噛み合わないことです。田辺市の料金は品目ごとのシールではなく「車1台いくら」が基本。ソファ1つのために軽トラを出すより、押し入れや物置の不要品をまとめて1回で運ぶほうが得をします。平日に休めない人は第4日曜日が頼りですが、毎月混みます。

軽トラックに積んだ粗大ごみのイメージ
写真: 663highland / Wikimedia Commons (CC BY 2.5)

田辺市の「粗大ごみ」=分別指定袋に入らないごみ

田辺市の家庭ごみは、燃えるごみ(赤色)・資源ごみ(青色)・プラスチックごみ(緑色)・埋立てごみ(紫色)の4分別で、家庭用分別指定袋に入れて集積所に出します。この指定袋に入りきらないごみが粗大ごみにあたり、公式サイトでは「指定袋に入らないごみ」と呼ばれています。

さらにタイヤ・消火器・バッテリー・スプリングマットレス・ピアノなどは「処理困難物」として別枠になり、品目ごとの手数料がかかります。処理困難物は分解しても処理手数料が必要で、ごみ分別指定袋で出されても収集されません。

大きさ サイズ ごみ処理手数料
【大】(4種類すべて) 50リットル/縦900ミリメートル×横650ミリメートル 各袋10枚入り・440円
【小】(4種類すべて) 30リットル/縦750ミリメートル×横500ミリメートル 各袋10枚入り・220円
【特小】(燃えるごみ・埋立てごみのみ) 15リットル/縦550ミリメートル×横450ミリメートル 各袋10枚入り・110円

迷う品目は市のごみ分別辞書で確認できます。

出し方は3つ|自己搬入・特別収集・許可業者

公式の「指定袋に入らないごみの処理方法について」に示された方法は次の3つです。

方法 向いている人 予約 料金の目安
①自己搬入(田辺市ごみ処理場・各行政局) 自分で運ぶ手段がある人 ごみ処理場は公式に予約の案内なし/行政局は事前連絡が必要 軽四車 可燃物950円・不燃物1,130円ほか
②特別収集 自己搬入できない人 予約制(電話) 軽四車1,370円〜
③一般廃棄物収集運搬許可業者に依頼 ①②で対応できないごみがある人 各業者へ 業者により異なる

③の許可業者一覧は廃棄物処理課が案内しています。許可業者かどうかは必ず市に確認を。

特別収集(自宅まで来てもらう)の申込手順

車がない、積めないなどで自己搬入できない場合は「特別収集」を利用します。

  1. 出したいものが2人で持ち運びできる大きさ・重さかを確認します(取扱いは二人で持ち運びできるものに限ります)。
  2. 旧田辺市の地域の方は廃棄物処理課へ、行政局管内の方は各行政局へ電話で予約します。
  3. 時間は午前9時、10時、11時、午後は1時30分、3時から選びます。1トン車の予約は原則午後からです。
  4. 収集日までに分別し、透明または半透明の袋を使用するか紐で縛るなどして建物の外へ出します。
  5. 収集当日は立会いの方が必要です。
予約受付窓口 電話番号
廃棄物処理課 0739-24-6218
大塔行政局 住民福祉課 0739-48-0301(代表)
中辺路行政局 住民福祉課 0739-64-0502
龍神行政局 住民福祉課 0739-78-0820
本宮行政局 住民福祉課 0735-42-0004
  • 1軒につき1車までで、半年間に1回のみ利用可能です。
  • 一般家庭の生活に伴って出る家庭ごみが対象です。
  • 軽四車または小型貨物車(1トン車)に全てのごみが積載できる量が対象です。
  • エアコン、テレビ(ブラウン管・液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は収集できません。
  • 土曜・日曜・祝日(振替休日含む)・年末年始は利用できません。

特別収集の料金

車種 処理困難物(有料)だけの場合 処理困難物(有料)及び粗大ごみの場合
軽四車 1,370円 2,410円
小型貨物車 2,740円 4,820円

処理困難物は上記と別に品目ごとの手数料が必要です(分解しても必要)。この表に「粗大ごみだけを出す場合」の欄はないため、その金額は予約の電話で確認してください。

自己搬入(持ち込み)できる場所と受付日時

持ち込む場所で受付時間が変わります。

搬入先 平日 第4日曜日 土曜・日曜・祝日(振替休日含む)
田辺市ごみ処理場(田辺市元町2291番地の6) 8時30分〜16時 9時30分〜15時30分 搬入できません
中辺路・大塔・本宮・龍神の各行政局 8時30分〜16時 9時〜12時 搬入できません

なお、田辺市が公開している「一般廃棄物(家庭ごみ)搬入許可申請書」の注意事項には、第4日曜日の搬入について「2月は除く」と記載されています。案内ページ側にこの但し書きはないため、2月の第4日曜日に持ち込む場合は事前に廃棄物処理課(0739-24-6218)へご確認ください。

行政局へ搬入する場合は事前に各行政局へ連絡を。行政局で受け付けるのは袋に入らない粗大ごみや処理困難物のみで、産業廃棄物等は搬入できません。

例外もあります。龍神行政局管内の方が第4日曜日(9時〜12時)に搬入する場合は、直接、龍神リサイクルセンター(安井地区)へ。また上大中クリーンセンターは令和3年3月末で閉鎖しており搬入できません。

清掃施設に自己搬入する車列のイメージ
写真: 663highland / Wikimedia Commons (CC BY 2.5)

自己搬入の料金(1車につき)

車種と積んだごみの種類で決まります。徒歩・自転車・単車での持ち込みも軽四車と同じ扱いです。

車種 可燃物(燃えるごみだけを搬入する場合) 不燃物(可燃物・不燃物混載の場合を含む)
軽四車(徒歩、自転車、単車を含む) 950円 1,130円
軽四車を超え2トン車以下 1,900円 2,260円

2トン車を超える車両は搬入できません。処理困難物は上記と別に手数料が加算されます。行政局での取扱いは二人で運ぶことができるものに限ります。

手数料 品目
220円 タイヤ(ホイールあり)
330円 消火器/バッテリー
440円 タイヤ(ホイールなし)
1,100円 スプリングマットレス(シングルサイズ以下のもの)
1,650円 スプリングマットレス(シングルサイズを超えるもの)/椅子型マッサージ機
3,300円 エレクトーン・オルガン
7,700円 ピアノ

支払方法の詳細は公式サイトに記載がないため、廃棄物処理課へお問い合わせください。

自己搬入当日の流れと持ち物

  1. 4分別してから行く。田辺市が定めるごみの4分別をおこなうことで搬入できます。分別されていないと判断された場合は受入れを断られます。
  2. 申請書を用意する。「一般廃棄物(家庭ごみ)搬入許可申請書」に必要事項を記入します。ごみ処理場の窓口で受け取れるほか、廃棄物処理課のホームページ(申請書PDF)からも入手でき、事前記入で受付時間を短縮できます。
  3. 本人確認書類を持参する。受付では本人による持込みの確認のため、マイナンバーカード、自動車運転免許証等の提示が必要です。確認できない場合は受入れを断られます。
  4. 自分で荷下ろしする。場内での荷下ろしは原則、搬入者自身の作業です(職員の作業は補助)。重い物は手伝う人と行くほうが安全です。
  • 場内は徐行運転で通行します。
  • 場内は禁煙です。たばこのポイ捨ても絶対にしないでください。
  • 判断が難しいごみを持ち込んだ場合、職員がごみの発生場所を確認することがあります。
  • 職員の指示は必ず守ってください。守れない場合は受入れを断られます。

持ち込めるのは田辺市内で発生した家庭生活に伴うごみだけです。市外から出た家庭ごみや産業廃棄物は持ち込めません。他人のごみの持込み(無料で行う場合を含む)も法律違反となり、悪質と判断された場合は田辺警察署に通報されると公式に明記されています。

田辺市で取り扱いできないごみ

次のものは公式に「取り扱いできないごみ」として列挙されています。自己搬入も特別収集もできません。

  • ガスボンベ
  • 単車(購入先などに引き取りの相談をお願いします)
  • エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機
  • 注射針・点滴用チューブ等
  • 業務用ゲーム機
  • 農薬・劇薬・劇物(容器等含む)
  • ビニールハウスの廃ビニール
  • 産業廃棄物
  • その他田辺市ごみ処理場で処理できないもの

家電4品目の引取先は市のこれらのページに記載がないため、購入した販売店、または廃棄物処理課(0739-24-6218)に確認してください。

田辺市の4分別を示す色分けされたごみ袋のイメージ
写真: Vanquish0 / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)
担当課 田辺市 環境部 廃棄物処理課
所在地 〒646-0053 和歌山県田辺市元町2291番地の6 市ごみ処理場内
電話 0739-24-6218(ファックス 0739-24-4068)
受付時間 田辺市ごみ処理場:平日8時30分〜16時/第4日曜日9時30分〜15時30分(土曜・日曜・祝日は搬入不可)
各行政局:平日8時30分〜16時/第4日曜日9時〜12時(土曜・日曜・祝日は搬入不可)
※公式の搬入許可申請書には第4日曜日について「2月は除く」と記載
公式URL 指定袋に入らないごみの処理方法について(田辺市)
自己搬入の場合(田辺市)
特別収集を利用する場合(田辺市)
処理困難物の場合(田辺市)
取り扱いできないごみ(田辺市)
田辺市ごみ処理場(田辺市)
確認日 2026年9月8日

よくある質問

田辺市に粗大ごみの処理券やシールはありますか?

公式サイトに処理券・シールを貼る方式の案内はありません。自己搬入も特別収集も車種ごとの料金で、処理困難物だけ品目ごとの手数料が別に加算されます。

粗大ごみの回収は無料になりますか?

無料にはなりません。自己搬入・特別収集・許可業者への依頼のいずれも公式に「有料」と明記されています。無料をうたう業者ではなく、市の制度か市が許可した一般廃棄物収集運搬許可業者を利用してください。

土曜・日曜に持ち込めますか?

土曜・日曜・祝日(振替休日を含む)は搬入できません。例外は第4日曜日で、ごみ処理場は9時30分〜15時30分、各行政局は9時〜12時です。ただし公式の搬入許可申請書には第4日曜日について「2月は除く」と記載されているため、2月は事前にご確認ください。特別収集も土曜・日曜・祝日・年末年始は利用できません。

特別収集は何度でも使えますか?

1軒につき1車までで、半年間に1回のみ利用可能です。対象は2人で持ち運びできるものに限られ、軽四車または小型貨物車(1トン車)に全て積載できる量までです。立会いの方も必要です。

テレビや冷蔵庫はどうすればよいですか?

エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は取り扱いできないごみに含まれ、自己搬入も特別収集もできません。引取先は購入した販売店、または田辺市廃棄物処理課(0739-24-6218)へお問い合わせください。

まとめ

和歌山県田辺市の粗大ごみは「指定袋に入らないごみ」として扱われ、自己搬入・特別収集・許可業者依頼の3択です。運ぶ手段があるなら、平日か第4日曜日にごみ処理場へ持ち込むのが最も安く済みます。

自己搬入は4分別・搬入許可申請書・本人確認書類の3点が必須。特別収集は半年に1回・立会い必須のため早めに電話予約を。処理困難物は別料金、家電4品目は市では扱えません。

この記事は2026年9月8日時点の田辺市公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。


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この記事を書いた人

河原 将太

執筆・編集
河原 将太
東京生まれ東京育ち、和歌山へ移住。和歌山をこよなく愛する東京人の目線で書いています。
株式会社Tip 代表取締役。東京生まれ東京育ちで、IT企業を2社創業していずれもグロースさせたのち、現在の会社を立ち上げました。大手企業・上場企業を含む20社以上にAIとSNSを軸とした支援を行い、1投稿で1億回以上再生されたコンテンツの企画にも携わっています。いまは白浜・宮古島・伊豆という日本を代表する観光地に軸足を移し、生活ごと和歌山・白浜へ移す準備を進めているところです。このメディアでは「はじめて和歌山に来る人が何を知りたいか」を、移住してきた東京人としてまだ覚えているうちに書き残しています。地元の人には当たり前すぎて説明されないこと、県外の人には想像がつかないこと。その差を埋めるのが役割だと思っています。
得意分野:経営・AIコンサルティング・SNSプロデュース・新規事業開発 株式会社Tip 代表プロフィール
中島 大輔

共同執筆・監修
中島 大輔
和歌山市生まれ和歌山市育ち。月に一度は南紀まで足を運ぶ、生粋の和歌山人です。
株式会社ドリームフーズ 代表。和歌山市で生まれ育ち、大新小学校・城東中学校を経て、和歌山市役所 環境課で6年間勤務したのち独立しました。市役所時代に県内を回った経験もあり、観光地から住宅街まで和歌山のことは一通り分かります。いまは和歌山の企業や観光協会のSNS運用・ライブコマースを手がけていて、県内の店や施設の「中の人」と話す機会が多いのも強みです。月に一度は南紀までお墓参りと神社参拝に行くので、紀北だけでなく白浜・田辺から新宮まで、季節ごとの景色や道の混み具合も体で覚えています。このメディアでは、ガイドブックに載らない地元の感覚と、実際に行ってみないと分からない部分を担当しています。
得意分野:和歌山の地域事情・SNS運用・ライブコマース・観光・飲食の現場 株式会社ドリームフーズ

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この記事のカテゴリゴミ・分別白浜・田辺・みなべ
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