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那智勝浦町の粗大ゴミの出し方|収集なし・クリーンセンター持込の料金

那智勝浦町の粗大ゴミの出し方|収集なし・クリーンセンター持込の料金

「那智勝浦町の粗大ゴミ、申込みはどこ?」と役場のページを探していませんか。
この町には受付窓口がありません。連休に大掃除をして「明日運ぼう」と思ったら祝日で持ち込めなかった、が一番ありがちな失敗です。

那智勝浦町では粗大ゴミの戸別収集を行っていません。タンスも布団も自転車も、自分で那智勝浦町クリーンセンターへ直接持ち込むのが唯一の方法で、申込みや予約の案内はありません。
料金は重量10kgごと80円(家庭ごみ)+大型ごみ加算250円または1,000円。令和6年10月1日の手数料改定で家庭ごみの持ち込み無料区分は廃止され、「無料で処分できる」は現在の制度では誤りです。
受付時間内に持ち込んで計量・精算すれば、その日のうちに片づきます。

この記事では、大型ごみ加算の基準、料金の計算例、受付時間、運べないときの相談先を整理します。

この記事は2026年9月8日時点の那智勝浦町公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。

勝浦や宇久井に引っ越してきた人がまず戸惑うのが、「粗大ゴミの受付センターに電話しよう」としても、その窓口自体がないことです。答えは全部クリーンセンター行き。軽トラを持っている近所の人に頼む光景は南紀ではよく見ます。逆に言えば、車さえ確保できれば待ち時間ゼロで、その日のうちに片づきます。ただし祝日は持ち込みできません。連休に大掃除して「明日運ぼう」と思っていたら休みだった、というのが一番ありがちな失敗です。

家の前に出された古い木製タンスとゴミ袋
写真: ありきたり / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

那智勝浦町の粗大ゴミは「収集なし・クリーンセンターへ直接持ち込み」

町が毎年度配布する「令和8年度 ゴミ収集計画表」には、次のように明記されています。

  • 粗大ゴミは収集していませんので、クリーンセンターへ直接持込んでください。
  • 一度に大量のゴミが出る場合は、クリーンセンターへ直接持込んでください。
  • 高齢者世帯等で、粗大ゴミの持込みが困難な場合は、役場住民課 環境係(電話:52-0559)にご相談ください。

つまり、粗大ゴミには「申込む」「シールを買う」「集積所に出す」という手順がそもそも存在しません。町の分別冊子「ゴミの分け方・出し方(令和7年度改定)」でも、粗大ゴミは「収集しないごみ」の枠に入れられ、「クリーンセンターに直接持ち込んでください」と案内されています。探すべきは受付電話番号ではなく、車と受付時間です。

粗大ゴミの大きさの基準(大型ごみ加算がかかるライン)

手数料は「粗大ゴミかどうか」ではなく、持ち込んだ物が大型ごみ加算の基準に当てはまるかどうかで決まります。基準は町の廃棄物処理手数料(別表・第12条、第19条関係)に定められ、可燃物・不燃物で数え方と寸法が違います。

区分 数え方と大きさの基準 大型ごみ加算(家庭ごみ) 主な品目
可燃物 1枚につき/2辺の計が230cm以上のもの 250円 畳・カーペット・布団等
可燃物 1個につき/3辺の計が300cm以上のもの 1,000円 木製家具等
不燃物 1枚につき/2辺の計が230cm以上のもの 1,000円 電気カーペット・磁気布団等
不燃物 1個につき/分解・分別が困難で、概ね一式が20kgを超えるもの 1,000円 自転車・大型の電気製品・不燃混合物等

この基準に届かないものは大型ごみ加算がかからず、重量分の手数料だけで処理できます。逆に、布団やカーペットのように「軽いけれど広げると大きい」ものは、重さがわずかでも1枚250円(可燃物の場合)が加算されます。

通常の収集に出せる大きさまで自分で切れるものは、収集に回したほうが安く済みます。町の冊子では、燃えるゴミの長いもの(ロープ・ホース・樹木など)は長さ50cm以内、カーテン・敷物・毛布などは縦横50cm以内に切って指定袋に入れるよう案内されています。樹木など硬いものは、長さ50cm以内・太さ(厚さ)10cm以内が正しい取り扱いです。

料金|重量分+大型ごみ加算で計算する

那智勝浦町の持ち込み手数料は、令和6年10月1日に改定されました。改定にあたって、家庭ごみの持ち込みにあった無料区分は廃止されています。現在の手数料は次のとおりです。

種別 重量分(普通ごみ) 大型ごみ加算 1枚につき 大型ごみ加算 1個につき
町民等が自ら持ち込む家庭ごみ 重量10kgごとに80円 可燃物250円/不燃物1,000円 1,000円
事業者等が自ら持ち込む事業系ごみ 重量10kgごとに160円 可燃物500円/不燃物2,000円 2,000円
建築廃材(木くず)※施設で処理可能な可燃物に限る 重量10kgごとに320円 - -

いずれも10kg未満は10kgとみなす取り扱いです。事業系のごみは、町の冊子で「事業系廃棄ごみは倍額となります」と案内されているとおり家庭ごみの2倍です。公式の手数料表にあてはめると、支払額はこのようなイメージになります(実際の金額は施設での計量結果によります)。

持ち込むもの(家庭ごみ) 大型ごみ加算 重量分 合計の目安
掛け布団1枚(2辺の計230cm以上・約5kg) 250円 80円(10kg未満は10kgとみなす) 330円
木製のタンス1個(3辺の計300cm以上・約20kg) 1,000円 160円 1,160円
自転車1台(一式が20kg超・約20kg) 1,000円 160円 1,160円
基準未満の小さな棚(約10kg) 加算なし 80円 80円

粗大ゴミ用の処理券やシールを買う仕組みはなく、持ち込み時に手数料を納める方式です。支払方法(現金以外が使えるか)は公式サイトに記載がないため、事前にクリーンセンター(0735-52-4564)へご確認ください。

持ち込みの受付時間と場所

持ち込み先は那智勝浦町クリーンセンターです。受付時間は令和8年度のゴミ収集計画表に記載されています。

区分 受付時間
平日 8:30~12:00、13:00~16:00
土曜日 8:30~11:00
令和8年12月30日(水) 8:30~12:00
祝日 持ち込みを受け付けることができません

受付は平日と土曜日のみで、祝日は明確に不可です。平日も昼休みの12:00~13:00は受付時間から外れます。土曜日は11時までと短いので、朝いちばんが確実です。年末年始の受付は年度によって変わり、令和8年度は12月30日(水)の午前のみ枠が設けられています。

所在地は那智勝浦町二河1604番地9です。令和7年度版の分別冊子には「クリーンセンターは今後移転予定となっており、移転日は事前に広報等でお知らせします。(移転先:二河1604番地9)」という注記があり、移転先として同じ住所が示されています。町公式の「クリーンセンターへのアクセスについて」(2025年12月12日更新)も二河1604番地9として周辺地図を掲載しているため、持ち込み先の住所はこの表記で確認できます。

山あいにあるごみ処理施設の外観イメージ
写真: 玄史生 / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)

持ち込む前にやっておくこと

  1. 可燃物と不燃物に分ける。 手数料が区分ごとに違います。分解・分別が困難で概ね一式20kgを超えるものは、不燃物の「1個につき1,000円」の対象です。
  2. 燃料を抜き取る。 燃料を使用しているものは、必ず燃料を抜き取ってから持ち込むよう町が案内しています。石油ストーブやファンヒーターは通常のゴミ収集では回収されません。
  3. 指定ごみ袋は不要。 直接持ち込む場合は指定ごみ袋を使用しなくてもかまいません。ただし「廃棄物が容易に確認できる状態であること」が条件です。
  4. 持ち込めないものを外す。 大型のプラスチック製品(ポリ容器、衣装ケース、買い物カゴ、園芸用プランター)は収集できないものとして挙げられています。迷うものは事前に電話で確認します。
  5. 受付時間内に到着する。 計量と精算が必要なので、終了時刻ぎりぎりを避けます。

本人確認書類の要否や車種の制限については公式サイトに記載がありません。心配な場合はクリーンセンターへ事前にご確認ください。

自分で運べないときはどうするか

那智勝浦町は、持ち込みが難しい住民向けの案内も公式に出しています。

  • 高齢者世帯等の場合…役場住民課 環境係(0735-52-0559)に相談、と分別冊子と収集計画表の両方に明記されています。
  • 持ち込みが困難な場合…一般廃棄物収集運搬の許可業者に依頼、と案内されています。許可業者の一覧は町公式サイトの「家電リサイクル対象機器の処分方法」に掲載されています。

注意したいのが、チラシや広告で見かける「無料回収」の車です。町が案内しているのは一般廃棄物収集運搬の許可を受けた業者だけで、許可の有無は町公式ページの一覧で確認できます(町では現在、この新規許可申請を受け付けていないと公表されています)。依頼する場合は収集運搬料金のほかに別途ごみ処理手数料が必要になる点も、公式ページに記載されています。

クリーンセンターへ持ち込めないもの

粗大ゴミのつもりで運んでも受け取ってもらえないものがあります。

品目 公式の案内
家電リサイクル対象機器(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機) 家電小売店等に依頼するか、個人で手続きする。持ち込む場合は事前に郵便局でリサイクル券の購入手続きが必要。クリーンセンターへ持ち込む場合は別途ごみ処理手数料(不燃性粗大)が必要
家庭用パソコン(ディスプレイを含む) 町では回収しておらず、クリーンセンターでは処分できない。メーカーによる回収、または町と協定を締結したリネットジャパンリサイクル株式会社(0570-085-800/10時~17時)へ
二輪車(オートバイ・原動機付自転車など) 事前に二輪車リサイクル・コールセンター(050-3000-0727)へ相談
タイヤ、耐火金庫、農薬・劇薬、廃油、肥料、土砂、コンクリート製品、石膏ボード、瓦、断熱材、グラスファイバーまたはFRP素材を含む製品、ガスボンベ、消火器、その他危険物・産業廃棄物など クリーンセンターで処理できないもの。各自、産業廃棄物処理業者、販売店等に問い合わせ
注射器などの医療器具、傷病感染のあるもの ゴミとして絶対に出さない

家電4品目には、町と連携・協力事業者となったリネットジャパン株式会社/SGムービング株式会社による自宅回収という選択肢も加わりました。申込みはSG-ARK事務局(0800-1707-400/通話料無料、平日9:00~18:00)です。リサイクル券を使って自分で指定引取場所へ運ぶ場合の引取先は、佐川急便(株)新宮営業所(新宮市王子3-15-13/0570-010-651)と熊野小型運送(株)(新宮市あけぼの5-53/0735-22-3152)です。

軽トラックに積まれた布団と自転車
写真: m-louis .® / Wikimedia Commons (CC BY-SA 2.0)
持ち込み先 那智勝浦町クリーンセンター(〒649-5338 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町二河1604-9)
電話・FAX TEL 0735-52-4564/FAX 0735-52-4566
持ち込み受付時間 平日 8:30~12:00、13:00~16:00/土曜日 8:30~11:00/祝日は受付不可
相談窓口(持ち込みが困難な場合) 那智勝浦町役場 住民課 環境係(〒649-5392 那智勝浦町大字築地7丁目1-1)TEL 0735-52-0559/FAX 0735-52-6562
公式ページ ゴミ収集・分別について(那智勝浦町)/ゴミの分け方・正しい出し方/令和6年10月1日からの廃棄物処理手数料/ゴミ収集計画表/クリーンセンターへのアクセスについて/家電リサイクル対象機器の処分方法
確認日 2026年9月8日

よくある質問

那智勝浦町に粗大ごみの申込み窓口はありますか

粗大ゴミの戸別収集自体を行っていないため、申込み窓口はありません。町の収集計画表には「粗大ゴミは収集していませんので、クリーンセンターへ直接持込んでください」と記載されています。持ち込みが困難な高齢者世帯等は、役場住民課 環境係(0735-52-0559)に相談する案内になっています。

那智勝浦町の粗大ゴミは無料で処分できますか

できません。令和6年10月1日の手数料改定で、家庭ごみの持ち込みにあった無料区分は廃止されました。現在は重量10kgごとに80円(10kg未満は10kgとみなす)がかかり、大型ごみの基準に当てはまるものはさらに250円または1,000円が加算されます。

布団やカーペットはいくらで処分できますか

2辺の計が230cm以上の畳・カーペット・布団類は、可燃物の大型ごみとして1枚につき250円が加算され、これに重量分(10kgごとに80円)が加わります。電気カーペットや磁気布団など不燃物に当たるものは、同じ2辺230cm以上でも1枚につき1,000円の加算です。

日曜日や祝日にクリーンセンターへ持ち込めますか

公式に案内されている受付は平日と土曜日のみで、祝日については「持込みを受付けることができません」と明記されています。土曜日は8:30~11:00と短いため、朝のうちに向かうのが確実です。

持ち込むときに指定ごみ袋は必要ですか

直接持ち込む場合は指定ごみ袋を使用しなくてもかまいません。ただし「廃棄物が容易に確認できる状態であること」が条件とされているため、中身が見えないように梱包した状態では持ち込めません。

まとめ

那智勝浦町の粗大ゴミは、申込みではなくクリーンセンターへの直接持ち込みで片づけます。料金は重量10kgごと80円に大型ごみ加算250円または1,000円で、無料区分はすでに廃止されています。受付は平日8:30~12:00・13:00~16:00と土曜8:30~11:00、祝日は不可です。

家電4品目・パソコン・二輪車・危険物は持ち込めないので、それぞれの公式ルートを使います。運ぶ手段がない場合は、無料回収をうたう業者ではなく役場住民課 環境係か町公式サイト掲載の許可業者へ。

この記事は2026年9月8日時点の那智勝浦町公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。


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この記事を書いた人

河原 将太

執筆・編集
河原 将太
東京生まれ東京育ち、和歌山へ移住。和歌山をこよなく愛する東京人の目線で書いています。
株式会社Tip 代表取締役。東京生まれ東京育ちで、IT企業を2社創業していずれもグロースさせたのち、現在の会社を立ち上げました。大手企業・上場企業を含む20社以上にAIとSNSを軸とした支援を行い、1投稿で1億回以上再生されたコンテンツの企画にも携わっています。いまは白浜・宮古島・伊豆という日本を代表する観光地に軸足を移し、生活ごと和歌山・白浜へ移す準備を進めているところです。このメディアでは「はじめて和歌山に来る人が何を知りたいか」を、移住してきた東京人としてまだ覚えているうちに書き残しています。地元の人には当たり前すぎて説明されないこと、県外の人には想像がつかないこと。その差を埋めるのが役割だと思っています。
得意分野:経営・AIコンサルティング・SNSプロデュース・新規事業開発 株式会社Tip 代表プロフィール
中島 大輔

共同執筆・監修
中島 大輔
和歌山市生まれ和歌山市育ち。月に一度は南紀まで足を運ぶ、生粋の和歌山人です。
株式会社ドリームフーズ 代表。和歌山市で生まれ育ち、大新小学校・城東中学校を経て、和歌山市役所 環境課で6年間勤務したのち独立しました。市役所時代に県内を回った経験もあり、観光地から住宅街まで和歌山のことは一通り分かります。いまは和歌山の企業や観光協会のSNS運用・ライブコマースを手がけていて、県内の店や施設の「中の人」と話す機会が多いのも強みです。月に一度は南紀までお墓参りと神社参拝に行くので、紀北だけでなく白浜・田辺から新宮まで、季節ごとの景色や道の混み具合も体で覚えています。このメディアでは、ガイドブックに載らない地元の感覚と、実際に行ってみないと分からない部分を担当しています。
得意分野:和歌山の地域事情・SNS運用・ライブコマース・観光・飲食の現場 株式会社ドリームフーズ

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この記事のカテゴリゴミ・分別串本・勝浦・新宮
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