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湯浅町の粗大ごみの出し方|戸別収集なし・年1回の集団回収と料金

湯浅町の粗大ごみの出し方|戸別収集なし・年1回の集団回収と料金

引っ越しで出たタンスや自転車、湯浅町ではどこに持っていけばいいのか困っていませんか。

湯浅町には「粗大ごみ」という収集区分そのものがなく、家具や自転車は「町で回収できないごみ」扱いです。隣の有田川町の環境センターも有田市・有田川町のごみ専用で、湯浅町のごみは持ち込めません。

結論から言うと、湯浅町に粗大ごみの戸別収集や電話・インターネットでの申込制度はなく、処分の柱は年1回だけ開かれる「粗大ごみ日曜集団回収」です。
2026年は10月4日(日)9時〜12時・湯浅町役場駐車場、費用は有料(当日に民間業者が査定)。
それ以外の時期は廃棄物処理業者に依頼するか、解体して指定袋で出せるものは通常のごみとして出します。

この記事では、集団回収の詳細、業者への依頼、解体して指定袋で出せる品目、家電4品目の別ルートまでをまとめました。

この記事は2026年9月8日時点の湯浅町公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。

湯浅町で処分する前に自宅前にまとめた家具のイメージ
写真: shikabane taro / Wikimedia Commons (CC BY 3.0)

湯浅に引っ越してきた人がまず戸惑うのが「粗大ごみの受付電話が見つからない」ことです。電話して処理券を買って玄関先に出す、という近隣の市でおなじみの流れが湯浅町にはありません。町の分別表で家具を引くと、ほとんどが「収集できません」と書かれています。地元では「10月の集団回収まで置いておくか、業者さんに頼むか、バラして袋に入れるか」の三択が常識です。木のイスやカラーボックスをのこぎりで解体して指定袋に入れる家が多いのも、この事情ゆえです。

湯浅町の粗大ごみ処分は3つ(+家電の別ルート)

湯浅町には「粗大ごみ」という収集区分そのものが存在せず、家具や自転車は「町で回収できないごみ(処理困難ごみ)」に分類されています。この前提を知らないまま集積所に家具を置くと、収集されずに残ってしまいます。大型ごみの出口は次の3つです。

方法 時期 費用 申込
粗大ごみ日曜集団回収 年1回(近年は10月ごろの日曜) 有料(当日に民間業者が査定) 不要。自力で運べない方のみ事前連絡
廃棄物処理業者に依頼 通年 業者ごとに異なる 各業者へ直接
解体して指定袋で出す 通年(通常の収集日) 指定袋代のみ 不要
家電4品目・パソコン・消火器 通年 リサイクル料金など 販売店・メーカー・リサイクル窓口へ

町の「ごみ分別早わかり表」でも、粗大ごみ・建設廃材・適正処理困難物・危険物などの欄に「年1回有料にて粗大ごみの集団回収を行います」「廃棄物処理業者へ依頼する等、適正に処理してください」と明記されています。加えて「机、たんす、イス、カーペット、じゅうたんなど」には「金属、ガラス類、泥等の異物は必ず取り除いてください。一枚の板にしていただくと処分することはできます」という補足があります。木製家具は解体の度合いで扱いが変わるため、迷ったら環境係(0737-64-1102)に品目と状態を伝えるのが確実です。

年1回の「粗大ごみ日曜集団回収」(2026年は10月4日)

湯浅町が公式に案内している唯一の一括処分機会が、粗大ごみ日曜集団回収です。2026年(令和8年)分は広報ゆあさ2026年9月号(Vol.622)9ページで告知されています。平日に処分の時間が取れない人に向けた機会という位置づけで、事前申込は不要、当日その場に持ち込む形式です。

項目 内容
名称 粗大ごみ日曜集団回収
日時 2026年10月4日(日)9時〜12時
天候 雨天決行、荒天の場合は中止
回収場所 湯浅町役場駐車場
処分費用 有料(民間業者が査定します)
回収できないもの テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコン(家電リサイクル法対象のため)
自力で運べない場合 一人暮らしの高齢者、身体が不自由な方等は2026年9月25日(金)までに連絡
問い合わせ 住民生活課 環境係(役場⑤⑥番窓口)0737-64-1102

会場は年によって変わります。平成28年(2016年)は10月16日(日)9時〜正午に有田衛生施設事務組合駐車場(湯浅2350)で実施されました。日程・会場・締切は毎年広報ゆあさで告知されるため、来年以降に処分する方は9月号を必ず確認してください。

粗大ごみ日曜集団回収の会場となる湯浅町役場駐車場のイメージ
写真: 福原邦展 / Wikimedia Commons (CC BY 3.0)

料金は「当日査定」。品目別の料金表は公表されていない

湯浅町の集団回収は無料ではありません。広報の告知でも処分費用の欄は「有料(民間業者が査定します)」とだけ記載されています。回収と処分を担当するのは町ではなく民間業者で、品物の種類や大きさによって費用が変わります。そのため「タンス1点◯円」といった品目別の料金表は公式サイトにありません。目安を知りたい場合は環境係(0737-64-1102)に品目を伝えて問い合わせ、当日は現金を多めに用意しておくと安心です。

なお平成28年(2016年)の告知には無料で回収できる品目の区分がありましたが、2026年の告知に無料区分の記載はなく、費用は「有料(査定)」に一本化されています。古い年の情報を今も載せているサイトがあるため、鵜呑みにしないでください。

集団回収を待てないときは廃棄物処理業者へ

10月まで待てない、量が多くて当日運びきれないという場合、公式の案内は「廃棄物処理業者へ委託するなどし、適正に処理してください」です。町の「ごみ出し分別あいうえお早見表」でも、タンス・ベッド・ソファー・畳といった品目の説明欄はすべてこの文言で統一されています。広報の告知にも「平日でも粗大ごみの処分は民間業者が実施していますのでご相談ください」とあります。

湯浅町一般廃棄物処理基本計画(令和8年4月改訂版)にも「粗大ごみ集団回収日を設けて適正に処理できる業者を斡旋します」と記載があり、業者の紹介は役場の役割とされています。依頼先の一覧は公式サイトにないため、環境係に電話して紹介を受けるのが正規の入り口です。無許可業者に渡したごみが不法投棄され排出者が責任を問われる例もあるので、町の窓口を経由するのが安全です。

解体すれば指定袋で出せるもの

「粗大ごみだと思っていたら普通の収集日に出せた」という品目もかなりあります。町の分別あいうえお早見表で確認できたものを整理しました。もえるごみとプラスチックは町指定袋が必要で、地区により月・木曜または火・金曜の収集。もえないごみ・小型家電類は毎月第1・3・5水曜、ビン類は第2・4水曜、カン類は第1・3・5水曜です。

品目 区分 出し方(公式の説明)
イス(木製) 原則は収集できません 木製のイスで解体して小さくできる場合は、町指定の袋(もえる)に入れて出す
布団・こたつ布団・座布団 もえるごみ 町指定のごみ袋(もえる)に入れて出す
カーテン・ござ・ぬいぐるみ もえるごみ 町指定のごみ袋(もえる)に入れて出す
すだれ・竹竿 もえるごみ 町指定のごみ袋(もえる)に入る大きさに切って出す
木製バット もえるごみ 半分に切り、町指定のごみ袋(もえる)に入れて出す
木類・剪定樹木 もえるごみ 短く切り、指定袋に入るようにして出す
傘 もえないごみ 骨部分だけにして出す
カーテンレール・三脚・ランドセル もえないごみ 毎月第1・3・5水曜
ゴルフクラブ・ゴルフバッグ もえないごみ 毎月第1・3・5水曜
スキー板・スノーボード板・スキー靴 もえないごみ 毎月第1・3・5水曜
旅行用こま付きカバン もえないごみ 毎月第1・3・5水曜
電子レンジ・掃除機・ミシン・扇風機など 小型家電類 毎月第1・3・5水曜。小型家電回収でリサイクルされる

布団が指定袋で出せるのは他市から来た人ほど意外に感じる点で、分別早わかり表にも「ふとん類だけ指定袋に入れて出してください」とあります。一方でマットレスは「収集できません」で、寝具でも扱いが分かれます。ごみは通常7時までに出す決まりですが、夏期(6月中旬から9月中旬)は6時までです。

町が収集しない大型ごみの一覧

次の品目は「ごみ分別区分一覧表」と「分別あいうえお早見表」で「収集できません」とされているものです。説明欄はいずれも「廃棄物処理業者へ委託するなどし、適正に処理してください」で統一されています。

分類 品目
家具 タンス・ベッド・マットレス・ソファー・食器棚・本棚・机・学習机・ダイニングテーブル・テーブル・こたつ・靴箱
床材・敷物 畳・じゅうたん・カーペット・電気カーペット・ホットカーペット・電気毛布
乗り物・関連品 自転車・バイク・一輪車・ベビーカー・車いす・タイヤ・タイヤチューブ・ホイール・バッテリー
大型の器具 ピアノ・電子ピアノ・エレクトーン・仏壇・マッサージ機(大型)・コピー機・草刈り機・チェーンソー・ワープロ
建材・その他 がれき類・コンクリート類・レンガ・石こうボード・石・ドラム缶・プロパンガスボンベ・漁網
危険物・薬品 灯油・ガソリン・エンジンオイル・ペンキ・化学薬品・農薬・農薬のビン・農薬の容器

持ち込み(自己搬入)はできる?

結論から書くと、湯浅町では家庭ごみの直接持ち込み先が公式サイトで案内されていません。町は平成11年当時に固形燃料(RDF)化施設を建設しましたが、維持管理費用の増大や火災の発生を理由に平成18年5月から休止し、現在は民間業者に委託してごみ処理を行っていると一般廃棄物処理基本計画に記載されています。町が運営するごみ処理施設が稼働していないため、自己搬入の受け皿がそもそもありません。

事業活動に伴って生じたごみについては、同計画に「有田衛生施設事務組合への搬入を許可していますが、引き続き1kg 20円(10kg以上)で処理することとし」と明記されています。ごみ分別早わかり表にも、事業系一般廃棄物のもえるごみは「町の分別方法を守り、リユースなぎへ直接搬入してください」とあります。あくまで事業系の話で、家庭からの持ち込みについての記載はありません。

間違えやすいのが、有田川町にある有田周辺広域圏事務組合の環境センターです。湯浅町は同組合の構成市町ですが、環境センターは「有田市と有田川町の可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみを処理する施設です」と説明され、搬入基準にも「有田市・有田川町以外で発生したごみは搬入できません」と明記されています。10kgにつき100円で粗大ごみも受け入れていますが、湯浅町で発生したごみは持ち込めません。自分で運びたい場合は環境係(0737-64-1102)に搬入先の有無を確認してください。

家電4品目・パソコン・消火器は別ルート

家電リサイクル法や資源有効利用促進法の対象品は、集団回収でも通常収集でも扱えません。湯浅町は「町では直接引取は行っていません。また、通常の粗大ごみとして申し込みを受けることも致しません」と明記しています。

品目 処分方法
エアコン・テレビ・冷蔵庫/冷凍庫・洗濯機/衣類乾燥機 リサイクル料金と収集運搬料金が必要。買い替えなら購入店が引き取る。廃棄のみなら購入店、または小売業者協力店・全国電器商業組合加盟店へ相談。自分で運ぶ場合は郵便局でリサイクル料金を支払い、リサイクル券を貼って指定引取場所「めらリサイクル(株)」(和歌山市西浜1660番地459)へ。休みの場合もあるため事前連絡が必要
パソコン メーカーによる自主回収。PCリサイクルマーク付きは追加料金なし。マークがないものはデスクトップ本体・ノートパソコン・液晶ディスプレイ各3,300円(税込)、ブラウン管ディスプレイ4,400円(税込)が目安。メーカーがない自作機などはパソコンリサイクル受付センター(044-540-0576)へ
小型家電(24品目) 毎月第1・3・5水曜の収集、または湯浅町役場玄関の回収ボックス(投入口30cm×15cm)へ。個人情報は消去してから投入。CD・DVDなどの記録媒体と電池類は入れない。投入後は返却不可
消火器 町では収集しない。日本消火器工業会の地域リサイクル窓口へ。近隣は(株)東亜プロパン商事(有田市・0737-83-1245)、(有)ボウキョウ(有田市・0737-88-6809)、坂上商事(株)(有田川町・0737-52-2018)

湯浅町の指定袋で出したもえるごみと資源ごみのイメージ
写真: 福原邦展 / Wikimedia Commons (CC BY 3.0)

担当課 湯浅町役場 住民生活課 環境係(役場1階 1〜6番窓口。集団回収の担当は⑤⑥番窓口)
電話 0737-64-1102(直通)/0737-63-2525(代表・内線126)
FAX 0737-63-2530
住所 〒643-0002 和歌山県有田郡湯浅町青木668番地1
開庁時間 午前8時30分〜午後5時15分(土日祝を除く)
公式URL 湯浅町「ごみの分別」/広報ゆあさ
確認日 2026年9月8日

公式で確認できる資料

よくある質問

湯浅町で粗大ごみの戸別収集を申し込めますか?

できません。電話やインターネットで申し込んで自宅前まで取りに来てもらう制度は湯浅町にはありません。年1回の粗大ごみ日曜集団回収に持ち込むか、廃棄物処理業者に依頼する形になります。

2026年の集団回収はいつ、どこで開かれますか?

2026年10月4日(日)9時〜12時、湯浅町役場駐車場です。雨天決行、荒天の場合は中止です。日程は広報ゆあさ2026年9月号(Vol.622)で告知されています。

料金はいくらかかりますか?

有料で、当日に民間業者が査定します。品目別の料金表は町の公式サイトに掲載されていません。目安を知りたい場合は住民生活課環境係(0737-64-1102)に品目を伝えて確認してください。

テレビや冷蔵庫は集団回収に出せますか?

出せません。テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンは家電リサイクル法の対象で、集団回収では回収できないと告知に明記されています。購入店や買い替え先の店、小売業者協力店に引き取りを相談してください。

自分で運べないときはどうすればいいですか?

一人暮らしの高齢者や身体が不自由な方などで自力で運べない場合は、事前連絡の窓口があります。2026年は9月25日(金)までに住民生活課環境係(0737-64-1102)へ連絡することになっています。

集団回収の日まで待てない大きな家具はどうすればいいですか?

廃棄物処理業者に依頼してください。広報の告知にも「平日でも粗大ごみの処分は民間業者が実施していますのでご相談ください」とあります。業者の紹介は住民生活課環境係が行っているため、まず役場に電話するのが確実です。

まとめ

湯浅町に粗大ごみの戸別収集はなく、年1回の粗大ごみ日曜集団回収(2026年は10月4日・湯浅町役場駐車場・有料)が唯一の一括処分機会です。待てない場合や量が多い場合は、住民生活課環境係の紹介で廃棄物処理業者に依頼します。布団・カーテン・座布団は指定袋のもえるごみ、木製のイスや竹竿は解体・切断すれば指定袋で出せるため、まず分別あいうえお早見表で品目を引いてから判断すると費用を抑えられます。

この記事は2026年9月8日時点の湯浅町公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。


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この記事を書いた人

河原 将太

執筆・編集
河原 将太
東京生まれ東京育ち、和歌山へ移住。和歌山をこよなく愛する東京人の目線で書いています。
株式会社Tip 代表取締役。東京生まれ東京育ちで、IT企業を2社創業していずれもグロースさせたのち、現在の会社を立ち上げました。大手企業・上場企業を含む20社以上にAIとSNSを軸とした支援を行い、1投稿で1億回以上再生されたコンテンツの企画にも携わっています。いまは白浜・宮古島・伊豆という日本を代表する観光地に軸足を移し、生活ごと和歌山・白浜へ移す準備を進めているところです。このメディアでは「はじめて和歌山に来る人が何を知りたいか」を、移住してきた東京人としてまだ覚えているうちに書き残しています。地元の人には当たり前すぎて説明されないこと、県外の人には想像がつかないこと。その差を埋めるのが役割だと思っています。
得意分野:経営・AIコンサルティング・SNSプロデュース・新規事業開発 株式会社Tip 代表プロフィール
中島 大輔

共同執筆・監修
中島 大輔
和歌山市生まれ和歌山市育ち。月に一度は南紀まで足を運ぶ、生粋の和歌山人です。
株式会社ドリームフーズ 代表。和歌山市で生まれ育ち、大新小学校・城東中学校を経て、和歌山市役所 環境課で6年間勤務したのち独立しました。市役所時代に県内を回った経験もあり、観光地から住宅街まで和歌山のことは一通り分かります。いまは和歌山の企業や観光協会のSNS運用・ライブコマースを手がけていて、県内の店や施設の「中の人」と話す機会が多いのも強みです。月に一度は南紀までお墓参りと神社参拝に行くので、紀北だけでなく白浜・田辺から新宮まで、季節ごとの景色や道の混み具合も体で覚えています。このメディアでは、ガイドブックに載らない地元の感覚と、実際に行ってみないと分からない部分を担当しています。
得意分野:和歌山の地域事情・SNS運用・ライブコマース・観光・飲食の現場 株式会社ドリームフーズ

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