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和歌山県田辺市のゴミ処理場に持ち込み|受付時間・料金・本人確認

和歌山県田辺市のゴミ処理場に持ち込み|受付時間・料金・本人確認

軽トラックに積んだ古いカラーボックスと布団を前に、「これ、どこへ持って行けばいいんやろ」と手が止まったことはありませんか。

和歌山県田辺市は2005年に旧田辺市・龍神村・中辺路町・大塔村・本宮町が合併した、県内でいちばん面積の広い市です。だから持ち込み先も、住んでいる地域によって変わります。長く住んでいる方でも、久しぶりの片付けで戸惑うのはよくある話です。

先に結論だけお伝えします。

  • どこへ:旧田辺市地域は「田辺市ごみ処理場」(田辺市元町2291番地の6)。中辺路・大塔・本宮・龍神の各地域は、それぞれの行政局へ(事前連絡が必要です)
  • いくら:1車ごとの定額。軽四車なら可燃物950円、不燃物1,130円。軽四車を超え2トン車以下なら可燃物1,900円、不燃物2,260円。重さでは計りません
  • 何が必要か:マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類と「一般廃棄物(家庭ごみ)搬入許可申請書」、そして4分別を済ませてあること。分別できていないと受け入れてもらえません

この記事では、田辺市の家庭ごみを持ち込むときの受付時間・料金・持ち物・当日の流れ・持ち込めないものを、市の公式ページで確認できた内容だけでまとめています。2026年9月9日時点の田辺市公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。

和歌山県田辺市の松林が続く明るい海辺の遊歩道
写真: 663highland / Wikimedia Commons (CC BY 2.5)

地元でいちばん多い勘違いが「日曜に開いてるやろ」。日曜に開くのは第4日曜日だけで、しかも9時30分から15時30分と平日より短いんです。土日に軽トラを借りたのに門が閉まっていた、という話を毎年聞きます。もうひとつは免許証の忘れ物。財布だけは先に確認してから出発してください。

田辺市ごみ処理場の場所と連絡先

旧田辺市地域にお住まいの方の持ち込み先は「田辺市ごみ処理場」です。市の廃棄物処理課もこの処理場の中にあり、電話の相談も同じ番号で受け付けてもらえます。

1996年(平成8年)3月に竣工した、1日あたり150トンの処理能力を持つ焼却施設です。ふだん立ち入る機会は少なくても、市内の家庭ごみの受け皿になっている中心施設です。

施設名 田辺市ごみ処理場
所在地 〒646-0053 和歌山県田辺市元町2291番地の6
担当課 田辺市 環境部 廃棄物処理課(市ごみ処理場内)
電話番号 0739-24-6218
ファックス 0739-24-4068
受付日時 平日 8時30分~16時/第4日曜日 9時30分~15時30分(土曜・日曜・祝日〈振替休日含む〉は搬入できません)
公式ページ 指定袋に入らないごみの処理方法について(自己搬入の場合)/田辺市
確認日 2026年9月9日

受付日時と休業日

持ち込める日時は場所によって変わります。ごみ処理場と各行政局では第4日曜日の時間帯が違うので気をつけてください。

持ち込み先 平日 第4日曜日 搬入できない日
田辺市ごみ処理場 8時30分~16時 9時30分~15時30分 土曜・日曜・祝日(振替休日含む)
中辺路・大塔・本宮・龍神の各行政局 8時30分~16時 9時~12時 土曜・日曜・祝日(振替休日含む)

つまり平日に動けない方が使えるのは月に一度の第4日曜日だけです。片付けの予定を立てるときは、まずカレンダーで第4日曜日を確かめてください。

なお、龍神行政局管内にお住まいの方が第4日曜日(9時~12時)に持ち込む場合は、行政局ではなく龍神リサイクルセンター(安井地区)へ直接搬入します。この日だけは行き先が変わると覚えておいてください。

また上大中クリーンセンターは令和3年3月末で閉鎖されており、搬入できません。年末年始の受付日程は市の公式ページに記載がないため、12月に持ち込む予定の方は廃棄物処理課(0739-24-6218)へご確認ください。

きちんと分別して軽トラックに積んだ家庭ごみ
写真: 663highland / Wikimedia Commons (CC BY 2.5)

料金は「1車ごとの定額」。重さでは計りません

田辺市の自己搬入は、キログラム単価ではなく1車につきいくらの定額制です。量が少なくても料金は同じなので、まとまってから持ち込むほうが無駄がありません。無料の枠はありません。

車種 可燃物(燃えるごみだけを搬入する場合) 不燃物(可燃物・不燃物の混載を含む)
軽四車(徒歩・自転車・単車を含む) 950円 1,130円
軽四車を超え2トン車以下 1,900円 2,260円

ポイントは「混載すると不燃物の料金になる」ことです。燃えるごみだけなら安く済みますが、不燃物が1つでも混ざれば不燃物の料金になります。2トン車を超える車両は搬入できません。

さらに下記の「処理困難物」は上の料金に別途加算されます。分解しても手数料は必要で、指定ごみ袋で集積所に出しても収集されません。行政局での取り扱いは、二人で運ぶことができるものに限られます。

品目 処理手数料
タイヤ(ホイールあり) 220円
消火器 330円
バッテリー 330円
タイヤ(ホイールなし) 440円
スプリングマットレス(シングルサイズ以下のもの) 1,100円
スプリングマットレス(シングルサイズを超えるもの) 1,650円
椅子型マッサージ機 1,650円
エレクトーン・オルガン 3,300円
ピアノ 7,700円

支払い方法(現金のみか、キャッシュレス可か)は公式ページに記載がありません。現金を用意していくのが確実です。

持ち込めるもの・持ち込めないもの

持ち込めるのは田辺市内で発生した家庭生活に伴うごみ(家庭ごみ)だけです。家庭ごみは発生した自治体で処理することが法律で義務づけられているため、市外で出たごみや産業廃棄物は持ち込めません。

気をつけたいのが「他人のごみ」です。田辺市は、無料で引き受けたものであっても他人のごみの持ち込みは法律違反になるとし、悪質と判断した場合は田辺警察署に通報すると明記しています。「ついでに」と頼まれても、その方自身に持ち込んでもらってください。

区分 内容
持ち込める 田辺市内で発生した家庭生活に伴うごみ(家庭ごみ)で、市の4分別を済ませたもの
持ち込めない ガスボンベ/単車(購入先などに引き取りの相談を)/エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機/注射針・点滴用チューブ等/業務用ゲーム機/農薬・劇薬・劇物(容器等含む)/ビニールハウスの廃ビニール/産業廃棄物/その他田辺市ごみ処理場で処理できないもの

家電4品目(エアコン・テレビ・冷蔵庫/冷凍庫・洗濯機/衣類乾燥機)は家電リサイクル法の対象で、処理場でも行政局でも引き取ってもらえません。購入した小売店か買い替え先に依頼するか、郵便局でリサイクル料金を振り込みリサイクル券(振込証明書)を受け取ったうえで指定引取場所へ自分で持ち込みます。市内の指定引取場所は「佐川急便株式会社 田辺営業所(田辺市上の山1丁目14-18/0570-01-0271)」と「日本通運株式会社海南事業所紀南営業課(田辺市新庄町1745-3/0739-22-1230)」です。

当日の流れと持ち物

持ち込みは「行けば捨てられる」ものではなく、書類と分別が前提です。

  1. 家で4分別を済ませる。田辺市の分別は「燃えるごみ(赤色の指定ごみ袋)」「プラスチックごみ(緑色)」「資源ごみ(青色)」「埋立てごみ(紫色)」の4区分。分別されていないと判断されると受け入れを断られます
  2. 申請書を用意する。「一般廃棄物(家庭ごみ)搬入許可申請書」は窓口でもらえるほか、市のホームページからWord・PDFでダウンロードもできます。事前に記入しておくと受付が早く済みます
  3. 本人確認書類を持って行く。受付では本人による持ち込みの確認のため、マイナンバーカードや自動車運転免許証などの提示を求められます。確認できないと受け入れてもらえません
  4. 受付で申請書を提出する。ごみの発生場所の判断が難しい場合、職員が発生場所を確認することがあります
  5. 指示された場所で荷下ろしをする。場内での荷下ろしは、廃棄物かどうかの判断や車両を傷つけない配慮のため原則として搬入者自身が行います(職員の作業は補助です)。ひとりで持てない家具は、手伝う人と一緒に行くほうが安全です
  6. 手数料を支払う。車種と積んでいる中身(可燃物のみか、不燃物を含むか)で金額が決まります

場内は徐行運転・全面禁煙で、たばこのポイ捨ても禁止です。職員の指示を守れない場合は受け入れを断られることがあります。軍手と長袖、汚れてもいい靴があると荷下ろしが楽になります。

青空の下の清潔なごみ処理施設の外観
写真: Yaruze / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)

中辺路・大塔・本宮・龍神にお住まいの方は行政局へ

合併前の旧町村地域からごみ処理場まで往復するとかなりの距離です。そのため各行政局でも自己搬入を受け付けていますが、条件が違います。

  • 受け付けているのは袋に入らない粗大ごみと処理困難物だけです。それ以外は搬入できません
  • 産業廃棄物等は搬入できません
  • 搬入する前に、各行政局へ連絡が必要です
  • 行政局での処理困難物の取り扱いは、二人で運ぶことができるものに限られます
  • 受付は平日8時30分~16時、第4日曜日は9時~12時。土日祝(振替休日含む)は搬入できません
  • 龍神行政局管内の方が第4日曜日に持ち込む場合は、龍神リサイクルセンター(安井地区)へ直接搬入します
行政局 所在地 電話番号
中辺路行政局 〒646-1492 和歌山県田辺市中辺路町栗栖川396番地の1 0739-64-0500
大塔行政局 〒646-1192 和歌山県田辺市鮎川2567番地の1 0739-48-0301
本宮行政局 〒647-1792 和歌山県田辺市本宮町本宮219番地 0735-42-0070
龍神行政局 〒645-0415 和歌山県田辺市龍神村西376番地 0739-78-0111

明るい日射しの中の田辺市山間部の川と山並み
写真: Vanquish0 / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

自分で運べないときの選択肢

車がない、ひとりでは運べないという場合は「特別収集」があります。予約制の有料サービスで、自宅まで収集に来てもらえます。

車種 処理困難物(有料)だけの場合 処理困難物(有料)及び粗大ごみの場合
軽四車 1,370円 2,410円
小型貨物車 2,740円 4,820円

処理困難物は上記に別途手数料が必要です。利用は1軒につき1車まで、半年間に1回のみ。収集時間は午前9時・10時・11時、午後1時30分・3時からで、1トン車の予約は原則午後です。立ち会いが必要で、土日祝(振替休日含む)・年末年始は利用できません。対象は二人で持ち運びができるものに限られ、家電4品目は収集してもらえません。

予約は、旧田辺市地域の方は廃棄物処理課(0739-24-6218)へ、行政局管内の方は各行政局の住民福祉課(大塔0739-48-0301/中辺路0739-64-0502/龍神0739-78-0820/本宮0735-42-0004)へ。これでも対応できないごみは、市が許可する一般廃棄物収集運搬許可業者に相談する方法があり、業者については廃棄物処理課へお問い合わせください。

よくある質問

土曜日に持ち込めますか?

持ち込めません。ごみ処理場も各行政局も、土曜・日曜・祝日(振替休日を含む)は搬入できません。休日に持ち込めるのは第4日曜日だけです。

本人確認書類を忘れたらどうなりますか?

受け入れを断られます。受付では本人による持ち込みの確認のため、マイナンバーカードや自動車運転免許証などの提示が必要と明記されています。

友人の引っ越しごみを代わりに持ち込んでもいいですか?

できません。田辺市は、他人のごみの持ち込みは無料で行う場合を含めて法律違反になるとし、悪質な場合は田辺警察署に通報するとしています。市外で出たごみも対象外です。

2トントラックを借りれば一度で済みますか?

2トン車以下なら搬入できます。料金は可燃物1,900円、不燃物(混載を含む)2,260円です。ただし2トン車を超える車両は搬入できません。それ以上は複数回に分けるか、市が許可する一般廃棄物収集運搬許可業者に相談します。

亡くなったペットも持ち込めますか?

田辺市内で飼われていたペットなら、ごみ処理場の開所時間(午前8時30分~午後5時15分)に搬入できます(土日祝・休炉日は火葬できません)。一体で火葬する場合は予約制で4,400円、お骨の引き取りができます。他の動物と一緒なら予約不要で1,100円ですが、骨の引き取りはできません。相談は廃棄物処理課(0739-24-6218)へ。

まとめ

和歌山県田辺市の自己搬入は、旧田辺市地域なら田辺市ごみ処理場(田辺市元町2291番地の6)へ、中辺路・大塔・本宮・龍神の各地域なら事前連絡のうえ行政局へ、が基本です。受付は平日8時30分~16時と第4日曜日で、土日祝は開いていません。

料金は重さではなく1車ごとの定額で、軽四車なら可燃物950円・不燃物1,130円。持ち物は本人確認書類と搬入許可申請書、そして家での4分別。逆に、免許証を忘れる・分別が不十分・第4日曜日以外の日曜に行く、というのが引き返すことになる典型的なパターンです。第4日曜日の日付を確認し、荷下ろしを手伝う人を確保しておけば、当日の段取りはぐっと楽になります。

この記事は2026年9月9日時点の田辺市公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。

参考リンク(田辺市公式)

分け方や指定袋は和歌山県田辺市のゴミ分別・出し方、粗大ごみは和歌山県田辺市の粗大ごみの出し方もあわせてご覧ください。


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この記事を書いた人

河原 将太

執筆・編集
河原 将太
東京生まれ東京育ち、和歌山へ移住。和歌山をこよなく愛する東京人の目線で書いています。
株式会社Tip 代表取締役。東京生まれ東京育ちで、IT企業を2社創業していずれもグロースさせたのち、現在の会社を立ち上げました。大手企業・上場企業を含む20社以上にAIとSNSを軸とした支援を行い、1投稿で1億回以上再生されたコンテンツの企画にも携わっています。いまは白浜・宮古島・伊豆という日本を代表する観光地に軸足を移し、生活ごと和歌山・白浜へ移す準備を進めているところです。このメディアでは「はじめて和歌山に来る人が何を知りたいか」を、移住してきた東京人としてまだ覚えているうちに書き残しています。地元の人には当たり前すぎて説明されないこと、県外の人には想像がつかないこと。その差を埋めるのが役割だと思っています。
得意分野:経営・AIコンサルティング・SNSプロデュース・新規事業開発 株式会社Tip 代表プロフィール
中島 大輔

共同執筆・監修
中島 大輔
和歌山市生まれ和歌山市育ち。月に一度は南紀まで足を運ぶ、生粋の和歌山人です。
株式会社ドリームフーズ 代表。和歌山市で生まれ育ち、大新小学校・城東中学校を経て、和歌山市役所 環境課で6年間勤務したのち独立しました。市役所時代に県内を回った経験もあり、観光地から住宅街まで和歌山のことは一通り分かります。いまは和歌山の企業や観光協会のSNS運用・ライブコマースを手がけていて、県内の店や施設の「中の人」と話す機会が多いのも強みです。月に一度は南紀までお墓参りと神社参拝に行くので、紀北だけでなく白浜・田辺から新宮まで、季節ごとの景色や道の混み具合も体で覚えています。このメディアでは、ガイドブックに載らない地元の感覚と、実際に行ってみないと分からない部分を担当しています。
得意分野:和歌山の地域事情・SNS運用・ライブコマース・観光・飲食の現場 株式会社ドリームフーズ

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