押し入れの奥から出てきたVHSの山、どの袋に入れるか迷っていませんか。
田辺市に引っ越してきて最初の大掃除で、カセットの中の磁気テープを引き出すべきか、紙の外箱はどうするのか、デッキまで一緒に捨てていいのか、手が止まった人は多いはずです。分別一覧は44ページもあって、品目名で探すだけでひと苦労です。
先に結論です。
- ビデオテープはプラスチックごみ(緑色の指定ごみ袋)です。
- ビデオデッキ・DVDデッキ・ビデオカメラは資源ごみ(青色の指定ごみ袋)です。
- 処理困難物の料金表にビデオテープの行はなく、品目別の手数料はかかりません。袋代だけで出せます。
この記事では、和歌山県田辺市の分別一覧とプラスチックごみのページを原文どおりに引いて、ビデオテープ本体・ケース・デッキ・カメラの区分、指定袋のサイズと価格、まとめて持ち込むときの手数料、やりがちなNG例まで整理します。2026年10月27日時点の田辺市公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。

ビデオテープは「プラスチックごみ(緑色の指定ごみ袋)」
田辺市の家庭ごみは燃えるごみ・資源ごみ・プラスチックごみ・埋立てごみの4分別で、分別一覧(PDF)は「品目/材質/種別/出し方のアドバイス」の4列で品目ごとの区分を示しています。ビデオテープと周辺の品目について、確認できた行は次のとおりです。
| 品目(原文) | 材質 | 種別 | 出し方のアドバイス |
|---|---|---|---|
| ビデオテープ | (空欄) | プラ | (空欄) |
| テープ(ビデオテープ) | (空欄) | プラ | (空欄) |
| カセットテープ(ケース含む) | プラスチック製 | プラ | (空欄) |
| DVD(ケース・ディスク) | プラスチック製 | プラ | (空欄) |
| レコード | ジャケット 紙製 | 可燃 | プラスチック製のカバーは「プラスチックごみ専用袋」へ |
| レコード | 本体 プラスチック製 | プラ | (空欄) |
| 粘着テープ | (空欄) | 可燃 | (空欄) |
「プラ」は凡例でプラスチックごみを指します。ビデオテープはた行の「テープ(ビデオテープ)」とは行の「ビデオテープ」の2か所に載っていて、どちらも種別はプラです。アドバイス欄は空欄なので、「磁気テープを引き出す」「切る」「ケースと分ける」といった指示は市の一覧にはありません。カセットテープの行には「(ケース含む)」とあり、DVDも「(ケース・ディスク)」でまとめてプラです。ビデオテープの行にはケースの記載がないため、プラスチック製のケースは材質どおりプラスチックごみに入れるのが自然ですが、紙製の外箱については一覧に行がなく、要確認です。
プラスチックごみのページ「プラスチックごみ(緑色の指定ごみ袋)」でも、品目の例示に「カセットテープ、ビデオテープ」が並んでいます。例示の順は発泡スチロール、小さいポリバケツ、サラダ油容器、タッパー、インスタント食品の容器、風呂用椅子、ラップ、塩ビボトル、プランター、使い捨て弁当箱、ビニール風呂敷、ポリタンク、洗面器、芳香剤ケース、薬(錠剤)用のカップ・パック、カセットテープ、ビデオテープ、レジ袋、プラ表示のある容器・包装類、歯ブラシ、レコード盤、スポンジです。ビデオテープは容器包装ではないプラスチックごみに当たり、同ページには「その他のプラスチックごみは、選別し市内の民間リサイクル業者を経てリサイクルを行っています。」とあります。

出し方の手順と指定袋の価格
出し方は難しくありません。市のページの注意書きを踏まえると、手順は次の3つです。
- 緑色の「プラスチックごみ専用袋」にビデオテープを直接入れます。市は「プラスチックごみ専用袋に入れる場合、レジ袋などに小分けしてごみを入れずに直接、プラスチックごみ専用袋に入れてください。」としています。
- 「プラスチック以外のごみは入れないようにしてください。」とあるので、紙の外箱や金属が混ざっていれば分けます。
- 収集日の当日、朝8時30分までに所定の場所へ出します。指定袋のページに「ごみは収集日の当日に出してください。当日は朝8時30分までに、所定の場所へ出しましょう。」「袋の口は、きちんと結んで出してください。」とあります。
指定袋は4区分とも大・小があり、特小は燃えるごみと埋立てごみだけです。プラスチックごみは大か小を使います。
| サイズ | 容量 | 寸法 | 価格 |
|---|---|---|---|
| 【大】4種類すべて | 50リットル | 縦900ミリメートル×横650ミリメートル | 10枚入り 440円 |
| 【小】4種類すべて | 30リットル | 縦750ミリメートル×横500ミリメートル | 10枚入り 220円 |
| 【特小】燃えるごみ・埋立てごみのみ | 15リットル | 縦550ミリメートル×横450ミリメートル | 10枚入り 110円 |
袋の色は燃えるごみが赤、資源ごみが青、プラスチックごみが緑、埋立てごみが紫です。袋は「『田辺市ごみ分別指定袋取扱店』シールの表示がある市内のスーパー等」で購入します。プラスチックごみの収集日は地区ごとに異なるため、お住まいの地区の収集カレンダーで確認してください。収集頻度は今回確認したページに記載がありませんでした。
ビデオデッキ・ビデオカメラは「資源ごみ(青色の指定ごみ袋)」
テープを処分するタイミングで、再生機器も一緒に手放す人が多いはずです。分別一覧では機器類はすべて資源ごみです。
| 品目(原文) | 種別 | 出し方のアドバイス |
|---|---|---|
| ビデオデッキ・DVDデッキ | 資源 | 金属以外の素材が付いていても可(リモコン含む) |
| ビデオカメラ | 資源 | 金属以外の素材が付いていても可(リモコン含む) |
| BD・DVDプレーヤー | 資源 | 金属以外の素材が付いていても可(リモコン含む) |
| CDプレイヤー | 資源 | 金属以外の素材が付いていても可(リモコン含む)(※注3) |
CDプレイヤーの行だけに付く「※注3」は、電池・バッテリーは埋立てごみ収集日に透明なビニール袋に入れて出すという一覧の注記です。資源ごみのページ「資源ごみ(青色の指定ごみ袋)」の品目一覧にも「ステレオ」「デジタルカメラ」「ビデオカメラ」が載っています。リモコンは本体と一緒に青色の袋で構いません。ビデオカメラにバッテリーが付いている場合は注意が必要で、同ページには「リチウムイオン電池(バッテリー)や乾電池等の電池類は取り除いて埋立てごみの日に透明なビニール袋に入れて埋立てごみ専用袋と一緒に出してください。」とあります。電池を付けたまま青い袋に入れないでください。デッキやカメラが袋に入らないほど大きいことはまずありませんが、入らない場合の扱いは次の章のとおりです。
粗大ごみ扱いになる?料金は?
ビデオテープは袋に入る小物なので、通常は粗大ごみにはなりません。処理困難物のページ「ごみ分別指定袋で出せない家庭ごみについて(処理困難物の場合)」の料金表はタイヤ・消火器・バッテリー・スプリングマットレス・椅子型マッサージ機・エレクトーン・オルガン・ピアノの表で、「ビデオ」「テープ」「デッキ」「DVD」「カメラ」の語はありません。つまりビデオテープにもデッキにも品目別の処理手数料はなく、指定袋で出す限り費用は袋代だけです。
何百本もあって袋で出すのが大変、という場合は田辺市ごみ処理場への自己搬入が使えます。「指定袋に入らないごみの処理方法について(自己搬入の場合)」によると、田辺市ごみ処理場は田辺市内で発生した家庭ごみを4分別したものを受け入れ、受付は平日8時30分から16時、第4日曜日は9時30分から15時30分です。手数料は1車につき次のとおりです。
| 車種 | 可燃物(燃えるごみだけを搬入する場合) | 不燃物(可燃物、不燃物混載の場合を含みます。) |
|---|---|---|
| 軽四車(徒歩、自転車、単車を含む) | 950円 | 1,130円 |
| 軽四車を超え2トン車以下 | 1,900円 | 2,260円 |
プラスチックごみだけを積んだ場合は「燃えるごみだけを搬入する場合」に当たらないため、可燃物の950円ではなく不燃物の列で計算される可能性があります。どちらになるかは搬入前に廃棄物処理課へ電話で確認してください。搬入時は「マイナンバーカード、自動車運転免許証等の本人確認書類の提示」が求められます。各行政局(中辺路、大塔、本宮、龍神)は「袋に入らない粗大ごみや処理困難物以外は搬入できません。」とあるので、袋に入るビデオテープを行政局に持ち込むことはできません。自己搬入の詳細は田辺市のゴミ処理場に持ち込む方法にまとめています。
自己搬入できない人向けには予約制の「特別収集」があり、「指定袋に入らないごみの処理方法について」では、自己搬入、特別収集、市が許可する一般廃棄物収集運搬許可業者への依頼の3つのルートが案内されています(いずれも有料)。ただし特別収集は袋で出せないごみが対象で、特別収集のページは「指定袋で出せるごみはできるだけ定期収集をご利用ください。」としています。ビデオテープはまず緑の袋で出すのが基本です。粗大ごみ全般の流れは田辺市の粗大ごみの出し方で解説しています。

やりがちなNG例
- 赤い燃えるごみ袋に入れる。市の分別一覧の種別は「プラ」です。燃えるごみの袋では区分違いになります。
- レジ袋に小分けしてから緑の袋に入れる。市は「レジ袋などに小分けしてごみを入れずに直接、プラスチックごみ専用袋に入れてください。」と明記しています。
- 紙の外箱ごと緑の袋に入れる。「プラスチック以外のごみは入れないようにしてください。」とあります。紙箱は分けます(紙箱の区分は一覧に行がないため要確認)。
- ビデオカメラをバッテリー付きのまま青い袋へ。電池類は取り外し、埋立てごみの日に透明なビニール袋で別に出します。
- デッキを緑の袋に入れる。ビデオデッキ・DVDデッキは資源ごみ(青)です。
- 巡回の回収トラックに渡す。市は「悪質な不用品回収業者に注意!」で「一般廃棄物の収集・運搬は、市区町村に許可を受けた事業者しか行うことができません。」と注意しています。無料をうたって後から請求される例も紹介されています。
| 担当課 | 田辺市 廃棄物処理課 |
|---|---|
| 住所 | 〒646-0053 和歌山県田辺市元町2291番地の6 市ごみ処理場内 |
| 電話 | 0739-24-6218(FAX 0739-24-4068) |
| 開庁時間 | 午前8時30分から午後5時15分(月曜日から金曜日。電話受付時間の個別記載はなし) |
| 自己搬入の受付 | 田辺市ごみ処理場 平日8時30分〜16時、第4日曜日9時30分〜15時30分 |
| 公式URL | プラスチックごみ(緑色の指定ごみ袋)/ごみ分別一覧(PDF)/家庭用分別指定袋/資源ごみ(青色の指定ごみ袋)/自己搬入の場合/処理困難物の場合 |
| 確認日 | 2026年10月27日 |
よくある質問
磁気テープを引き出したり切ったりしてから出す必要はありますか?
市の分別一覧のビデオテープの行は、出し方のアドバイス欄が空欄です。テープを引き出す、短く切るといった指示は書かれていないので、そのまま緑色のプラスチックごみ専用袋に入れて出せます。中身を見られたくない場合の処理は各自の判断になります。
紙のパッケージやラベルはどうしますか?
プラスチックごみのページに「プラスチック以外のごみは入れないようにしてください。」とあるため、紙製の外箱は分けます。ただし分別一覧にビデオテープの紙箱の行はないので、区分は廃棄物処理課に確認してください。同じ一覧ではレコードのジャケット(紙製)が可燃で、「プラスチック製のカバーは『プラスチックごみ専用袋』へ」と注記されています。
何十本もまとめて出しても大丈夫ですか?
1回に出せる袋数の上限は、今回確認した指定袋のページに記載がありませんでした。大50リットルの袋に入れて口を結び、当日朝8時30分までに出すのが基本です。量が多くて袋では難しい場合は、田辺市ごみ処理場への自己搬入(1車につき手数料)が使えます。
ビデオデッキはテープと同じ袋に入れていいですか?
いいえ。ビデオデッキ・DVDデッキは資源ごみで、青色の指定袋です。「金属以外の素材が付いていても可(リモコン含む)」とあるので、リモコンも一緒に青い袋で出せます。ビデオテープは緑の袋なので、色を分けてください。
ビデオテープやデッキを自己搬入すると料金はいくらですか?
処理困難物の料金表にビデオテープ・デッキの行はなく、品目別の手数料はありません。自己搬入の手数料は1車単位で、軽四車なら可燃物950円(燃えるごみだけを搬入する場合)、不燃物1,130円(可燃物、不燃物混載の場合を含みます)です。プラスチックごみや資源ごみを積む場合にどちらの額になるかは、事前に廃棄物処理課へ確認してください。
まとめ
- ビデオテープは緑色のプラスチックごみ専用袋に直接入れて、収集日の当日朝8時30分までに出します。
- ビデオデッキ・DVDデッキ・ビデオカメラは青色の資源ごみ専用袋。カメラの電池は外して埋立てごみの日に透明袋で別出しです。
- 品目別の処理手数料はなく、費用は袋代だけ。大量なら田辺市ごみ処理場へ自己搬入(1車950円〜)が使えます。
田辺市のごみ分別の全体像は田辺市のゴミ分別・出し方、パソコンの処分は田辺市のパソコン処分も参考にしてください。この記事は2026年10月27日時点の田辺市公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。




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