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和歌山県田辺市のガラスの捨て方|埋立てごみの区分と紙にくるむ手順

和歌山県田辺市のガラスの捨て方|埋立てごみの区分と紙にくるむ手順

割れたコップを新聞紙で包んだあと、どの色の袋に入れるかで手が止まっていませんか。

和歌山県田辺市のごみは赤・青・緑・紫の4色の指定袋で出す仕組みですが、ガラスは「割れもので危ないから資源ごみだろう」と思って青い袋に入れてしまう人がとても多い区分です。引っ越してきて最初に迷うのも、たいていこのガラスまわりです。

結論から3行で書きます。

  • ガラス・窓ガラス・コップ・せともの・鏡は埋立てごみ(紫色の指定ごみ袋)。
  • 飲み物や食品のびんだけは資源ごみ(青色の指定ごみ袋)。割れたびんも紙などにくるんで資源ごみです。
  • 紫の袋に入らない板ガラスや水槽は、自己搬入・特別収集・許可業者の3ルート(いずれも有料)になります。

この記事では、田辺市の「ごみ分別一覧」と市公式ページで確認できた原文だけを使って、ガラスの区分・包み方・袋に入らないときの進め方・やりがちなNGまでを順に説明します。2026年10月19日時点の田辺市公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。

朝の光が差す田辺市天神崎の磯と青空
写真: Vanquish0 / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)
田辺で一番多い勘違いが「ガラスは危ないから資源ごみ」。青い袋に入れていいのはびんだけで、コップや窓ガラス、鏡は紫の袋です。逆に、割れたびんは紙でくるんで青い袋。この2つの向きを覚えておけば、ガラスでつまずくことはほとんどありません。

田辺市のガラスは「埋立てごみ(紫色の指定ごみ袋)」

田辺市の埋立てごみのページ(更新2026年2月27日)は、冒頭で「破砕処理を行い、体積を小さくしてから埋立て処理を行っています。」と説明しています。そして品目一覧には「ガラス・ガラスコップ」「せともの」「蛍光灯・電球」が並んでいます。つまり、ガラスは燃やす・資源化するのではなく、砕いて埋め立てる側のごみという扱いです。

市の「ごみ分別一覧」(分別辞典のPDF)でも、ガラスの行の種別は「埋立」で、出し方のアドバイスは「紙にくるむなど危険防止措置を講じてください。」と書かれています。窓ガラスは別の行になっていて、こちらは「紙にくるむ等危険防止措置を講じてください。」です。文末が1字違うだけで、どちらも「包んでから紫の袋へ」という意味は同じです。

ガラスの種類 田辺市の区分 袋の色
ガラス(割れたガラス・ガラスコップ) 埋立てごみ 紫色
窓ガラス 埋立てごみ 紫色
コップ(陶器・ガラス製) 埋立てごみ 紫色
せともの 埋立てごみ 紫色
鏡 埋立てごみ 紫色
びん・割れたびん 資源ごみ 青色

指定袋は4区分とも共通で、【大】50リットル(縦900ミリメートル×横650ミリメートル)10枚入り440円、【小】30リットル(縦750ミリメートル×横500ミリメートル)10枚入り220円。【特小】15リットル(縦550ミリメートル×横450ミリメートル)10枚入り110円は「燃えるごみ・埋立てごみのみ」の設定なので、ガラスだけを少し捨てたいときは特小が使えます。袋は「『田辺市ごみ分別指定袋取扱店』シールの表示がある市内のスーパー等」で買えます。

分別一覧で確認できるガラス関連の品目(原文)

市の分別一覧は「品目/材質/種別/出し方のアドバイス」の4列です。ガラスが関わる品目を、確認できた行だけ原文で並べます。空欄はその列の記載がない行です。

品目 材質 種別 出し方のアドバイス
ガラス – 埋立 紙にくるむなど危険防止措置を講じてください。
窓ガラス – 埋立 紙にくるむ等危険防止措置を講じてください。
コップ 陶器・ガラス製 埋立 –
花瓶 陶器・ガラス製 埋立 –
花瓶 プラスチック製 プラ –
水槽 ガラス・アクリル・複合品(※注2) 埋立 (※注1)
鏡 – 埋立 素材問わず「埋立てごみ専用袋」へ
蛍光管、蛍光灯、電球 – 埋立 購入時の箱等に入れて出してください。(※注3)
セラミック包丁 複合品(※注2) 埋立 紙にくるむ等危険防止措置を講じてください。
かみそり(電気式・替え刃) 金属製・複合品(※注2) 資源 紙にくるむなど危険防止措置を講じてください。
一升びん – 資源 できるだけ購入店・販売店へ返却してください。

注記の原文も押さえておくと、袋に入らないときの判断が早くなります。※注1は「指定袋に入らない場合は、有料で田辺市ごみ処理場・各行政局へ自己搬入されるか『特別収集』を利用できます。(8・9ページ参照)」、※注2は「金属とプラスチックを合わせた製品など、異なる材質が合わさってできた製品」、※注3は「電池・バッテリー・体温計・加熱式たばこは、埋立てごみ収集日に、透明なビニール袋に入れて『埋立てごみ専用袋』に入れず別に出してください。」です。

同じ「ガラス製」でも、かみそりの替え刃のように金属主体の複合品は資源ごみ側になります。材質の列を先に見る習慣をつけると迷いません。

びんと割れたびんは資源ごみ(青色の指定ごみ袋)

ガラスの中で例外になるのがびんです。資源ごみのページ(更新2026年2月27日)の品目一覧には、缶・びんと並んで「割れたびん(紙などにくるんでから)」が入っています。割れていても資源ごみのままで、紙などで包んでから青い袋に入れるという書き方です。

同じページの注意書きには「容器は中を洗って出してください。」があり、びんは中身を空にして軽く洗ってから出します。一升びんは分別一覧で「資源」としつつ、アドバイス欄に「できるだけ購入店・販売店へ返却してください。」と書かれています。酒屋さんで引き取ってもらえるびんは、そちらを優先する案内です。

注意が必要なのは薬品類のびんで、「農薬や劇薬の入っていたびん等は収集しませんので購入先に相談をして引き取ってもらってください。」とあります。中身が農薬・劇薬だったびんは、青い袋にも紫の袋にも入れず、買った店に相談してください。

洗って分けられた透明なガラスびんのクローズアップ
写真: 663highland / Wikimedia Commons (CC BY 2.5)

蛍光灯・電球・鏡は同じ埋立てでもひと手間が違う

蛍光灯や電球も埋立てごみですが、分別一覧の「蛍光管、蛍光灯、電球」の行は、出し方のアドバイスが「購入時の箱等に入れて出してください。」です。ガラスのように紙でくるむのではなく、買ったときの細長い箱に戻して出すのが市の案内です。箱が残っていない場合の扱いは一覧に書かれていないため、紫の袋に直接入れる前に廃棄物処理課に確認するのが確実です。

照明器具そのものは資源ごみ側で、資源ごみのページには「照明器具に付属している電球は取り除き紙などにくるんで埋立てごみで出してください。(割らないでください。)」とあります。器具は青い袋、電球は外して紫の袋、という分け方です。

鏡は「素材問わず『埋立てごみ専用袋』へ」とあるので、枠が付いていてもそのまま紫の袋で出せます。なお、鏡の行には「紙にくるむ」という指示はありません。「紙にくるむ」はガラス・窓ガラス・包丁・ナイフ・刃物類・セラミック包丁・かみそりの行に書かれている表現です。とはいえ、割れた鏡を裸で袋に入れれば袋が破れて危険なので、実務としては包んでおいて損はありません。

水槽は「ガラス・アクリル・複合品(※注2)」で埋立てごみ、アドバイス欄は(※注1)だけです。つまり紫の袋に入るサイズなら袋で、入らなければ次の章の3ルートになります。

紫の袋に入らないガラスは3ルート(いずれも有料)

板ガラス、網入りガラス、大きな水槽、ガラス天板のテーブルなどは、紫の指定袋に収まりません。市の「指定袋に入らないごみの処理方法について」のページは、方法を3つ挙げています。

  1. 「田辺市ごみ処理場、各行政局に自己搬入する方法があります。各行政局については、袋に入らない粗大ごみ、処理困難物(マットレス、タイヤ等)に限ります。(有料)」
  2. 「田辺市ごみ処理場、各行政局に自己搬入できない方については、特別収集(利用規定有り)を利用する方法があります。(有料)」
  3. 「田辺市ごみ処理場、各行政局に自己搬入できず、また、特別収集の対象外のごみについては、田辺市が許可する一般廃棄物収集運搬許可業者に依頼し、処理する方法があります(有料)。」

自己搬入のページ(指定袋に入らないごみの処理方法について(自己搬入の場合))では、受付が田辺市ごみ処理場は平日8時30分から16時、第4日曜日は9時30分から15時30分、各行政局は平日8時30分から16時、第4日曜日は9時から12時。龍神行政局管内の方は第4日曜日に搬入する場合、直接、龍神リサイクルセンター(安井地区)に搬入します。平日の受付は龍神行政局なので、第4日曜日だけ行き先が変わる点に注意してください。

車種 可燃物 不燃物
軽四車(徒歩、自転車、単車を含む) 950円 1,130円
軽四車を超え2トン車以下 1,900円 2,260円

手数料は「1車につき」の料金です。ガラスは埋立てごみなので燃えるごみだけの搬入には当たらず、不燃物の額(軽四車なら1,130円)で見ておくのが目安になります。表の下には「処理困難物は別に処理手数料が加算されます」「2トン車を超える車両については搬入できません」という但し書きが付きます。搬入できるのは「田辺市内で発生した家庭生活に伴うごみ(家庭ごみ)」で、受付では「マイナンバーカード、自動車運転免許証等の本人確認書類の提示」を求められます。免許証や保険証を車に積んでから出発してください。

自分で運べない場合は特別収集(予約制・利用規定あり)になります。料金や利用条件は市の特別収集のページと予約時に確認してください。

やりがちなNGと安全対策

ガラスで実際に起きやすい間違いを3つにまとめます。

やりがちなこと 公式に沿った扱い
割れたコップやガラスを資源ごみ(青)に入れる ガラス・コップ(陶器・ガラス製)は埋立てごみ(紫)。青い袋はびん・割れたびん
割れたびんを危ないからと埋立てごみ(紫)に入れる 割れたびんは「紙などにくるんでから」資源ごみ(青)
板ガラスを折って紫の袋に詰める 袋に入らないものは自己搬入・特別収集・許可業者の3ルート(いずれも有料)

包み方は、分別一覧の表現どおり「紙にくるむなど危険防止措置を講じてください。」が基準です。新聞紙や購入時の箱で包み、袋の口はきちんと結んで出します。ごみは収集日の当日、朝8時30分までに所定の場所へ出すのがルールです。前夜に出すと袋が破れて破片が散る原因になるので避けてください。

なお、市内を巡回する無許可の回収業者に渡すのは避けてください。市の「悪質な不用品回収業者に注意!」のページには「一般廃棄物の収集・運搬は、市区町村に許可を受けた事業者しか行うことができません。」とあります。業者に頼むなら、市が許可した一般廃棄物収集運搬許可業者に依頼します。業者名は廃棄物処理課に問い合わせられます。

晴れた日の田辺市扇ヶ浜海岸と穏やかな海
写真: 水だらけのプール / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

田辺市のごみの基本情報

担当課 田辺市 廃棄物処理課(市ごみ処理場内)
住所 〒646-0053 和歌山県田辺市元町2291番地の6
電話 0739-24-6218(FAX 0739-24-4068)
開庁時間 午前8時30分から午後5時15分(開庁日:月曜日から金曜日。祝日・休日・12月29日から1月3日を除く)
埋立てごみ 埋立てごみ(紫色の指定ごみ袋)
資源ごみ 資源ごみ(青色の指定ごみ袋)
分別一覧 ごみ分別一覧(PDF)
袋に入らないごみ 指定袋に入らないごみの処理方法について / 自己搬入の場合 / 特別収集を利用する場合
指定袋 家庭用分別指定袋について
確認日 2026年10月19日

区分全体の見方は和歌山県田辺市のゴミ分別・出し方、袋に入らないものの持ち込みは田辺市のゴミ処理場に持ち込み、大きなものは田辺市の粗大ごみの出し方でまとめています。

よくある質問

田辺市でガラスのコップは何ごみですか

埋立てごみ(紫色の指定ごみ袋)です。分別一覧の「コップ」は材質が「陶器・ガラス製」の場合に種別が「埋立」になっています。割れている場合は「紙にくるむなど危険防止措置を講じてください。」というガラスの行の指示に従って包んでから入れます。

割れたびんも埋立てごみですか

いいえ。資源ごみのページの品目一覧に「割れたびん(紙などにくるんでから)」とあり、割れたびんも資源ごみ(青色の指定ごみ袋)です。中身は洗ってから出します。ただし農薬や劇薬の入っていたびんは収集されないため、購入先に相談してください。

ガラスは必ず紙に包まないといけませんか

分別一覧のガラスの行は「紙にくるむなど危険防止措置を講じてください。」、窓ガラスの行は「紙にくるむ等危険防止措置を講じてください。」です。新聞紙でも購入時の箱でも、収集する人がけがをしないようにする趣旨なので、包んだうえで袋の口をきちんと結んで出してください。

窓ガラスや板ガラスが紫の袋に入らないときは

田辺市ごみ処理場か各行政局への自己搬入(有料)、自分で運べない場合は特別収集(有料・予約制・利用規定あり)、どちらも難しい場合は市が許可した一般廃棄物収集運搬許可業者への依頼(有料)の3ルートです。自己搬入の手数料は1車につき軽四車で可燃物950円・不燃物1,130円です。

蛍光灯や電球はガラスと同じ扱いですか

区分は同じ埋立てごみですが、出し方が違います。分別一覧の「蛍光管、蛍光灯、電球」の行は「購入時の箱等に入れて出してください。」で、紙にくるむとは書かれていません。照明器具は資源ごみで、「照明器具に付属している電球は取り除き紙などにくるんで埋立てごみで出してください。(割らないでください。)」とされています。

ガラスを入れる紫の袋はどこで買えますか

「『田辺市ごみ分別指定袋取扱店』シールの表示がある市内のスーパー等」で購入できます。埋立てごみ用の紫の袋は【大】50リットル10枚440円、【小】30リットル10枚220円、【特小】15リットル10枚110円です。

まとめ

  • ガラス・窓ガラス・コップ・せともの・鏡・水槽は埋立てごみ(紫)。紙にくるんでから紫の袋へ。
  • びんと割れたびんは資源ごみ(青)。割れたびんは紙などにくるみ、一升びんはできるだけ販売店へ返却。
  • 紫の袋に入らないガラスは自己搬入(軽四車の不燃物1,130円が目安)・特別収集・許可業者の3ルート。

この記事は2026年10月19日時点の田辺市公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。


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和歌山タイムズ編集部(株式会社Tip)
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