「ゆうが島って和歌山にあるらしいけど、フェリーはどこから出ているの?」と検索して、どのサイトにも出てこなくて困っていませんか。
実は「ゆうが島」という名前の島は和歌山にありません。探している島は、ほぼ間違いなく友ヶ島(ともがしま)です。「友」を「ゆう」と読んでしまうのはとてもよくあることで、地元でも観光客の方から「ゆうがしま行きの船はどこですか」と聞かれることがあります。
友ヶ島は和歌山市の加太(かだ)港から船で約20分の無人島で、明治時代の砲台跡がそのまま残り、「ラピュタの島」「サマータイムレンダの聖地」として人気です。ただし船は友ヶ島汽船の1社だけで、水曜運休・前日予約不可・当日の乗船整理券制という、知らずに行くと乗れないルールがあります。
この記事では、正しい読み方から、フェリーの料金・運休日・整理券の仕組み、加太港への行き方と駐車場、島での注意点までを、和歌山歴35年の監修者目線でまとめました。最後に「冬でも行けるか」「予約はできるか」といったよくある質問にも答えます。

「ゆうが島」は友ヶ島(ともがしま)のこと|和歌山のフェリーで渡る無人島
結論から言うと、「ゆうが島 和歌山」で探している島は友ヶ島で、読み方は「ともがしま」です。検索するときは「友ヶ島 フェリー」「友ヶ島汽船」と打つと、公式の情報にすぐたどり着けます。
友ヶ島は1つの島の名前ではなく、紀淡海峡に浮かぶ沖ノ島・地ノ島・虎島・神島の4島の総称です。和歌山市の観光ページと和歌山県公式観光サイトのどちらも、この4島をまとめて友ヶ島と呼ぶと説明しています。
フェリーで渡って歩けるのは、このうち砲台跡や灯台がある沖ノ島です。砲台跡がそのまま残り、ハイキングコースとして整備されているため、「友ヶ島に行く」と言えば沖ノ島に渡ることを指します。
場所は和歌山市の北西端、加太という漁師町の沖合です。対岸は大阪府と兵庫県の淡路島で、加太港から見える一番手前の島が友ヶ島です。
表記で迷いやすい点も押さえておきましょう。正式には「友ヶ島」でカタカナの小さい「ヶ」を使いますが、「友が島」「友ケ島」と書かれることもあり、どれでも同じ島を指します。本記事では以下「友ヶ島」で統一します。
友ヶ島行きフェリー(友ヶ島汽船)の料金・運休日・所要時間【2026年】
友ヶ島への船は加太港から出る友ヶ島汽船の定期船だけです。2026年10月に友ヶ島汽船の公式サイトで確認できた内容を表にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運賃(往復) | 大人2,800円、こども1,250円(友ヶ島汽船公式サイト・2026年10月確認) |
| 団体・割引 | 15人以上は団体割引(要問合せ)。障害者手帳等の割引あり |
| 所要時間 | 加太港から約20分(和歌山県公式観光サイト) |
| 運休日 | 水曜日(祝日・繁忙期は出航)。1〜2月は冬季運航 |
| 冬季の詳細 | 県公式観光サイトでは1月・2月は月〜金曜運休(祝日は運航)、12月29日〜1月3日は運休と案内 |
| 臨時便 | GW期間と夏季期間は増便 |
| 予約 | 前日予約は不可。当日に乗船整理券を配布 |
| 時刻表 | 季節で変わるため公式サイトまたは友ヶ島案内センター(073-459-0314)で要確認 |
運賃は往復で大人2,800円、こども1,250円です。片道売りの案内は公式サイトにないため、往復分をまとめて払う前提で考えてください。
注意したいのは、県公式観光サイトや古い紹介記事には「大人2,200円・こども1,100円」の表記が残っていることです。本記事では友ヶ島汽船の公式サイトに掲載されている金額を採用しました。金額は改定されることがあるので、出発前に公式サイトで最新額を確認してください。
運休日は「水曜日」が基本で、祝日や繁忙期は水曜でも出航します。そして3月〜12月が通常運航、1月〜2月が冬季運航です。冬季は県公式観光サイトによると月〜金曜が運休で、実質的に土日祝だけの運航になります。年末年始も運休期間があるため、冬に行く人は特に注意が必要です。
時刻表については、公式サイトのトップページに具体的な出航時刻が載っていませんでした。通常期・繁忙期・冬季で便数が変わるので、「何時の船に乗って何時に帰るか」は当日の運航案内で確定させてください。島には宿泊施設や売店がなく、最終便を逃すと帰れません。

友ヶ島フェリーの乗船整理券の仕組み|予約できない理由と混雑日の動き方
友ヶ島汽船は電話やネットの事前予約を受け付けておらず、当日に港で配られる乗船整理券を受け取った人から順に乗る仕組みです。公式サイトには「当日乗船整理券の配布について(前日予約は受け付けておりません)」と明記されています。
つまり「前日に電話で席を押さえる」ことはできません。船は定員があり、混雑日は希望の便に乗れないことがあります。整理券の配布開始時刻や配布場所は日によって運用が変わるため、公式サイトの案内に従ってください。
地元民としてお伝えしたい動き方は次の3つです。
- GW・夏休み・秋の晴れた土日は、始発便より十分早く加太港に着く。午前の便から順に埋まっていくので、「昼頃に着いて午後の便で」と考えると、帰りの時間が足りなくなります。
- 行きの整理券を受け取ったら、帰りの便の乗り方をその場で確認する。帰りの船も当日の案内に従う形になるので、島に渡ってから慌てないように、乗り場で聞いておくのが確実です。
- 平日に行けるなら平日を選ぶ。水曜以外の平日は整理券の争奪がゆるく、島の中も静かです。県民なら休みを平日にずらすだけで体験が変わります。
団体で行く場合は、15人以上で団体割引の対象になりますが「要問合せ」と公式にあるため、事前に友ヶ島汽船へ連絡しておきましょう。
加太港(友ヶ島フェリー乗り場)へのアクセス|電車・車・駐車場
加太港へは、大阪方面からなら南海電鉄で加太駅まで来て歩くのが分かりやすく、和歌山県内からなら車で来る人が多数派です。それぞれのポイントをまとめます。
電車で行く:南海加太線の終点「加太駅」から徒歩約20分
南海電鉄のなんば駅から和歌山市駅へ行き、加太線に乗り換えて終点の加太駅で降ります。南海電鉄の案内では、なんばから加太まで電車で約1時間半です。
加太駅から加太港までは、県公式観光サイトによると徒歩約20分です。漁師町の細い道を港に向かって下っていく道のりで、途中に淡嶋神社への分岐があります。帰りの船の時間から逆算して、港への到着時刻に余裕を持たせてください。
加太線には、鯛をモチーフにした観光列車「めでたいでんしゃ」が走っています。通常の運賃で乗れる観光列車で、子ども連れには電車の時点で思い出になります。運行時刻は南海電鉄の公式ページで確認してください。
車で行く:港周辺の有料駐車場を使う
車の場合は阪和自動車道の和歌山北インターまたは和歌山インターから、国道26号・県道を経由して加太へ向かいます。和歌山市街からは30分台で着く距離感ですが、休日の加太周辺は道が細く、港の手前で渋滞することがあります。
港周辺には有料駐車場があります。料金と台数は公式サイトで確認できなかったため、要確認です。繁忙期は駐車場も朝から埋まるので、整理券と同じ理由で早着が基本です。
加太は加太観光協会が淡嶋神社・加太海水浴場・森林公園などの見どころをまとめています。船の待ち時間や帰港後の立ち寄り先はこの一覧で選ぶと効率的です。

友ヶ島で見られるもの|第3砲台跡・灯台・サマータイムレンダの聖地
島に渡ったら、見どころは砲台跡と灯台、そして桟橋から眺める海です。県公式観光サイトの説明をもとに、歩く順に整理します。
- 第3砲台跡:島で最も有名な場所で、レンガ造りの廃墟が広がります。砲台跡の内部に入ることもでき、「ラピュタの島」と呼ばれる景色はここです。
- 第1砲台跡:山頂近くにあり、見晴らしが良く、紀淡海峡を見渡せます。
- 第2砲台跡:終戦後に爆破され、その後の台風などの浸食で壁が崩れた姿が残ります。迫力と歴史の重みを感じる場所です。
- 友ヶ島灯台:洋式灯台で、加太観光協会は灯台・第2砲台跡・展望台・第3砲台跡・桟橋をめぐる散策コースを紹介しています。
友ヶ島灯台と第1砲台跡は、和歌山海上保安部によって秋に1日だけ一般公開される年があります。和歌山市の資料では令和6年は11月3日に実施されました。2026年の実施日は公式発表を確認してください。
アニメ「サマータイムレンダ」の聖地としても知られ、和歌山市は聖地巡礼の情報ボックスを公式ページに設けています。作品のファンなら、市のページで舞台となった場所を確認してから歩くと、島の見え方が変わります。
散策の所要時間は公式に数字の案内がありません。船が約20分、第3砲台跡と灯台を往復して桟橋に戻るまでを考えると、半日はまるごと空けておくのが無理のない計画です。

欠航・冬季運航と島での注意点|地元民が伝えたい持ち物
友ヶ島は「行けるかどうか」と「島で困らないか」の2つを事前に潰しておけば、安心して楽しめる島です。それぞれの要点をまとめます。
欠航と運航状況の確認方法
船は海が荒れると欠航します。公式サイトのトップページにはその日の運航状況の欄が見当たらなかったため、天候が怪しい日は出発前に友ヶ島案内センター(073-459-0314)へ電話で確認するのが確実です。和歌山市の観光課(073-435-1234)も問い合わせ先として市の公式ページに載っています。
冬季(1〜2月)は平日運休のため、「平日に行って静かに歩きたい」という人は3月以降に計画してください。3月の水曜以外の平日が、地元民のおすすめ時期です。
島で困らないための注意点
和歌山市の公式ページには「路面状態が悪い箇所がある」「動きやすい服装、靴でお越しください」「飲み物の販売は野奈浦広場周辺のみ」と書かれています。ここから導ける持ち物は次の通りです。
- 飲み物と軽食は加太で買ってから乗る。島内で買えるのは桟橋近くの野奈浦広場周辺だけです。
- 歩きやすい靴と動きやすい服装。砲台跡への道は舗装が荒れている箇所があり、サンダルやヒールは向きません。
- 懐中電灯があると砲台跡の内部で役立ちます。日中でもレンガの通路は暗く、スマホのライトより手がふさがりません。
- 帰りの便の時刻を最初に確認し、余裕を持って桟橋へ戻る。島には宿がなく、船を逃すと帰れません。

友ヶ島フェリー(友ヶ島汽船)の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 友ヶ島汽船(加太港〜友ヶ島・野奈浦桟橋) |
| 乗り場 | 和歌山県和歌山市加太 加太港(南海加太駅から徒歩約20分) |
| 運賃 | 往復 大人2,800円・こども1,250円(2026年10月公式サイト確認。改定の可能性あり) |
| 所要時間 | 約20分 |
| 運休日 | 水曜日(祝日・繁忙期は出航)。1〜2月は冬季運航で県公式観光サイトでは月〜金曜運休、12月29日〜1月3日は運休 |
| 時刻表 | 季節で変動。公式サイトで要確認 |
| 予約 | 不可。当日乗船整理券制 |
| 駐車場 | 港周辺に有料駐車場あり。料金・台数は要確認 |
| 問い合わせ | 友ヶ島案内センター 073-459-0314 |
| 公式URL | https://tomogashimakisen.com/ |
友ヶ島フェリーとあわせて回りたい加太・和歌山市の周辺スポット
加太は港町そのものが観光地です。船の前後に寄れる場所と、当サイトの関連記事を3つ挙げます。
- 淡嶋神社:加太駅から港へ向かう途中にある、人形供養で知られる神社です。船の待ち時間に歩いて参拝できます。
- 加太海水浴場:夏は海水浴、それ以外の季節は夕日のスポットです。県内のビーチ比較は和歌山の海水浴場でまとめています。
- 友ヶ島の歩き方そのもの:島内のルートや回る順番は友ヶ島の行き方で詳しく書いています。本記事はフェリーに絞っているので、島の中の計画はそちらを読んでください。
加太を含む海沿いのドライブルートは和歌山のドライブ、混雑を避けたい人は和歌山の穴場もあわせてどうぞ。

よくある質問
「ゆうが島」と「友ヶ島」は同じ島ですか?
同じ島です。正しい読み方は「ともがしま」で、「ゆうがしま」「ゆうが島」は「友」の読み間違いから生まれた表記です。和歌山市の公式ページでも「友ヶ島(ともがしま)」と読み仮名が付いています。検索は「友ヶ島 フェリー」で行うと公式情報にたどり着けます。
友ヶ島のフェリーは予約できますか?
できません。友ヶ島汽船の公式サイトに「前日予約は受け付けておりません」とあり、当日港で配布される乗船整理券を受け取って乗船します。混雑日は希望の便に乗れないことがあるため、GWや夏休みは始発便より早めに加太港へ向かってください。
冬でも友ヶ島に行けますか?
行けますが日が限られます。公式サイトでは1〜2月は冬季運航で、県公式観光サイトでは1月・2月は月〜金曜が運休(祝日は運航)、12月29日〜1月3日も運休と案内されています。冬は土日祝だけ運航する前提で計画し、出発前に公式サイトで運航日を確認してください。
フェリーの料金はいくらですか?
2026年10月に友ヶ島汽船の公式サイトで確認した往復運賃は、大人2,800円、こども1,250円です。15人以上の団体割引と障害者手帳等の割引があります。県公式観光サイトには2,200円の旧表記が残っているため、公式サイトの金額を正としてください。
加太港まで電車でどのくらいかかりますか?
南海電鉄の案内では、なんば駅から加太駅まで約1時間半です。加太駅から加太港までは徒歩約20分なので、なんばを出てから乗船まで2時間前後を見ておくと安心です。
まとめ|ゆうが島=友ヶ島、和歌山のフェリーは「水曜・冬・整理券」を押さえる
- 「ゆうが島」は和歌山市加太沖の友ヶ島(ともがしま)のこと。4島の総称で、渡って歩けるのは沖ノ島。
- 船は加太港発の友ヶ島汽船だけ。往復 大人2,800円・こども1,250円、所要約20分(2026年10月公式確認)。
- 水曜運休(祝日・繁忙期は出航)、1〜2月は冬季運航で平日運休。年末年始も運休。
- 予約不可・当日乗船整理券制。混雑日は始発より早く港へ。
- 加太港は南海加太駅から徒歩約20分、なんばから電車で約1時間半。駐車場は有料で料金は要確認。
次に読む記事:友ヶ島の行き方で島内のルートを、和歌山観光でエリア別のモデルプランを確認してください。




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