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和歌山県田辺市のハンガーの捨て方|金属・プラ・複合品の分別

和歌山県田辺市のハンガーの捨て方|金属・プラ・複合品の分別

クローゼットを片づけたら、ハンガーが20本も余ってしまった。細い針金のもの、黒いプラスチックのもの、スーツ用の木と金属が混ざったもの——これ、全部同じ袋でいいのでしょうか。

和歌山県田辺市のごみは赤(燃えるごみ)・青(資源ごみ)・緑(プラスチックごみ)・紫(埋立てごみ)の4分別です。やっかいなのは、ハンガーがこの4つのうち3つにまたがっていること。筆者も引っ越しのときに針金ハンガーとプラスチックハンガーを1袋にまとめてしまい、袋の口を結ぶ直前に気づいて分け直しました。

結論を先に3行で書きます。

  • 金属製のハンガーは資源ごみ(青色の袋)。ビニールで被覆されていても青色の袋でよい
  • プラスチック製のハンガーはプラスチックごみ(緑色の袋)。複合素材なら埋立てごみ(紫色の袋)
  • パイプハンガー(衣類をかける支柱式のラック)は資源ごみ。袋に入らなければ自己搬入か特別収集で、どちらも有料

この記事では、田辺市のごみ分別一覧に実際に載っている「ハンガー」「針金ハンガー」「パイプハンガー」「クリーニングのハンガー」という4つの行をそのまま示しながら、袋の選び方・出す時間・袋に入らないときの手続き・やりがちな間違いまでを順に見ていきます。

この記事は2026年10月28日時点の田辺市公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。

朝の光に輝く和歌山県田辺市・天神崎の海岸
写真: 663highland / Wikimedia Commons (CC BY 2.5)
田辺で一番多い勘違いは「針金ハンガーは燃えないから紫(埋立て)やろ」というもの。実際は青色の資源ごみ袋です。市の資源ごみの品目一覧にも「針金ハンガー」とはっきり書かれているので、迷ったら青。逆に、プラスチックの安いハンガーを青に入れてしまうのもよくある取り違えで、こちらは緑が正解です。

1. 田辺市の「ハンガー」は材質で3行に分かれている

田辺市のごみ分別一覧表(品目/材質/種別/出し方のアドバイスの4列)には、品目「ハンガー」が1つあり、その材質欄が3行に分かれています。原文はつぎのとおりです。

材質 種別(区分) 出し方のアドバイス
金属製・複合品(※注2) 資源 被覆されていても「資源ごみ専用袋」へ
プラスチック製 プラ 複合素材の場合は「埋立てごみ専用袋」へ
複合品(※注2) 埋立 分解できる場合は素材別に「分別指定袋」へ

読み方のポイントは3つあります。

ひとつめ。金属製は「資源」です。細い針金ハンガーも、スチールの太いハンガーも、区分は資源ごみ(青色の指定袋)になります。そして「被覆されていても」と書かれているのが親切なところで、滑り止めのビニールやラバーが巻かれた金属ハンガーも、わざわざ被覆をはがさずそのまま青色の袋に入れてよい、という意味です。カバーを切り取る作業は不要です。

ふたつめ。プラスチック製は「プラ」、つまり緑色のプラスチックごみ専用袋です。クリーニング店でもらう薄い樹脂製のもの、量販店で売っている一体成形のもの、子ども用の小さなハンガーなどはここに入ります。ただし同じ行のアドバイスに「複合素材の場合は『埋立てごみ専用袋』へ」とあり、プラスチックに金属フックが付いているものは緑ではなく紫に回る、という分岐になっています。

みっつめ。複合品(※注2)の行は「埋立」で、アドバイスは「分解できる場合は素材別に『分別指定袋』へ」。※注2は一覧の末尾に「金属とプラスチックを合わせた製品など、異なる材質が合わさってできた製品」と定義されています。木の本体に金属のフック、肩の部分にウレタン、クリップは金属——というスーツ用・スカート用のハンガーがこれに当たります。手で分解できるなら木は赤(燃えるごみ)、金属は青(資源ごみ)、ウレタンは緑(プラスチックごみ)に分けて出し、分解できないなら紫(埋立てごみ)です。

なお、一覧では「金属製・複合品(※注2)→資源」の行と「複合品(※注2)→埋立」の行が同じ品目の中に並んでいます。複合品のハンガーをどちらで出すかの線引きは一覧に明記されていないため、本記事では「金属が主体で被覆されているだけなら青」「複数素材が組み合わさって分解できないなら紫」という読み方をとっています。判断に迷う個体は廃棄物処理課(0739-24-6218)に品物を伝えて確認するのが確実です。

2. 針金ハンガー・クリーニングのハンガー・パイプハンガーの行

田辺市の一覧には、「ハンガー」とは別に名前の付いたハンガーが3つ載っています。こちらも原文どおりに並べます。

品目 材質 種別 出し方のアドバイス
針金ハンガー (記載なし) 資源 被覆されていても「資源ごみ専用袋」へ
クリーニングのハンガー 金属製 資源 被覆されていても「資源ごみ専用袋」へ
クリーニングのハンガー プラスチック製 プラ 複合素材の場合は「埋立てごみ専用袋」へ
パイプハンガー 金属製・複合品(※注2) 資源 金属以外の素材が付いていても可(※注1)

針金ハンガーは、材質を問う行が立っておらず、いきなり「資源」です。しかも田辺市の資源ごみ(青色の指定ごみ袋)のページを見ると、品目一覧の中に「針金ハンガー」が缶・びん・鍋・金属類などと並んで載っています。つまり一覧表とページの両方で資源ごみと案内されている、いちばん迷いの少ない品目です。

クリーニングのハンガーは2行に分かれ、金属製は資源、プラスチック製はプラ。クリーニング店から返ってきた衣類をかけ替えると、金属と樹脂の2種類が同時に出てくることが多いので、ここで青と緑を取り違えないように。衣類にかぶせてあるビニールのカバーは「衣類カバー」という品目名では一覧に載っていないため、素材で読み替える(紙製は赤、ビニール製は緑)か、判断に迷うなら廃棄物処理課に確認してください。

パイプハンガーは衣類をかける支柱式のラックのことで、こちらも区分は資源。アドバイスが「金属以外の素材が付いていても可」なので、キャスターや樹脂のジョイントが付いたままでも青色の袋に入れられます。ただしこの行にだけ(※注1)が付いています。※注1は「指定袋に入らない場合は、有料で田辺市ごみ処理場・各行政局へ自己搬入されるか『特別収集』を利用できます」という趣旨の注記で、袋に入らないサイズのものはこのルートに進みます。詳しくは4章で説明します。

検索でよく使われる「ハンガーラック」という言葉は、一覧の品目名としては存在しません。支柱とパイプで組んだラックなら上の「パイプハンガー」の行、木製の衣類掛けなど材質が明確なものは材質で読み替える、という使い方になります。

明るい室内でまとめて束ねた金属製ハンガーのクローズアップ
写真: 663highland / Wikimedia Commons (CC BY 2.5)

3. 袋はどれを使い、いつ出すのか

田辺市は家庭ごみを4色の指定袋で出します。ハンガーで使うのは青・緑・紫の3色です。

袋の色 区分 ハンガーで該当するもの
青色 資源ごみ 金属製ハンガー、針金ハンガー、パイプハンガー
緑色 プラスチックごみ プラスチック製ハンガー
紫色 埋立てごみ 分解できない複合品のハンガー
赤色 燃えるごみ 分解して出た木の部分

指定袋のサイズと価格は市のページに次のとおり載っています。

サイズ 容量 寸法 枚数・価格
【大】4種類すべて 50リットル 縦900mm×横650mm 10枚入り 440円
【小】4種類すべて 30リットル 縦750mm×横500mm 10枚入り 220円
【特小】燃えるごみ・埋立てごみのみ 15リットル 縦550mm×横450mm 10枚入り 110円

注意したいのは、【特小】が燃えるごみと埋立てごみにしかないことです。ハンガー数本だけを捨てたい場合でも、資源ごみ・プラスチックごみは【小】(30リットル)以上の袋になります。数本ずつ出すよりは、衣替えや引っ越しでまとまったタイミングで1袋にして出すほうが袋代の無駄が出ません。袋は「田辺市ごみ分別指定袋取扱店」のシールがある市内のスーパー等で購入できます。

出す時間は「ごみは収集日の当日に出してください。当日は朝8時30分までに、所定の場所へ出しましょう。」と明記されています。前夜に出すのではなく当日の朝、8時30分までです。あわせて「袋の口は、きちんと結んで出してください。」とあるので、ハンガーのフックが袋から飛び出して口が結べない量は入れすぎ、と考えてください。収集日は地区ごとに異なるため、お住まいの地区の収集日程でご確認ください。

袋に入れるときの注意も、区分ごとに公式の言葉があります。資源ごみのページには「かみそりの刃など、鋭利なものは紙などにくるんでから指定袋で出してください。」とあり、折れて尖った針金ハンガーはこれにならって紙にくるんでおくと収集作業が安全です。プラスチックごみのページには「プラスチック以外のごみは入れないようにしてください。」「プラスチックごみ専用袋に入れる場合、レジ袋などに小分けしてごみを入れずに直接、プラスチックごみ専用袋に入れてください。」とあります。プラスチックハンガーをレジ袋にまとめてから緑の袋に入れる、という出し方は避けてください。

4. 袋に入らないハンガーラックは2つのルート

パイプハンガーの行に付いている(※注1)は、「指定袋に入らない場合は、有料で田辺市ごみ処理場・各行政局へ自己搬入されるか『特別収集』を利用できます」という注記です。背の高いラックや、分解できない大型の衣類掛けはこちらになります。どちらも無料ではありません。

自己搬入(自分で運ぶ)

搬入先は田辺市ごみ処理場と、中辺路・大塔・本宮・龍神の各行政局です。受付は田辺市ごみ処理場が平日8時30分〜16時、第4日曜日9時30分〜15時30分。行政局は平日8時30分〜16時、第4日曜日9時〜12時です。搬入できるのは「田辺市内で発生した家庭生活に伴うごみ(家庭ごみ)の持込み」で、産業廃棄物は搬入できません。受付では「マイナンバーカード、自動車運転免許証等の本人確認書類の提示」が必要です。なお各行政局への搬入は、袋に入らない粗大ごみや処理困難物に限られます。

車種 可燃物 不燃物
軽四車 950円(燃えるごみだけを搬入する場合) 1,130円(可燃物、不燃物混載の場合を含みます。)
軽四車を超え2トン車以下 1,900円(燃えるごみだけを搬入する場合) 2,260円(可燃物、不燃物混載の場合を含みます。)

手数料は1車につきの料金で、品目ごとの単価ではありません。金属のハンガーラックは「燃えるごみだけを搬入する場合」に当たらないため、軽四車なら不燃物の1,130円の側で計量されると読めます。衣替えのタイミングで他の不燃物とまとめて1回で運ぶほうが割安です。

特別収集(家まで来てもらう)

「家庭から出た粗大ごみや処理困難物を自己搬入できない方がご利用できます。」という制度で、予約制です。料金は次のとおりです。

車種 処理困難物(有料)だけの場合 処理困難物(有料)及び粗大ごみの場合
軽四車 1,370円 2,410円
小型貨物車 2,740円 4,820円

利用条件として「1軒につき1車までです。(半年間に1回のみ利用可能)」「軽四車または小型貨物車(1トン車)に全てのごみが積載できる量が対象です。」「対象のごみは2人で持ち運びができるものに限ります。」「収集の際には立会いの方が必要です。」「土曜・日曜・祝日(振替休日含む)・年末年始は利用できません。」が示されています。半年に1回しか使えないので、ハンガーラック1本のために使うより、他の粗大ごみと合わせて呼ぶのが現実的です。予約先は廃棄物処理課 0739-24-6218、大塔行政局 0739-48-0301、中辺路行政局 0739-64-0502、龍神行政局 0739-78-0820、本宮行政局 0735-42-0004です。

なお特別収集で収集できないものは、エアコン、テレビ(ブラウン管・液晶・プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4品目です。ハンガー・ハンガーラックはこの4品目に含まれません。

5. ハンガーでやりがちなNG例

  • 針金ハンガーを紫(埋立て)に入れる——金属は資源ごみ。青色の袋が正解です。
  • 金属ハンガーの被覆を苦労してはがす——「被覆されていても『資源ごみ専用袋』へ」とあるので、そのままでよい作業です。
  • プラスチックハンガーを青(資源)に入れる——プラスチック製は緑。同じ形でも材質で袋が変わります。
  • プラスチックハンガーをレジ袋に小分けして緑の袋に入れる——「レジ袋などに小分けしてごみを入れずに直接」と明記されています。
  • フックが飛び出した状態で袋の口を結ばずに出す——「袋の口は、きちんと結んで出してください。」が公式の指示です。量を減らすか、袋を分けます。
  • 前夜に出す——出すのは収集日当日の朝8時30分までです。
  • 無許可の回収業者に渡す——一般廃棄物の収集・運搬は市の許可を受けた事業者しか行えません。許可業者については廃棄物処理課に問い合わせてください。
明るい玄関先に置かれた口を結んだ青色の指定ごみ袋
写真: Yaruze / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)
担当課 田辺市 廃棄物処理課
住所 〒646-0053 和歌山県田辺市元町2291番地の6 市ごみ処理場内
電話・FAX 0739-24-6218/FAX 0739-24-4068
開庁時間 午前8時30分から午後5時15分
開庁日 月曜日から金曜日(祝日・休日・12月29日から1月3日を除く)
公式ページ 資源ごみ(青色の指定ごみ袋)/プラスチックごみ(緑色の指定ごみ袋)/ごみ分別一覧表(PDF)
確認日 2026年10月28日

よくある質問

田辺市でハンガーは何ごみになりますか。

材質で3通りです。金属製は資源ごみ(青色の袋)、プラスチック製はプラスチックごみ(緑色の袋)、分解できない複合品は埋立てごみ(紫色の袋)です。分解できる複合品は素材別に分けて指定袋で出します。

針金ハンガーは資源ごみでいいですか。

はい。分別一覧の「針金ハンガー」の行は種別が「資源」で、アドバイスは「被覆されていても『資源ごみ専用袋』へ」です。資源ごみ(青色の指定ごみ袋)のページの品目一覧にも「針金ハンガー」が載っています。

ビニールで覆われた金属ハンガーは、被覆をはがす必要がありますか。

はがす必要はありません。一覧のアドバイスが「被覆されていても『資源ごみ専用袋』へ」なので、そのまま青色の袋に入れられます。パイプハンガーの行も「金属以外の素材が付いていても可」です。

木と金属が混ざったスーツ用ハンガーはどうしますか。

一覧の複合品(※注2)の行に「分解できる場合は素材別に『分別指定袋』へ」とあります。分解できれば木は燃えるごみ、金属は資源ごみへ。分解できない場合は埋立てごみです。一覧には複合品を資源とする行もあるため、判断に迷うときは廃棄物処理課(0739-24-6218)に確認してください。

ハンガーラックが指定袋に入りません。

パイプハンガーの行に付く(※注1)のとおり、有料で田辺市ごみ処理場・各行政局へ自己搬入するか、特別収集を利用します。自己搬入は軽四車で可燃物950円・不燃物1,130円(1車につき)、特別収集は軽四車で1,370円からで予約制です。

ハンガーを数本だけ捨てたいのですが、小さい袋はありますか。

【特小】(15リットル・10枚110円)は燃えるごみと埋立てごみのみで、資源ごみ・プラスチックごみは【小】(30リットル・10枚220円)からです。数本ずつ出すより、衣替えのタイミングでまとめて出すほうが無駄がありません。

まとめ

  • 金属製・針金・パイプハンガーは資源ごみ(青)。被覆や金属以外の素材が付いたままでよい
  • プラスチック製はプラスチックごみ(緑)、分解できない複合品は埋立てごみ(紫)。分解できるなら素材別に分ける
  • 袋に入らないラックは自己搬入(軽四車 可燃物950円・不燃物1,130円)か特別収集(軽四車1,370円から・予約制)で、いずれも有料

田辺市のごみ全体の分け方は和歌山県田辺市のゴミ分別・出し方、袋に入らないものの扱いは田辺市の粗大ごみの出し方と田辺市のゴミ処理場に持ち込みにまとめています。衣類まわりでは田辺市の布の捨て方、金属の骨が入ったものでは田辺市の傘の捨て方も参考にしてください。

この記事は2026年10月28日時点の田辺市公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。収集日程や判断に迷う品目は、廃棄物処理課(0739-24-6218)か家庭用分別指定袋のページ・自己搬入のページ・特別収集のページでご確認ください。


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和歌山タイムズ編集部(株式会社Tip)
自治体などの公式情報を確認したうえで、編集部が制作しています。分別方法や収集日などは変更される場合があるため、最新情報は各自治体の公式サイトでご確認ください。運営者情報
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