使い古した包丁、「危ないからどう出せばいいのか分からない」と引き出しの奥にしまったままになっていませんか。和歌山県田辺市に引っ越してきて最初の大掃除で、刃物をそのまま袋に入れていいのか迷った、という声はよく聞きます。結論は3行です。金属の包丁は「資源ごみ(青色の指定ごみ袋)」。紙にくるんで、袋の口をきちんと結ぶ。セラミック包丁だけは「埋立てごみ(紫色の指定ごみ袋)」。この記事では、田辺市の分別一覧と資源ごみページの原文をもとに、包丁の区分・包み方・ナイフやはさみなど刃物ごとの違い・まとめて処分するときの持ち込み先と料金・やってはいけない出し方までを整理します。
この記事は2026年10月20日時点の田辺市公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。

地元民のひとこと:田辺は4分別で、包丁のように「金属が主の物」はぜんぶ青い袋です。私も最初は「刃物は危ないから埋立て?」と思い込んでいましたが、市のページには逆に「埋立ての袋に資源ごみを入れないで」と書かれています。新聞紙でぐるっと巻いて青い袋へ。これだけ覚えておけば大丈夫です。
結論:包丁は紙で包んで「資源ごみ」の青い袋へ
田辺市の「ごみ分別一覧」(2023年版・市公式PDF)には、包丁の行がこう載っています。
| 品目 | 材質 | 種別 | 出し方のアドバイス |
|---|---|---|---|
| 包丁 | 金属製・複合品(※注2) | 資源 | 紙にくるむ等危険防止措置を講じてください。 |
| セラミック包丁 | 複合品(※注2) | 埋立 | 紙にくるむ等危険防止措置を講じてください。 |
「複合品」は、一覧の注2で「金属とプラスチックを合わせた製品など、異なる材質が合わさってできた製品」と定義されています。つまり柄が木やプラスチックでも、刃が金属なら資源ごみです。柄を外す必要はありません。
市の「資源ごみ(青色の指定ごみ袋)」のページでも、出せる品目に「包丁(紙などにくるんでから)」が入っていて、注意書きに「かみそりの刃など、鋭利なものは紙などにくるんでから指定袋で出してください。」とあります。さらに「埋立てごみの分別について」のページでは、埋立ての袋に資源ごみを入れてしまう例として「素材のほとんどが金属製の製品」が挙げられ、フライパン・鍋と並んで包丁が例示されています。3つの公式ページが同じ答えなので、迷う余地はありません。
包丁の出し方 3ステップ
- 紙にくるむ。分別一覧の原文は「紙にくるむ等危険防止措置を講じてください。」です。新聞紙や厚紙で刃全体を覆い、途中でほどけないようテープで留めておくと安心です(紙の種類や巻き方の細かな指定は公式にはありません)。
- 資源ごみの青い指定袋に入れる。指定袋は【大】50リットルが10枚440円、【小】30リットルが10枚220円。15リットルの【特小】は燃えるごみ・埋立てごみ用だけで、資源ごみにはありません。袋は「田辺市ごみ分別指定袋取扱店」シールの表示がある市内のスーパー等で買えます。
- 資源ごみの収集日の朝8時30分までに出す。市は「ごみは収集日の当日に出してください。当日は朝8時30分までに、所定の場所へ出しましょう。袋の口は、きちんと結んで出してください。」と案内しています。収集日は地区ごとに違うので、市の収集日程やアプリ「さんあ~る」で確認します。

包丁1本だけなら、缶・びん・鍋など他の資源ごみと同じ袋に入れて構いません。「包丁だけ別の袋に」という指示は公式にはありません。袋の外に「キケン」などと書く決まりも田辺市の案内には無く、紙で包むことが唯一の条件です。4分別の全体像は田辺市のゴミ分別・出し方の記事にまとめています。
ナイフ・はさみ・かみそり…刃物別の区分早見表
包丁と一緒に処分することが多い刃物・調理器具を、分別一覧の行のまま並べます。
| 品目 | 材質 | 種別 | 出し方のアドバイス |
|---|---|---|---|
| ナイフ | 金属製・複合品 | 資源 | 紙にくるむ等危険防止措置を講じてください。 |
| 刃物類 | 金属製・複合品(※注2) | 資源 | 紙にくるむ等危険防止措置を講じてください。 |
| かみそり(電気式・替え刃) | 金属製・複合品(※注2) | 資源 | 紙にくるむなど危険防止措置を講じてください。 |
| ひげそり(替え刃) | 金属製・複合品(※注2) | 資源 | 金属以外の素材が付いていても金属製容器等に入れて「資源ごみ専用袋」へ |
| はさみ | 金属製・複合品(※注2) | 資源 | 金属以外の素材が付いていても可 |
| カッターナイフ | 金属製・複合品(※注2) | 資源 | 金属以外の素材が付いていても可 |
| のこぎり | 複合品(※注2) | 資源 | 金属以外の素材が付いていても可 |
| 鎌 | 複合品(※注2) | 資源 | できるだけ分解して出してください。 |
| おろし器 | 金属製 | 資源 | 金属以外の素材が付いていても可 |
| おろし器 | セラミック製 | 埋立 | (記載なし) |
| セラミック包丁 | 複合品(※注2) | 埋立 | 紙にくるむ等危険防止措置を講じてください。 |
| まな板 | 木製 | 可燃 | (記載なし) |
| まな板 | プラスチック製 | プラ | (記載なし) |
ポイントは2つ。金属の刃物は全部資源ごみで、セラミック(陶磁器)の刃だけ埋立てごみです。はさみの行には「紙にくるむ」が書かれていませんが、資源ごみページの品目一覧では「はさみ(紙などにくるんでから)」となっているので、包丁と同じように包んでおきます。ひげそりの替え刃は「金属製容器等に入れて」という独自の指示があり、空き缶などに入れてから青い袋へ出します。
なお、砥石・ピーラー・スライサー・なた・斧・包丁研ぎ器は分別一覧に行がありません。材質で読み替えるのが基本ですが、確信が持てなければ廃棄物処理課(0739-24-6218)に聞くのが早いです。
粗大ごみ扱いになる?まとめて処分したいとき
包丁の行には「指定袋に入らない場合は…自己搬入か特別収集」という注1が付いていません。家庭用の包丁は小さいので、何本あっても青い指定袋に入れば定期収集で出せます。粗大ごみ扱いや品目別の手数料はありません。
実家の片付けなどで鍋・フライパン・刃物類が一度に大量に出る場合は、田辺市ごみ処理場への自己搬入が使えます。詳しくは「指定袋に入らないごみの処理方法について(自己搬入の場合)」と、当サイトの田辺市のゴミ処理場に持ち込みの記事をどうぞ。
| 施設 | 搬入できるもの | 受付日時 | 手数料(1車につき) |
|---|---|---|---|
| 田辺市ごみ処理場(田辺市元町2291番地の6) | 田辺市内で発生した家庭生活に伴うごみ(家庭ごみ) | 平日 8時30分〜16時/第4日曜日 9時30分〜15時30分 | 軽四車(徒歩、自転車、単車を含む):可燃物950円(燃えるごみだけを搬入する場合)/不燃物1,130円(可燃物、不燃物混載の場合を含みます。) |
| 各行政局(中辺路・大塔・本宮・龍神) | 袋に入らない粗大ごみや処理困難物以外は搬入できません | 平日 8時30分〜16時/第4日曜日 9時〜12時(龍神行政局管内は第4日曜日は龍神リサイクルセンター) | 同上 |
包丁は資源ごみなので「燃えるごみだけを搬入する場合」の950円には当たらず、1,130円の側になると読めますが、公式ページに資源ごみ単独の記載は無いため受付で確認してください。軽四車を超え2トン車以下は可燃物1,900円・不燃物2,260円、2トン車を超える車両は搬入できません。受付ではマイナンバーカードや自動車運転免許証などの本人確認書類の提示が必要です。自分で運べない方向けには予約制の「特別収集」(廃棄物処理課 0739-24-6218)もありますが、袋に入る包丁のためだけに使う制度ではありません。粗大ごみ全般の流れは田辺市の粗大ごみの出し方にまとめています。
やってはいけないNG例
- 紫の埋立てごみ袋に入れる。市は「埋立てごみ指定袋の中に誤って資源ごみを入れて出している場合が見受けられます。」と注意しています。金属の包丁は青い袋です。
- むき出しのまま袋に入れる。「紙にくるむ等危険防止措置」は市の指示です。袋を突き破ると、運ぶ人がケガをします。
- 燃えるごみ(赤い袋)に混ぜる。柄が木でも、刃は金属なので資源ごみです。木のまな板は可燃ですが、包丁と同じ袋にはしません。
- セラミック包丁を青い袋に入れる。セラミック包丁は「埋立」です。白い陶器の刃なら紫の袋へ、こちらも紙にくるみます。
- トラックで巡回する回収業者に渡す。市は「悪質な不用品回収業者に注意!」のページで「一般廃棄物の収集・運搬は、市区町村に許可を受けた事業者しか行うことができません。」「許可を受けていない事業者が料金を請求することは違法」と案内しています。相談は自治振興課(0739-26-9911)です。
| 担当課 | 田辺市 廃棄物処理課 |
|---|---|
| 住所 | 〒646-0053 和歌山県田辺市元町2291番地の6 市ごみ処理場内 |
| 電話 | 0739-24-6218(FAX 0739-24-4068) |
| 開庁時間 | 午前8時30分から午後5時15分(月曜日から金曜日、祝日・休日・12月29日から1月3日を除く)※電話の受付時間は公式に記載なし |
| 公式ページ | ごみ分別一覧(PDF)/資源ごみ(青色の指定ごみ袋)/家庭用分別指定袋 |
| 確認日 | 2026年10月20日 |
よくある質問
包丁は何ごみですか?
金属の包丁は資源ごみ(青色の指定ごみ袋)です。分別一覧の指示どおり「紙にくるむ等危険防止措置」をして、袋の口を結んで資源ごみの収集日に出します。
柄が木製やプラスチックの包丁も資源ごみですか?
はい。分別一覧の包丁の材質欄は「金属製・複合品(※注2)」で、複合品は「異なる材質が合わさってできた製品」の意味です。柄を外さず、そのまま紙にくるんで青い袋へ出します。
セラミック包丁はどうしますか?
セラミック包丁は分別一覧で「複合品(※注2)/埋立」です。紫の埋立てごみ専用袋に、金属の包丁と同じく紙にくるんで出します。セラミック製のおろし器も埋立てです。
紙に包んだあと、袋に「キケン」と書く必要はありますか?
田辺市の公式案内には、袋への表示に関する指示はありません。求められているのは「紙にくるむ等危険防止措置」だけです。心配なら書いても差し支えはありませんが、必須ではありません。
錆びた包丁や折れた包丁、砥石は?
分別一覧の包丁の行に、錆や破損による区別はありません。刃が金属なら紙にくるんで資源ごみです。砥石は分別一覧に行が無いので、廃棄物処理課(0739-24-6218)に確認してください。
まとめ
和歌山県田辺市の包丁は、紙にくるんで資源ごみ(青色の指定ごみ袋)へ。柄の材質は関係なく、刃が金属なら資源ごみです。セラミック包丁だけは埋立てごみ(紫色の指定ごみ袋)で、こちらも紙にくるみます。袋に入る限り粗大ごみ扱いにはならず、大量にあるときは田辺市ごみ処理場への自己搬入が使えます。
この記事は2026年10月20日時点の田辺市公式サイトの情報に基づいています。制度は変わるため、最新は公式でご確認ください。




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